ヒマな時には。

2001年8月17日
また日にちが空いてしまいました。
何時の間にかカウンタも4000回ってました。
いつも読んで戴いてる方はどうもありがとうございます。拙い日記ですが。

なんて謙遜して良い人を装いつつ。

水曜は母親につかまり箱根の温泉まで運転手をやって来ました。まあ、自分も入ったのですが。箱根湯元の日帰り温泉なんですが露天風呂に東屋があって、周りは木々に囲まれてて、ゆっくり風呂につかった後にでれっと寝っ転がってると最高だったり。
帰りに小田原の『田毎』と言う店で蕎麦を食べてきました。ここ独特なのが大根おろしとすり胡麻のたっぷり入った器につゆを入れて、蕎麦をつけて食べるのです。これがつゆと絡まって大根おろしのさっぱりとすり胡麻のまったりした味が合わさって中々美味しいのです。良いつゆさえあれば家でも出来そう。今度試してみようと言う事で帰って来ました。

ついでにビデオ屋で『アヴァロン』と『グリーンディスティニー』を借りて来ます。
『グリーンディスティニー』はアジア映画の大作として結構騒がれたので説明は不要でしょうが、ストーリーがあるような無いような映画でした。話があちこち飛びすぎて焦点が何処にあるのか良く解りません。私は見終わって一言。「我侭娘のお騒がせ話?」
でもこの映画、アクションは笑わせてくれます。とにかく人が飛びます(笑)。ワイヤーアクションと言うのでしょうか。登場人物がアクションシーンで重力を無視して飛び回ってます。ラスト近くの竹林での戦いのシーンは笑いを通り越して感心しました。
竹林を縦横無尽に飛び回るシーンはその動きの不自然さを通り越して鮮やかでした。純粋にアクションを楽しむ映画かと。

『アヴァロン』はかの押井守監督がポーランド軍、政府の全面協力を得て撮影した実写映画。仮想現実ゲームの中で戦う腕利きの女性がゲームに潜む謎を明かして行く、と言う説明で良いのか悪いのか。
ストーリーはとにかく押井さんらしく難解です。
見所はポーランド軍の全面協力の元で撮られた戦車やハインドなどの戦闘シーンですが免疫の無い人は最初から引きそう。ま、免疫の無い人がわざわざこの映画は見ないでしょうから良いか。
映画内のゲームの内容は現代風にアレンジしたウィザードリィ。用語とかもウィザードリィを知っていればにやっと出来ますが、いかにもマニア向け。
そこここに出てくるシーンもいかにも押井映画。これ、実写でやる必要があったのかな、とも思います。ま、私的にはふんふん、と言いながら見てましたが、いかにも客を選ぶ映画ですね。

読書の方は浅田次郎の壬生義士伝の上巻を読了。さすが浅田次郎、読ませてくれます。新撰組諸士取扱役兼監察吉村貫一郎を様々な角度から見ながら新撰組とは、武士道とは、人の生き方とは、を探って行きます。
吉村の生き方を様々な隊士から語らせる事によって、人の見方、捉え方と言うのがここまでに一様でないのか、人の評価と言うものの多様さ、難しさを考えさせられる一冊。下巻でどう話を納めるのか、楽しみです。

最後に本日購入の本
・上遠野浩平 『わたしは虚無の月に聴く』 徳間デュアル文庫

上遠野浩平のデュアル文庫2冊目です。内容等は読了後に出きれば。

それでは。

コメント

鴉

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