滅びのマヤウェル―その仮面をはずして ◎
2005年11月7日 読書
ISBN:4086302586 文庫 岡崎 裕信 集英社 2005/09 ¥580
と、キャラを絞った分、それぞれのエピソードはしっかりと書き込まれ躍動感と感情移入を促進。前半パートの3人のほのぼのとした掛け合いが楽しく、それゆえに少々唐突とも思える後半一気の展開にも乗り遅れずについていける。
三者がそれぞれに暗い葛藤を持ち、その葛藤をぶつけ合い、そして至るラスト。丁寧なキャラクター描写がこの余韻を残してくれるのでしょう。良い作品でした。
既に12月には続刊の発売も決定していますがこの一巻に匹敵する作品にするのは大変そうです。楽しみに待ちましょう。
少女たちの真実は!? 伝説の黒魚vs.四大竜王!基本的に出てくるキャラクターは3人のみ。主人公ユーキと幼馴染の女の子玉樹、そして突然の出会いと共に同居する事になった真綾。学園を舞台にしたほのぼの三角関係コメディかと思いきや、後半になって怒涛の展開。しかも中心のユーキは実は・・・。
誰にも言えない秘密をもつ高校生ユーキ。それを知った真綾は、ユーキと同居する事に。だが、黒い奇妙な影が街中にあふれる時、世界は裂け、学園は戦場と化す! 第4回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞受賞作。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-08-630258-6&mode=1
と、キャラを絞った分、それぞれのエピソードはしっかりと書き込まれ躍動感と感情移入を促進。前半パートの3人のほのぼのとした掛け合いが楽しく、それゆえに少々唐突とも思える後半一気の展開にも乗り遅れずについていける。
三者がそれぞれに暗い葛藤を持ち、その葛藤をぶつけ合い、そして至るラスト。丁寧なキャラクター描写がこの余韻を残してくれるのでしょう。良い作品でした。
既に12月には続刊の発売も決定していますがこの一巻に匹敵する作品にするのは大変そうです。楽しみに待ちましょう。
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