ISBN:4840227004 文庫 高橋 弥七郎 メディアワークス 2004/06 ¥620
今や『灼眼のシャナ』シリーズの方が有名な高橋弥七郎ですが、デビューはA/Bエクストリームと言うSFアクション小説でした。
二冊まで出たA/Bは一部で好評を持って迎えられたものの、その後シャナの人気に押されて続編はずっとお蔵入りの状態でした。
そして2年のブランクと共にようやくシリーズ最新刊の登場となったのが、このアプラクサスの夢です。
前作から設定等を引継いでいるものの、単独でも読める構成となっています。久しぶりのA/Bの内容はと言うと・・・少しパワーダウンしたかなぁと言う印象。今回はイマイチ『ディビジョン商会』の各キャラが立ちきれて居なかったと言うかストーリー先行がちでキャラ描写が置いてかれてしまったかなと。これでシリーズが数ヶ月おきに出ているならばすんなり読めるのでしょうが、なにせ二年ぶり。もう少し各キャラに感情移入できるようなエピソードが欲しかった・・・と思うのは贅沢でしょうか。とは言っても構成自体は十分にしっかりしていますし、各キャラともに見せ場もあるので、まあそのあたりは期待を裏切らない出来とは言えるでしょうか。
やはり一度シリーズを読み直してみる必要があるなと決心した待望の一作でした。
デキる奴らが事件に挑む、SFアクションストーリー!
異空間に巣食う化け物退治を生業とする「ディビジョン駆除商会」のアンディーとボギー。突如現れ、音もなく消え去った『ファントム』と呼ばれる化け物を追ううちに、赤いパラソルを持つ少女の存在が浮かび上がってきて……。
奇才・高橋弥七郎が放つSFアクションストーリー、ついに登場!
http://shop.mediaworks.co.jp/ds_item.php?isbn=4-8402-2700-4
今や『灼眼のシャナ』シリーズの方が有名な高橋弥七郎ですが、デビューはA/Bエクストリームと言うSFアクション小説でした。
二冊まで出たA/Bは一部で好評を持って迎えられたものの、その後シャナの人気に押されて続編はずっとお蔵入りの状態でした。
そして2年のブランクと共にようやくシリーズ最新刊の登場となったのが、このアプラクサスの夢です。
前作から設定等を引継いでいるものの、単独でも読める構成となっています。久しぶりのA/Bの内容はと言うと・・・少しパワーダウンしたかなぁと言う印象。今回はイマイチ『ディビジョン商会』の各キャラが立ちきれて居なかったと言うかストーリー先行がちでキャラ描写が置いてかれてしまったかなと。これでシリーズが数ヶ月おきに出ているならばすんなり読めるのでしょうが、なにせ二年ぶり。もう少し各キャラに感情移入できるようなエピソードが欲しかった・・・と思うのは贅沢でしょうか。とは言っても構成自体は十分にしっかりしていますし、各キャラともに見せ場もあるので、まあそのあたりは期待を裏切らない出来とは言えるでしょうか。
やはり一度シリーズを読み直してみる必要があるなと決心した待望の一作でした。
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