今日の日記

お疲れ様です。
仕事が忙しくなるとぱったり更新が止まります。
正月いかにヒマだったかが良く解るような更新履歴です。イヤイヤ。

えー、漫画はヒカルの碁20巻くらいしかチェックしてません。
小説は昨年から積んでいるものをゆっくりと読み出し。

『さみしさの周波数』　著：乙一　角川スニーカー文庫
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&;id=31070678

デビュー当初から評価が高く、各所で話題となり、昨年はハードカバーの『GOTH　リストカット事件』で世間一般にもその名を轟かした乙一ですが、私はこの本が初見になります。
いや、この人、ホラーで売ってるって印象があって、私、ホラー苦手なんですよ。
で、敬遠してたんですが、今回読んでみて、ああ、人が騒ぐにはそれなりの理由がある。と実感しました。
乙一の作品の中ではあまり評価の高くないこの本ですが、私のような入り初めとしてはこのあたりのあたりさわりのないところからで良かったのかもしれません。
内容はあっさりしたものですが、やはり文章が上手い。感情表現、情景描写ともにすんなりと心に染み入ると言うのはなかなか出来ない事です。
他の作品も読みたくなりますね。はい。

そう言えば週間ジャンプでも小畑さんが絵を書いて前・後編で乙一原作の話が載りましたね。
あちらの方はイマイチでしたが、読ませて余韻を持たせる形の作品は映像にしてしまうと大抵なにそれ、で終わってしまうものです。ましてや漫画ですからね。

『海賊島事件』　著：上遠野浩平　講談社ノベルス
http://www.jbook.co.jp/product.asp?ISBN=4061822829
このシリーズは私的にはどうもイマイチな感じだったのですが、今回のこの作品はこのシリーズの中ではピカイチ。見事にエンターテイメントしています。読んで、面白かった、と素直に言えた作品。
去年これを読んでいればライトノベル大賞にはこれを入れたかも知れません。
緊張感、コンゲーム、そして見事な幕引き。
上遠野浩平の久々のヒットと言えるのではないかと。

俺ニュースさんから便利そうなツール。
エクスプローラのファイル表示方式を固定するソフト。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2003/01/08/okiniiri.html
これ、ファイルの整理とかしてると確かにフォルダ毎に変って直らなかったりしてムカつくんですよ。
痒い所に手が届く。イイ感じです。