今年の竹鶴35年

2005年11月22日 趣味
今年の竹鶴35年
さて、今年もニッカのウィスキーの最高峰とも言える竹鶴35年が発売された。特価イベント中との事でえらく久しぶりに青山のニッカブレンダーズバーにお邪魔した。

アサヒの扱うジムビーム系列のバーボンのボトルがずらっと並んでいる。なんとなく場違いなような気もするが、取りあえずバーボンソーダをグランダッドでお願いして咽喉を潤した後に竹鶴35年を戴く。

一口目はなんともあっさりとしたもので、とろっとした舌触りを少し感じた後にあまり印象も無くすっと消えていく。スムースにも程があると思い、暫く待つ事にした。
30分を越えると香りには穏やかな甘さの奥からトロピカルフルーツの好ましい香りが立ち始める。
飲むとシルキーなボディの奥に余市由来だろうハイランドの骨太の風とピーティさをゆったりと感じ始めた。
結局賑わう中を1時間くらいちびちびと味わっていた訳だが、結論として、飲めば飲む程、美味い酒。飲んでも飲んでも飲み飽きない酒。なのであろう。さすがニッカブレンデットの最高峰と言う事だろうか。是非夜を徹してボトルを飲み干したい・・・と思い始めている自分が居た。
まあ買えませんけどね・・・。

空のグラスに未練を残しながら今の所、一番新しい1992のシングルカスク余市を戴く。新樽のこのカスクは62度の度数の高さを感じさせないスムースさ。香りはモルティ。オークのフレッシュなウッディさが強い。うーん、この直截な新樽のウッディさが最近少し苦手なのだ。ちと好みではない。

来月は余市と宮城峡から3本づつのシングルカスクがリリース、マイケルジャクソン氏の選んだボトル?も登場するとの事。また来年一月には昨年のシングルモルト余市1984の後継、1985がリリースするそうだ。
1985には正直あまり期待はしてないが、年末のシングルカスクに期待したい。

コメント

鴉

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