今日の日記

2002年8月28日
仕事の合間に本屋に寄る。

塩野七生のローマ人の物語の文庫版6巻、7巻が出ていた。今回はポエニ戦争後カエサル登場以前。グラックス兄弟の改革からマリウス・スッラの対立と内戦までを扱う。
版図が巨大化するに従って外敵に対して一つにまとまっていたローマの社会そのものが大きく変動し、そのひずみが内乱となって現れる。帝政を生み出す直前のローマ共和国の混迷の時代である。
一応、世界史専攻なので歴史の流れについては年表くらいは頭に入っているのだが、その認識とこの本を読んで受ける感想は大分違う。
年表に連なる無味乾燥にも思える法律や人物の名前が生き生きと動き出して行く。
これが歴史モノを読む醍醐味と言う物だろう。

閑話休題。

今日笑ったネタ。
http://www.geocities.co.jp/Playtown/5583/swf/kokugo.html
ナイス(死語)


コメント

鴉

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