狼と香辛料〈2〉 ◎
2006年6月15日 読書
ISBN:4840234515 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス 2006/06 ¥662
老獪さと純真さを併せ持つホロの魅力と行商人ロレンスが巻き込まれる経済的謀略劇が合わさって最後まで目を離さずに読める、期待通りの二作目と言えます。
このまま安定した調子で北への旅を続けてくれると良いのですが。
ネタ作りは大変でしょうが、長く続けて欲しいシリーズです。
行商人ロレンスと賢狼ホロに更なる過酷な試練が訪れる!一巻がツボに嵌った狼と香辛料の続刊が出ました。
狼神ホロとの二人旅を続けることを決めた行商人ロレンス。港町パッツィオでの銀貨騒動で儲けた上等な胡椒を武器に交換し、異教徒の地への玄関口、北の教会都市リュビンハイゲンで大きな商売を仕掛けた。しかし思いもかけない謀略に嵌ってしまう。賢狼を自称するホロでも解決策はすぐには見つからず、時と運にも見放されたロレンスは、商人生命を絶たれてしまうほどの窮地に。
何とか秘策を思いついた二人は、リュビンハイゲンへ向かう途上で出会った羊飼いの少女にある任務を託すのだが……。
第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞作第2弾。
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#9
老獪さと純真さを併せ持つホロの魅力と行商人ロレンスが巻き込まれる経済的謀略劇が合わさって最後まで目を離さずに読める、期待通りの二作目と言えます。
このまま安定した調子で北への旅を続けてくれると良いのですが。
ネタ作りは大変でしょうが、長く続けて欲しいシリーズです。
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