ISBN:4086008238 文庫 今野 緒雪 集英社 2006/10 ¥440
バレンタインを間近に控えて瞳子は…!?
生徒会役員選挙が終わったリリアン女学園。瞳子が立候補した理由を、祐巳と乃梨子は考えていた。一方、スキーから帰ってきた柏木は、祥子と話をする。柏木は、祐巳と祥子のことを気にしていたが…。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-08-600823-8
久しぶりの更新・・・。色々読んではいるのだが。で、マリみての最新刊です。
ひっぱりにひっぱる瞳子・裕巳のスール問題ですが今回では瞳子の過去も含めて漸くそれらしい展開が。いよいよ次巻あたりで決着が付きそうですが、今度は直ぐに卒業式なんですよね。
シリーズが続くのかどうかも含めてさてさて。
まあ某事件を発端としてMixiがユーザアカウントを大量削除に踏み切ったらしいですが。

http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20061009/1160332525

From たまごまごごはん/まなめはうす

正直、Mixiの日記はバックアップが取れないし、アカウント削除も警告無しで行きなりやられるとなると使用者としては不安が募ります。今の内に面倒だけど手動でお酒関連の日記だけバックアップとっておくかな。
其の点、DairyNoteはメールでバックアップ取れてますしね。

Mixi側も上場して株売り抜けて儲けた後だけに容赦ないなと言う意見がありますが。はてさて。

普通の世間一般でとても言えないような物言いをネット上で個人名付きで堂々と世界に公開しておられるようなライトユーザな方々へは良い教訓・警句となるんでしょうが。
ISBN:4061825089 新書 京極 夏彦 講談社 ¥1,680
連続する毒殺事件にあの男は……?
「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「――自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和28年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱(こまね)く中、ついにあの男が登場する!「邪(よこしま)なことをすると――死ぬよ」
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1824384&;x=B
舞台が平塚大磯なのは良いんですが殆ど具体的な描写が出てこないので態々大磯にする必要があったのかな、とか思いながら。

作品自体については随分地味にミステリしてたのではないかな。と思います。なにしろ長いので一気に読めず、また何時もながら登場人物の構成が複雑なので、途中で人物相関図とか纏めながら読んでました。
とかく今回は普通、と言う印象があります。
シリーズの主要メンバーのうち、今回の主役が青木と益田と言うのですからまあ地味にも普通にもなりましょうか(笑
榎木津も木場も登場はするものの暴れないですしね。京極堂も出番が少ないので薀蓄も少なめ。

でも警察内部の話は中々興味深く読めました。山下も随分成長しちゃってて頼もしいですし。

最後の京極堂の憑き物落しも今回は経緯の説明に努めるだけで地味。

初めから終わりまで地味な展開でしたがラストは中々良かった。シリーズファンからすると物足りないのかも知れませんがミステリとして見ればそこそこ良かったのではないですかね。まあ満点とは言いませんが。
ISBN:4840235899 文庫 渡瀬 草一郎 メディアワークス ¥725
渡瀬草一郎が紡ぐ壮麗なSFファンタジー。シリーズ堂々完結!
 ラトロアの議員達との会談に臨んだフェリオとウルク。元首・ジェラルドとの論戦は、他の議員達を巻き込んで白熱し、やがてラトロアの暗部を暴き出すに至る。
 しかし紛糾する議論の裏側では、その時、メビウス達の手によって、一つの異変が起こされつつあった。 突如、首都ラボラトリに現れた漆黒の空間──死の神霊(アービタ・スピリット)を奉る六番目の神殿、“終末の黒い神殿”。古の書に記されたその忌まわしき存在は、この星の命運をかけた最後の戦いへと、フェリオ達をいざなう──! シリーズ最大のボリュームで贈る最終巻!!
【電撃文庫公式HP】http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/index.php
綺麗に纏まり過ぎてそれはそれでどうなんだと言う感じなのですが、まさに王道の大河ドラマが見事な完結。
盛り上がるだけ盛り上がりましたし、最後はそれぞれが収まる所に収まって、まあなんと言いますか大団円。
文句の付け所が無いのが小憎らしいくらいにきっちり纏めて来ました。さすがと言うべきでしょうか。強いて言えば纏まりすぎて意外性や面白味が足りないよ!修羅場は!?
でもラストシーンではさすがにじーんと来ましたよ。
本当に長かったようであっと言う間だったなぁ空鐘。
クセの無いさらっとした感じの爽やかな大作でした。
アニメ版 BLACK LAGOON15話「Swan Song at Dawn」
http://anime.goo.ne.jp/contents/tvanime/ATVNTPDgentvbll2/3/index.html

良い出来だった。双子の末路は元々原作でも印象的なエピソードだったが、黎明のヘンデルの死と、グレーテルとロックの短い旅路での語らい。そして青空の下でのあまりにあっけない終末。映像だけにそのあっけなさと空の青さがより印象的且つ効果的だ。

挿入歌である"The World of Midnight"も素晴らしい。この歌の来歴については製作日記に詳しい。
http://blog.geneon-ent.jp/blacklagoon/2006/10/post_5640.html

双子の演技も堂に入ったもので某2ch声優板のグレーテル役声優、金田朋子スレでは絶賛の声も出たらしい。
http://blog.livedoor.jp/blur66430/archives/cat_50001645.html

久しぶりに単体の一話としてクオリティの高い作品を見た気持ちだ。
鴉

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