◎ GOSICK 4
2005年1月14日 読書
ISBN:4829162880 文庫 桜庭 一樹 富士見書房 2005/01 ¥588
ストーリーもしっかりとミステリしており、キャラクターもそれぞれ立っている。ヒロインのヴィクトリカやサブヒロインのアブリルはそれぞれ可愛らしくついついにやけてしまうようなシーンもてんこ盛り。ミステリとゴシックとボーイ・ミーツ・ガールの要素がバランス良く含まれた良作である。
また今回もヴィクトリカの存在の秘密が少しづつ明らかにされており、こじんまりとした箱庭風ミステリから一転、田中芳樹言う所のルリタニア・テーマ的な冒険の予感がしてこれからも目が離せない。
小説の出来もさる事ながら武田日向のイラストが素晴らしい。このイラストのおかげで小説の魅力がさらに増している。個人的にはフリルボールとかこの人誰とかもうやられっぱなし。巻頭のカラーイラストの美麗さにも目を魅かれる。
個人的趣味ではあるがこのシリーズは本当に好み。
是非手にとってイラストだけでも見てみて戴きたい。
ヴィクトリカの存在の謎の一端が明らかに!?今回の話はある錬金術師の話。おとぎ話と現実が錯綜してくらくらとする幻惑感を味わう中に、各キャラのくすりとするエピソードが盛られており、心地良くテンポ良く話を読み進めて行ける所は相変わらず素晴らしい。
今回は、ソヴュールに過去に君臨した錬金術師の謎を、一弥とアブリル、そしてヴィクトリカとセシルが二手に分かれて追いかけるというお話。数十年前、王国ソヴュールに風のように現れ、政治を裏から操った一人の錬金術師がいた。その名をリヴァイアサン。生死不明のまま歴史の舞台から去った彼の手記をヴィクトリカは図書館塔の中から発見する――。前作に引き続いて、囚われの姫ヴィクトリカの出自の一端が明らかになります。
http://www.kadokawa.co.jp/fujimi/mystery/search.php?pcd=200410000325
ストーリーもしっかりとミステリしており、キャラクターもそれぞれ立っている。ヒロインのヴィクトリカやサブヒロインのアブリルはそれぞれ可愛らしくついついにやけてしまうようなシーンもてんこ盛り。ミステリとゴシックとボーイ・ミーツ・ガールの要素がバランス良く含まれた良作である。
また今回もヴィクトリカの存在の秘密が少しづつ明らかにされており、こじんまりとした箱庭風ミステリから一転、田中芳樹言う所のルリタニア・テーマ的な冒険の予感がしてこれからも目が離せない。
小説の出来もさる事ながら武田日向のイラストが素晴らしい。このイラストのおかげで小説の魅力がさらに増している。個人的にはフリルボールとかこの人誰とかもうやられっぱなし。巻頭のカラーイラストの美麗さにも目を魅かれる。
個人的趣味ではあるがこのシリーズは本当に好み。
是非手にとってイラストだけでも見てみて戴きたい。
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