ウェイズ事件簿3 深き闇の彼方へ ◎
2006年8月19日 読書
ISBN:4812427762 文庫 山本 ヤマト 竹書房 2006/07/20 ¥650
なんとなくソードワールド小説を連想させるTRPG系の正統派ファンタジーだが、場合によっては古臭いと感じる人も居るかもしれない。自分は元々TRPG系の出身なのでこの雰囲気がかなり気に入ってはいるのだが。
ストーリーもキャラクターも徹頭徹尾どっかで見たような感じは否めないが、きっちりとエンターテイメントしているし、キャラクターもクセがなくてとても読みやすいし親しみやすい。
自分的にはWヒロインの一人(だと思っている)人狼のワイルド系ヒロイン、リーズフレアがスイートスポットに嵌っているので大いに活躍してくれる3巻は大満足。
まあガキ(サディア)はほっといて幸せになって欲しいものだが、意外とカルヴィンとのカップルになっても良いのかね、と思わせる前半がまた楽しい。
気楽に読めるファンタジーモノとしては上出来だと思う。名作とは言わないが十分に佳作。結構このシリーズこそまいじゃーに丁度良い位置に居るのではないかと思う。
個人的にはとてもお奨め。
隣国ザムリアからの侵攻と、街を守護する魔術師の裏切り――。かつて、二つの災厄に見舞われた王都ラスラトア。そこに生まれ、複雑に絡まった因果の糸。半年前からレヴァンの周辺に起きた事件は、すべてが予兆にすぎなかった。今、15年の歳月をへて再びラスラトアは邪悪な意志に覆われる。ザムリア帝国へと潜入したリーズフレアの見たモノとは?サディアの夢が物語る衝撃の真実とは?そしてレヴァンの持つ刀“エイスリート”の真の役目とは?仲間たちの力が一つに束ねられるとき、よろず屋レヴァンは暗黒を切り裂く希望の閃光となれるのか!?大人気本格探偵ファンタジー、涙と感動のファイナルステージ!3巻完結のよろず屋ファンタジー。
http://www.takeshobo.co.jp/html/shousai/shou_t.asp?denpyo=6111007
なんとなくソードワールド小説を連想させるTRPG系の正統派ファンタジーだが、場合によっては古臭いと感じる人も居るかもしれない。自分は元々TRPG系の出身なのでこの雰囲気がかなり気に入ってはいるのだが。
ストーリーもキャラクターも徹頭徹尾どっかで見たような感じは否めないが、きっちりとエンターテイメントしているし、キャラクターもクセがなくてとても読みやすいし親しみやすい。
自分的にはWヒロインの一人(だと思っている)人狼のワイルド系ヒロイン、リーズフレアがスイートスポットに嵌っているので大いに活躍してくれる3巻は大満足。
まあガキ(サディア)はほっといて幸せになって欲しいものだが、意外とカルヴィンとのカップルになっても良いのかね、と思わせる前半がまた楽しい。
気楽に読めるファンタジーモノとしては上出来だと思う。名作とは言わないが十分に佳作。結構このシリーズこそまいじゃーに丁度良い位置に居るのではないかと思う。
個人的にはとてもお奨め。
スイートホームスイート2 ウィンナ・ワルツは憂鬱の調べ ○
2006年8月19日 読書
ISBN:4757728301 文庫 著:佐々原史緒 イラスト:カヅキレン エンターブレイン 2006/06/30 ¥609
作者HP
http://unapara.net/sasahara2005/s-index.htm
しかしイマイチメジャーになれないのは何故なのだろうか。
確かに突き抜けた面白さと言うのは無いけれど、出すシリーズ出すシリーズ、ハズレはないと思うんだけどなぁ。
まあぼやきはともかく、前巻がフリューゲルト家の大雑把な説明ととすると今回はフリューゲルト家の面々の過去が少しずつ明らかにされる巻。先代当主のエピソードと共に、最強の後妻アデルと吸血鬼イリーナの不仲の原因も明らかにされます。
そしてラストであー、言っちゃったよなオチ。果てさてこの後どうなるか。次巻でなんとなく最終回っぽい気もしないでもないですが、さてどうなる事やら。次も楽しみです。
ありえない展開から始まった、「人外だらけのお城生活 IN ヨーロッパ」にもようやく慣れてきた一彦に、またも襲いかかるありえない試練! 「おまえにダンスを習得してもらう。二週間で」燕尾服? 社交界デビュー? ウィンナ・ワルツ? 一歳上の曾祖母、アデルのぶっとんだ企みから、一彦はその身を守ることができるのか? 金髪ドリルの美少女吸血鬼・リリアナも登場して、ますます波瀾万丈のファンタジック・ホームコメディ第二巻、華麗に登場!コンスタントにクオリティの高いシリーズを続々と繰り出している佐々原史緒さん。
http://www.enterbrain.co.jp/fb/kikan/075/03/index.html
作者HP
http://unapara.net/sasahara2005/s-index.htm
しかしイマイチメジャーになれないのは何故なのだろうか。
確かに突き抜けた面白さと言うのは無いけれど、出すシリーズ出すシリーズ、ハズレはないと思うんだけどなぁ。
まあぼやきはともかく、前巻がフリューゲルト家の大雑把な説明ととすると今回はフリューゲルト家の面々の過去が少しずつ明らかにされる巻。先代当主のエピソードと共に、最強の後妻アデルと吸血鬼イリーナの不仲の原因も明らかにされます。
そしてラストであー、言っちゃったよなオチ。果てさてこの後どうなるか。次巻でなんとなく最終回っぽい気もしないでもないですが、さてどうなる事やら。次も楽しみです。
ISBN:408630290X 文庫 片山 憲太郎 集英社 2006/07 ¥660
まあこの作者の作品はそこも売りと言えなくも無いが、何か無駄にぐるぐるしている感があって今回に関してはどうにも不快であった。絶望して慰められてのパターンも繰り返されると呆れてくる。
周囲のヒロインキャラ達がとても良いのにこうも主人公がダメダメだと惜しいなぁと思ってしまう。ダディフェイスを見習って欲しいものだ(笑
まあ今回は諦めて今後に期待か。
全てを切り裂く《斬島》の刃に立ち向かう!幼馴染に御姉様に幼女。萌え要素はたっぷりで、日常編はいつもながら楽しい。それはそれで良いのではあるが途中の主人公の無駄に鬱々病はどうにかならないか。
商売敵の悪宇商会からスカウトされた真九郎。まだまだ半人前の自分を磨くチャンスと思い契約を考えるが、最初の依頼を聞いて破談にする。依頼内容が少女殺害だったからだ。真九郎は少女を守ろうと考えるが、悪宇商会の殺し屋・斬島切彦《ギロチン》が待ち構えていた。
http://dash.shueisha.co.jp/whatnew/-kurenai/index.html
まあこの作者の作品はそこも売りと言えなくも無いが、何か無駄にぐるぐるしている感があって今回に関してはどうにも不快であった。絶望して慰められてのパターンも繰り返されると呆れてくる。
周囲のヒロインキャラ達がとても良いのにこうも主人公がダメダメだと惜しいなぁと思ってしまう。ダディフェイスを見習って欲しいものだ(笑
まあ今回は諦めて今後に期待か。
戦う司書と神の石剣 ◎
2006年8月19日 読書
ISBN:408630306X 文庫 山形 石雄 集英社 2006/07 ¥600
帯は『「石雄よ。オレが君の味方だ!」荒木飛呂彦、この才能を応援!』
成る程、確かに雰囲気と言い、特殊能力者のバトルと言い、ジョジョ的なモノを感じます。でも自分的には小説としての構造はブギーポップシリーズに似ているのかなと思ってます。
荒廃と退廃の香りの漂う世界の中でのミステリー&バトル。シリーズ全編を包む独特の雰囲気を持っていると言うのもブギーに通じるものがあるように思うのですが。
今回はライトノベル界一萌えない巨乳(嘘)ハミュッツ代行はちょい役で武装司書の中でも後方担当のミレポックが主役に大抜擢。おまけにマットアラストが全編で渋さを発揮してハードボイルドっぽい雰囲気も漂います。謎の人物「ラスコール・オセロ」を辿る緊張感。これまでのシリーズを通じて根底にある神溺教団の謎。そして武装司書の存在理由。様々な謎が少しづつ顔を出して来ており、シリーズとしてもますます目が離せなくなってきています。
前嶋氏のイラストもこのシリーズの雰囲気に合っていて、巻初の折込イラストも素晴らしい出来。
自分もこの才能を応援してます!(笑
頑張ってください。
伝説、降臨。個人的に大好きな「戦う司書」シリーズももう四冊目。コンスタントに出るのが嬉しい。
武装司書のミレポックは、神溺教団との戦いの中で、「ラスコール」なる人物がカギを握っていると確信し、独自の調査に乗り出す。しかし、その人物を追うものには死が待っているという。さらに剣使いの少女、アルメが現れ、彼女もラスコールを追っていることがわかり…「戦う司書」シリーズ、第4作!
http://dash.shueisha.co.jp/whatnew/-bakudan/index.html
帯は『「石雄よ。オレが君の味方だ!」荒木飛呂彦、この才能を応援!』
成る程、確かに雰囲気と言い、特殊能力者のバトルと言い、ジョジョ的なモノを感じます。でも自分的には小説としての構造はブギーポップシリーズに似ているのかなと思ってます。
荒廃と退廃の香りの漂う世界の中でのミステリー&バトル。シリーズ全編を包む独特の雰囲気を持っていると言うのもブギーに通じるものがあるように思うのですが。
今回はライトノベル界一萌えない巨乳(嘘)ハミュッツ代行はちょい役で武装司書の中でも後方担当のミレポックが主役に大抜擢。おまけにマットアラストが全編で渋さを発揮してハードボイルドっぽい雰囲気も漂います。謎の人物「ラスコール・オセロ」を辿る緊張感。これまでのシリーズを通じて根底にある神溺教団の謎。そして武装司書の存在理由。様々な謎が少しづつ顔を出して来ており、シリーズとしてもますます目が離せなくなってきています。
前嶋氏のイラストもこのシリーズの雰囲気に合っていて、巻初の折込イラストも素晴らしい出来。
自分もこの才能を応援してます!(笑
頑張ってください。
時をかける少女 舞台挨拶公開 其の他
2006年8月19日 アニメ・マンガかーずSPさんより
http://hw001.gate01.com/karzu/
Yahoo!動画にて7月15日テアトル新宿初日舞台挨拶の模様が公開されています。
出演は細田監督、仲里依沙さん(紺野真琴役)、原沙知絵さん(芳山和子役)、石田卓也さん(間宮千昭役)、板倉光隆さん(津田功介役)、貞本義行さん(キャラクターデザイン)。
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00095/v00213/v0021300000000284056/
関連であずまきよひこ氏も時かけ鑑賞後、日記でオススメ。
http://azumakiyohiko.com/archives/2006/08/18_2244.php
同じYahoo!動画で新海誠氏の「彼女と彼女の猫」も配信。
http://5cm.yahoo.co.jp/work/neko/index.html
そう言えばかなり前から評判の「うたわれるものらじお」
http://www.onsen.ag/popup/utaware.html
一昨日くらいから1回目から手に入れて聞いているんですが、確かにエルルゥ役の柚木さんの飛ばしっぷりとハクオロ役の小山の渋いボイスが良いですね!
寝ながら聞いてます(笑
http://hw001.gate01.com/karzu/
Yahoo!動画にて7月15日テアトル新宿初日舞台挨拶の模様が公開されています。
出演は細田監督、仲里依沙さん(紺野真琴役)、原沙知絵さん(芳山和子役)、石田卓也さん(間宮千昭役)、板倉光隆さん(津田功介役)、貞本義行さん(キャラクターデザイン)。
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00095/v00213/v0021300000000284056/
関連であずまきよひこ氏も時かけ鑑賞後、日記でオススメ。
http://azumakiyohiko.com/archives/2006/08/18_2244.php
同じYahoo!動画で新海誠氏の「彼女と彼女の猫」も配信。
http://5cm.yahoo.co.jp/work/neko/index.html
そう言えばかなり前から評判の「うたわれるものらじお」
http://www.onsen.ag/popup/utaware.html
一昨日くらいから1回目から手に入れて聞いているんですが、確かにエルルゥ役の柚木さんの飛ばしっぷりとハクオロ役の小山の渋いボイスが良いですね!
寝ながら聞いてます(笑