17時30分開演で地元のシネコンで「ロード・オブ・ザ・リング」を見て来ました。

客の入りは370余席のうち3/4くらい。
まあ、先行だしこんなもんかな、と思いつつ画面に見入りましたが・・・最初のモブシーンから掴まれまくりでした。
ホビット庄での祭りや黒の乗手の不気味さ、モリアのダンジョン、ニュージーランドの自然を取り込んでCG合成したファンタジックな映像には圧倒的ものがありましたね。素晴らしい出来だと思いました。
キャスティングはガラドリエルを除けばある程度満足。ボロミアとアラゴルンがかなり似ていて判別に苦労しますけど(笑)。ガラドリエル役はもう少し綺麗な女優さんにやって欲しかったかも。
格好良かったのはボロミア、アラゴルン、レゴラスかな。
印象に残ったのはフロドが黒の乗手に追われるシーンの緊張感、指輪を嵌めた際の世界の描写、モリアのダンジョンでの一連のシーンはまさに圧巻でした。ガンダルフvsバルログのシーンはイチオシです。
とにかく三時間の長丁場もあっと言う間に過ぎていきました。

と言っても不満は出るもので。

難はかなりストーリーを端折っているので、あらゆる所で話に説明不足な所が出てきてしまう所。
フロドとサムの主従関係とかドワーフとエルフの不仲とか。
まあ、これは長編二冊分の物語を三時間に纏め上げるにはしょうがない所でしょう。

それからこの映画が三部作の第一部だと言う事があまり知られていない所。
指輪物語は「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」の三部から成り立って居て、今回は「旅の仲間」のストーリーを扱っています。
今回の第一部はかなりこれから、って所で終わるので映画館でも「なんでこんなところで終わるんだ?」と言う声が結構多いようです。
今回の第一部はまさに壮大なプロローグと言った所で、それを承知しないで見に行くと確かにそう言う感想になるでしょう。

オススメの見方としては事前に指輪物語の粗筋と地図を頭に入れてから見る事。これですね。
予備知識として以下のページをご紹介して置きます。

人物紹介
http://www.asahi-net.or.jp/~BT7T-TNMR/roles.html
地図
http://www2a.biglobe.ne.jp/~haseo/index.htm
あらすじ
http://www07.u-page.so-net.ne.jp/rf6/atyami/yubiwa3.htm

見る前にパンフをざっと見て置くだけでも違うかな、と。

賛否両論がある映画ですが、自分的にはとても楽しめました。まあ、どの作品にも言える事ですが、この作品も見るなら劇場へ行って見て欲しいと思います。

それではこのあたりで。

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鴉

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