ISBN:4044710058 文庫 十文字 青 角川書店 2005/12/28 ¥650
"エルデンの突如現れた謎の人物ルイ。自称“ベストセラー小説家”のその男が、8億ダラーの伝説の賞金首「蜥蜴四兄弟」の討伐企画を発表。マリアたちZOOも賞金目当てに参加することにするが、そこで待ち受けていたものとは!?一方、街は異界生物があふれ出てくるという異常事態に。「世界がおかしい」―人々がその異変に気付き始めた瞬間、それは大いなる意思による、大いなる実験のはじまりだった!異常事態に恋の花咲く新展開!!"
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200508000128
薔薇マリ四巻は新展開。いよいよキンググッダーを始めこの世界そのものの謎に話が踏み入り始めます。主人公マリアローズのいぢけっぷりが過剰で鬱陶しいのですが、それもしょうがないと思えるサブキャラ達の出鱈目な強さっぷりで上手にバランスをとっているのかなと。
前巻まで圧倒的な存在感を持っていたトマトクンが今回は出番無しなのもマリアローズの葛藤と脱皮をより前面に出すと共にサブキャラがトマトクンの前で霞んでしまわないようにと言う意図なのでしょうか(笑
マリアを巡る三角関係、ユリカに恋の予感?カタリ大活躍、やっぱり強いミスターピンパー等、小ネタを含めて飽きさせないWizadry風ファンタジーはますます今後が楽しみです。

コメント

鴉

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