天槍の下のバシレイス (2)
2004年11月11日 読書
ISBN:4840228477 文庫 伊都 工平 メディアワークス 2004/11 ¥641
緊張はありつつもけして悲壮にはならないそれぞれのメンバーの芯の強さがそれぞれの章で仄見えて、微笑ましくも力付けられます。
またインターミッションの一章も秀逸。閑話休題的に挿話されたこの話のおかげで、再び第二巻もすっと読み下していける構成になっていていやいや、誉めてばっかりですが良くかけているなぁと。
改めて謎が謎として残りましたし、各キャラ達も問題を未だに抱えつつも再び集結しました。売上も悪く無い様でこのままならきっと続編が出るのでしょうが、是非買って行きたいシリーズだな、と思いました。
でも敦樹×佐理のカップルってどうなのよ。いや、良いんですけど。
巨大生物群「剛粧」を自在に操る謎の存在が、ついに敦樹の前へ姿を現した。かつての仇敵を思い出させる『幽霊剛粧』に、樋ノ口防災団のメンバーは、その正体を見極めるため戦闘を開始する。第一巻で姿をあらわにした幽霊剛粧に立ち向かうべく桶ノ口防災団が今立ち上がる!と言う様なストーリーになるのかと思いきや、ストーリーは面白い転び方をして、一巻の伏線が次々と解かれつつ取合えずのエンドに落ち着く事になりました。後書きを読んで四章で防災団の四人のそれぞれのエピソードを、と言う構成なのだと知りましたが成るほどと唸りました。
そして、『幽霊剛粧』の正体が明らかとなったとき、敦樹は全てを秘密裏に葬り去るべく、対決を挑む――。
「電撃hp」誌上に掲載された2編に、書き下ろし2編を加え、「天槍のバシレイス」第一部完結!
http://www.jbook.co.jp/product.asp?product=2516840
緊張はありつつもけして悲壮にはならないそれぞれのメンバーの芯の強さがそれぞれの章で仄見えて、微笑ましくも力付けられます。
またインターミッションの一章も秀逸。閑話休題的に挿話されたこの話のおかげで、再び第二巻もすっと読み下していける構成になっていていやいや、誉めてばっかりですが良くかけているなぁと。
改めて謎が謎として残りましたし、各キャラ達も問題を未だに抱えつつも再び集結しました。売上も悪く無い様でこのままならきっと続編が出るのでしょうが、是非買って行きたいシリーズだな、と思いました。
でも敦樹×佐理のカップルってどうなのよ。いや、良いんですけど。