GW突入前。

2001年4月27日
なにか知らないけれど疲れてます。
『白夜行』はどうもあれから後味が悪くて読み進めていません。

本日購入した本は
・吉田直 『トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars』 角川スニーカー文庫
・吉田直 『トリニティ・ブラッド Rage Against the Moons』 角川スニーカー文庫
・賀東招二 『フルメタルパニック 終るデイ・バイ・デイ 上、下』 富士見ファンタジア文庫

トリニティ・ブラッド。結構有名らしいです。近未来、大災厄後の世界で吸血鬼と人間勢力(教皇庁)の戦いを描く・・・んですがはっきり言ってつまらなすぎ。
まずキャラクターに魅力が無い。主人公はのほほん系で韜晦しまくりの吸血鬼なんですが、あまりにも類型的。お前は水戸黄門かってな具合であざと過ぎです。悪役も格好良くない。Reborn on the Marsについて言えば悪に走る動機が安易過ぎ。しかもそれを魅力的に見させる筆力も無い。ヤングアダルトの典型のようなキャラ萌え小説のクセにこのキャラクターの魅力の欠如は何でしょう。設定も良くあるパターンなんだからもう少し奥深く書くべきなのに教皇庁の首脳陣がこれまたバカ過ぎ。どうしましょう、これ。
ってかヤングアダルトを読むのに自分が年を食いすぎたって事でしょうか(笑)。中学生だったら萌えられるのかな、多分ってな感じです。
久しぶりに金を損したと思う本でした。

フルメタルパニックでも読んで口直ししよう…。

コメント

鴉

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