ISBN:4840231729 文庫 時雨沢 恵一 メディアワークス 2005/10 ¥599
空には、暖かい午後の太陽が浮かんでいました。なだらかで大きな丘を登った時、丘の向こうが見えた時、キノは驚きの声を出しました。「あれ? なんでだろう」急ブレーキをかけられて止まったエルメスも、「おや」やっぱり驚きました。そこには国がありました。広い草原に、城壁が見えました。白い城壁が、大きな円を描いていました。――キノとエルメスが辿り着いたのは、城壁が続く大きな国。そこに国があるとは聞いていなかったので驚きつつ、入国するための門を探して走り続ける。しかし…。(『城壁の話』)他『記録の国』『作家の旅』『電波の国』など、全15話を収録。口絵(カラーページ)三つ折ポスターも含めて14p! もちろん黒星紅白が描き下ろすイラスト満載! そして、注目の「あとがき」今回はナント──!? (お楽しみに)
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#1
久しぶりだなと思えばなんと一年ぶりの新刊です。キノの旅。今回も15編、好みが分かれる所ではありますが自分的には『電波の国』『自然保護の国』『説得力?』くらいが面白かったかな。後は少々パンチ不足というか。やはりこの手のショートストーリーで9巻ともなると厳しいのでしょうが看板シリーズではありますし、頑張って欲しいものですね。

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鴉

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