小田原城址

2004年4月3日 日常
最後の花見の機会と言う事で温泉行きがてら友人を誘って小田原城址公園に花見に行きました。
小田原城址公園自体子供の頃以来、かなり久しぶりだったわけですが変わってないなぁと。でもかなり狭くなったような気がするのはやはり子供と大人の違いなんでしょうね。
子供連れが多いのは今も昔も変わらず。象を眺めていたり、周遊している汽車から手を振ってたりしているのを見るのも和みますね。
昔と違うのは観覧車がなくなってしまったこと。それ位でした。
桜はもう終わりが近くて葉桜も多めでしたが、天気が良かったので爽やかでした。なんと言っても車が意外と少なめですいすいと行けたのが素晴らしい。おまけに人手もそれ程多くなく、いつもはかなり混む日帰り温泉『天山』も今日はがら空き。旅疲れの心配も無く良い週末でした。

ただ帰ってくると巨人が二連敗してて、まあ予想通りとは言え、弱いなぁと。

贋作遊戯

2004年4月3日 読書
ISBN:4334075568 新書 赤城 毅 光文社 2004/03/23 ¥860

まいじゃー推進委員会http://maijar.org/でも注目されてて不思議とあのサイトとは趣味が合ってるみたいです。
このシリーズはコン・ゲーム小説と銘打たれています。コン・ゲームとは策略や詐欺の手管で騙し騙され、二転三転するストーリーの事を言います。
この小説の主人公は抜けた所はあるものの腕も良ければ、筋も通った一端の詐欺師。前作『紳士遊戯』では大陸帰りの主人公が伝説の詐欺師・四条君隆に弟子入りして師匠の敵を騙しのテクニックで果たすと言うストーリーでした。
今回は初めて登場するライバルの女性詐欺師と主人公立見広介の詐欺三本勝負がメイン。
非常にテンポが良くさくさく読める為、面白いのですがどことなく物足りなさを覚えてしまう部分もあります。詐欺のテクニックももう少し凝ってほしいかなとも思いましたが、最後でしっかりとオチもあって綺麗に纏まった楽しい一冊でした。
いけすかない奴等に一杯食わせる痛快さを是非楽しんで貰えればと思います。
鴉

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