ISBN:4063349772 コミック 岩永 亮太郎 講談社 2005/03/17 ¥550
帝都地下大水道 難民誘導 麻薬密売 単眼の火葬兵 銀の車輪 強襲制圧部隊 大量虐殺 実験データ 斬り裂きし者 ナカマ− 絡みし綾を断て、双剣『Mahne』!!(帯より)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Pumpkin%20Scissors?kid=53533
絵の好き嫌いはありますし、ギャグがすべる所もありますが、このパンプキン・シザースは個人的に好きな漫画のひとつです。戦争の後遺症による荒廃・・・腐敗する軍や貴族階級と全てを失った難民との格差。
様々な矛盾の中で同じ戦争の被害者である特殊復員兵が苦悩しながらも歩を進めていく。全体の雰囲気は鋼の錬金術師に似ているかも知れません。とにかく帯のキーワードが気になったら読んでみてほしい漫画です。
今回の見せ場はなんといっても戦いに挑んで双剣を振るうアリスのドレス姿ですね。次巻も楽しみです。
どうも最近忙しく帰宅も遅く何をやるにも時間がありません。
移動時間で本は読めており
『食卓にビールを』シリーズの1巻、2巻
『リリアとトレイズ I そして二人は旅行に行った(上)』
『デュラララ!!×2』
『ゆらゆらと揺れる海の彼方4』
を読了。

新装版が出たのをきっかけに本棚をひっくり返して久しぶりにベルガリアード物語も5巻再読しました。

感想はつど書いていくつもりです。週末纏めてかなぁ。
ISBN:4840229937 文庫 時雨沢 恵一 メディアワークス 2005/03 ¥536
時雨沢恵一&黒星紅白が贈る新シリーズ遂にスタート!
リリアは、15歳。父のヴィルは若くして死亡し、軍人である母アリソンと二人で暮らしている。ある日学校から帰ろうとするリリアをサイドカーで待つ人がいた。彼の名はトレイズ、16歳。リリアの幼なじみで、イクス王国で暮らしているのだが、夏休みを利用して遊びに来たという──。訓練により突然家を空けることになったアリソンの勧めもあり、リリアとトレイズは旅行に行く事にした。しかし、二人はその旅行で大変な経験をする事になる──!? 時雨沢恵一&黒星紅白が贈る胸躍るアドベンチャー・ストーリー、新シリーズが遂にスタート! II巻・そして二人は旅行に行った<下>は5月発売予定。
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/
ついにアリソンの後継シリーズが始まりました。待ちに待っていたシリーズだけあって期待は過大だったわけですが・・・。序盤は前回のアリソンのエピローグの全引用ですし、リリアとトレイズはどうにもアリソンとヴィルをそのまんま思い出してしまい新鮮味に欠けるような。
旅に出るたびに事件に巻き込まれるのは相変わらず。ストーリーもまだまだママアリソンとパパヴィルの存在が大きく、この若い二人が本当の主役になれるのは何時の日か。
これも後継シリーズの宿命。下巻でのリリアとトレイズの活躍と一本立ちに期待しましょう。
いや、ママアリソンもパパヴィルも好きなんだけどさ。
やっぱりリリアとトレイズが主役なんだからして。
ISBN:4840230005 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2005/03 ¥662
彼女の愛は軋んでいて、そして全てを切り裂いた。成田良悟が描く話題騒然の人気シリーズ、第二弾!
人を愛することが不器用な人間が集う街、東京・池袋。自分の立ち位置を悩む少女、セクハラ疑惑の教師、池袋を取材する三流雑誌記者、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なし(デュラハン)ライダー”。そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく──。
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/
成田良悟は少し落ち着いてきたのかな?と言う感じのデュラララの第2巻。相変わらず様々なキャラ視点をザッピングしながら話が進みラストでその裏側の繋がりを開陳すると言う如何にもPBM的構造になっています。章前のチャットや文中の会話に実在のライトノベルや漫画の話題を潜り込ませるなど茶目っ気たっぷりな所もありますが、キャラの特徴や特殊能力はさすがにネタが尽きてきたのか今回はパワーダウンの印象があります。
それでもストーリーのテンポは良いですし、ラストのエピローグ&ネクストプロローグでしっかり唸らせてくれて及第点。
ちょっと辛口になるのはさすがに飽きてきたからなのかな(笑)
この人の小説はいつも思うんですがテーブルトークRPGのシナリオでやってみたいなと思います。意外とやっている人、居るんじゃないかな?
ISBN:484022997X 文庫 近藤 信義 メディアワークス 2005/03 ¥704
新国王の最初の仕事は……結婚?
ついにローデウェイク辺境州は、独立の意思を表明し、ローデウェイク福音王国として生まれ変わった。
そんな新国家に新たに発生した難問は新国王の“結婚問題”。いくつかの候補が持ち込まれるもののラシードの表情は明るくない。そのわけは……。
一方、ローデウェイクの後ろ盾となったバストーニュには内乱の影が忍び寄ってきていた──。
 人気の戦記ファンタジー第4弾!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/
同じような戦記ファンタジーとして同レーベルより渡瀬草一郎の空ノ鐘シリーズがあり、微妙に混同してしまう時があります。空ノ鐘に比べてヒロイン不在、メインキャラ男ばっか、戦争シーンが多いと言う違いがあり、人気的には一歩譲っているこのシリーズですが読むと面白いのも確かです。
今回はラシードとバストーニュ王女クローデットとのロマンス?もあり男臭さは少し緩和されています(笑)。毎回毎回ピンチを乗り越えていく小国ローデウェイクの姿に多少ご都合主義は感じますが、それでもしっかり緊張感を持ってストーリーが続いていきます。
ライトノベルとしてはなんか足りないよーな気もしますし仮想戦記小説としては設定が詰めきれていないし、中途半端な感が強いのですが、4巻を重ねて少しづつ是正されてますし、続いていくことによって良くなって来るシリーズではないかと。
色々書きましたが好きなシリーズなんで頑張って戴きたいです。
鴉

お気に入り日記の更新

日記内を検索