神アニメなのか、それとも只の奇抜な実験作なのか。
なんにしてもその作画レベルの高さだけは大いに評価出来るアニメ版涼宮ハルヒだが、自分的には最近見ずに寝れるか状態である。

ちなみに第五話。前回の脱線から今回は一度本筋に話が戻ったわけだが次回はまた時空間をふっとばすらしい。まさについて来れる人だけついて来い状態なわけだが原作を読んでいる人間としてはまあそれも良いか程度な訳で、熱烈なアンチの言い分もわかるのだが割り切って楽しんで欲しい。
キョンと巡回で同じ枠になりたかったハルヒの願いは果たされなかったわけだが、エンディングのクレジットでこれみよがしに二人のカップリングが強調されている点が微笑ましい。と言うか芸が細かすぎて普通気づかない。
→MOONPHASEさん情報な訳だが。
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20060501

で、時系列が良くわからん人用に同じMOONPHASEでベンリな時系列表が。
☆「涼宮ハルヒの憂鬱」時系列
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20040105

ちなみにシムーンとNANAを早期に切り、作画のあまりの酷さにガラスの艦隊とストロベリー・パニックを切った今、今期の新作で見続けているのは

・BLACK LAGOON
・吉永さん家のガーゴイル
・うたわれるもの
・桜蘭高校ホスト部
・スクールランブル二学期

って並べてみると結構追いかけているな。
BLACK LAGOONは良いのだが何故かあまりに地味なのがなんでなんだろう。
他に何か面白げな新作があれば教えていただきたい。
ISBN:4044292086 文庫 いとう のいぢ 角川書店 2006/04/28 ¥540
三学期も押し迫ったこの時期に、俺たちへ生徒会長からの呼び出しが。会長曰く、生徒会はSOS団の存在自体を認めない方針を決めたらしい。ちょっと待て。そんな挑発にハルヒが黙っている理由はありゃしないぞ――。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200601000523
そんな訳でアニメも絶好調?なハルヒの新刊が売れない訳はなく、かなり売り切れている所もあるようなのだがまあそのあたりはどうでも良く。

なんとも古典的な生徒会との対立軸とか作中作とか中々興味深い展開だったり、阪中さんの飼い犬の復活を無邪気に喜ぶハルヒが中々かわいかったりで、ハルヒの株が一団上がっているような気がする今回なのである。
なにげに終始ほのぼのした雰囲気で纏まっているしね。

でも個人的にはカバーの長門だけで◎をあげようと思う。
うは。

とらドラ2! ◎

2006年5月9日 読書
ISBN:4840234388 文庫 竹宮 ゆゆこ メディアワークス 2006/05 ¥578
またひとり、かわいくて手ごわい女の子の参戦です。
 竜虎並び立つ! と思いきや馴れ合い関係に逆戻りしてしまった竜児と大河。そんな二人に活を入れるかのように一人の転校生がやってくる。
 川嶋亜美。北村の幼なじみにしてファッションモデル。顔よしスタイルよし外面、よし。だけどその本性は──?
 北村に片思い中の大河は心中穏やかでなく、そんな大河に翻弄される竜児になぜか亜美が接近してきて…・・・?
 新たな女の子を加え波乱含みの超弩級ラブコメ第2弾!
 巻末には不幸体質の一年生、富家幸太と“手乗りタイガー”の接近遭遇を描く番外編、「幸福の手乗りタイガー伝説」も収録です。
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/next.php#3
なにげに馴れ合いを続ける事になった竜児と大河の前に新キャラの登場なワケですが、この新キャラも中々良い性格。陰湿イジメ展開にでもなるのかと思いましたが、そうは大河がおろさない。相変わらずのマイペースキャラ達が所狭しと躍動する様はまさに圧巻。特に今回はみのりんが輝いている!みのりん・大河のダブルアタックには爆笑。みのりん、イイヨ、みのりん。
ストーリーは中途で完全に続きモノなのですが巻末の「幸福の手乗りタイガー伝説」もちょっと良い話で楽しめます。
留まる所を知らないラブコメパワー。今回も竹宮ゆゆこは買いです!買いなのです!
ISBN:4150308098 文庫 小川 一水 早川書房 2005/08/09 ¥756

昨年8月にレビューした作品の再読なのだが、改めて感動したので書いてみる。
http://diarynote.jp/d/14571/20050819/
長編では蛇足としてラストの締め方にナンクセを付けられる事の多かった作者ではあるが、この短編は短編ゆえにその終わり方にキレと余韻がある。
特に最後の『漂った男』のラストは何にもまして秀逸。最後の一行には思わず胸が熱くなる。
最近新刊に勢いがないのが気になる小川一水だが是非この一冊に匹敵するような作品を書き続けてほしいものだ。
SFに興味のある方には一度手にとって欲しい本。
地球特捜隊ダイバスター見てから寝る。
http://www.fujitv.co.jp/dybastar/index2.html

ターミナル

2006年5月14日 映画
DVD 角川エンタテインメント 2006/01/27 ¥1,890 スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演というゴールデン・コンビによる3本目の作品。東欧のクラコウジア(本作のために設定された架空の国)からニューヨークを訪れた旅行者ビクターが、母国の突然のクーデターにより“無国籍”状態になってしまう。アメリカへの入国許可が下りないまま、彼は空港のターミナルで9ヶ月間も過ごす事に・・・。

レビュー
http://www.yamaguchi.net/archives/000667.html
公式
http://www.terminal-movie.jp/

丁度親が借りてきていたビデオを少し見ていた所、ぐんぐん引き込まれて結局最後まで見てしまった。
言葉もロクに通じない男が「空港」と言う一つの閉鎖空間に閉じ込められてしまう。そこからの苦闘が勿論メインなのだが、彼が入国を待ち続ける理由がアクセントとなって単純なユーモア映画とは一味も二味も違った感動を与えてくれます。
なんにしてもやはり圧巻なのはトム・ハンクスの演技ですね。彼が主演のダヴィンチ・コードは今、メディアを席巻していますが、こちらも楽しみです。
鴉

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