世界の中心、針山さん ○
2005年10月11日 読書
ISBN:484023177X 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2005/10 ¥683
自分的な評価としては としれじぇ>魔法少女>光の勇者 で最後の中篇は予定調和にさせすぎでないかい、という感じ。なんでも纏めちゃわないと気がすまないのは成田作品らしいけれど。光の勇者などは短編のままだった方が良かったかもしれない。
としれじぇがインパクトがあっただけに次第に期待はずれになってしまったのが残念。
針山という一人の凡人、彼は一体──!?と、文庫紹介には書いてありますが実際には針山さん、殆ど出てきません。四篇からなる短中篇集。成田作品にしては珍しくバッドエンドの話が掲載されていて、ファンの中では少し事件でしたが書き下ろしの中篇で全てハッピーエンドになっている所がさすが成田。
埼玉県所沢市を舞台に巻き起こる様々な出来事。斧男が巻き起こすベッドの下の都市伝説、いきなり天井を破って舞い降りた魔法少女、自らを勇者と名乗る住人たちが忽然と消えた孤島、そして、様々な人々が絡み合う悲劇の結末──。
それら全ての事件には必ず一人の人物が絡んでいた。その人の名は針山真吉。憎めない顔をしていて、眼鏡以外にほとんど特徴のない普通の人。四人家族の主。そんな彼が何故に毎回事件に巻き込まれるのか? 果たして針山さんとは何者なのか? そして、世界の中心には何があるのか──!?
人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、文庫化決定!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#8
自分的な評価としては としれじぇ>魔法少女>光の勇者 で最後の中篇は予定調和にさせすぎでないかい、という感じ。なんでも纏めちゃわないと気がすまないのは成田作品らしいけれど。光の勇者などは短編のままだった方が良かったかもしれない。
としれじぇがインパクトがあっただけに次第に期待はずれになってしまったのが残念。
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