ISBN:484011126X 文庫 高殿 円 メディアファクトリー 2004/07 ¥609
強大な力を秘め、世界の命運を分けるとも言われる「銃姫」。その行方を追い求め、旅を続ける三人がいた。「魔銃士」の少年セドリックとその姉、エルウィング、そしてテロリストの少女、アンブローシアである。北の山間の田舎町に滞在中、セドリックはある事件をきっかけに自分の「力」に自信が持てなくなってしまう。魔法強化のため、大都市の「王立魔法図書館」へと向かうセドリック。そこで出会った露天商の男から、意外な話を聞くことになるが……!?
http://www.mediafactory.co.jp/cgi-bin/bunkoj_detail.cgi?id=1637
と言う訳で銃姫は表紙の女性じゃないので気をつけて。セドリックを巡る三角関係勃発か?と思いきや真面目な話に入ってしまったので少々がっかり。
でも新たなキャラが出てきたり国際情勢がきな臭くなってきたりでいよいよストーリーは膨らんでいく感じ。セドリックも今回は魔法が使えなくなると言う挫折を経験して滅法強いばかりの主人公と言うパターンをしっかりと脱却。展開としては良い感じなんじゃないでしょうか。新キャラのバロット&ギースも中々良い味を出しており、今後の展開がますます楽しみになってきました。
久しぶりに続編の気になるシリーズ物になったかなと言う感じです。

コメント

鴉

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