憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ
2004年11月5日 読書
ISBN:4044708010 文庫 水口 敬文 角川書店 2004/10/29 ¥560
純粋にボーイ・ミーツ・ガール式の小説が好きと言うのもあります。
読み終えてみるとキャラクターは自分的にツボ。玲人君は如何にも普通っぽいし、憐も微笑ましいキャラだし、良いじゃないですか。
キャラの絡み方も描き方も悪くなくそれなりのボーイ・ミーツ・ガールものとしてはそこそこと言えるかと。
但し憐の秘密がネタバレしてくると同時に本の残りの薄さが心配になってきます。本当にこれ、解決するの?と言う感じで。
で、最後。な、なんか納得いかねー・・・。問題放置じゃないの、これ?投げっぱなしジャーマンのような雰囲気が・・・。
続編に遇えて課題を残したのか、それともたたみ切れなくなったのか、これはこの終わり方で良いのか。そのあたりがイマイチ読めませんでした。
まあそんな最後ではありますが、一応作品としては楽しんで読めたので及第点。新人さんらしい初々しい処女作と言う事で結びたいと思います。
あなたの未来は、わたしの運命と交差する――りん、じゃなくてれん、と読みます。角川スニーカー大賞奨励賞受賞作。今月発売された受賞三作のうちで某所で評判の良かったこれをチョイスして買ってみました。
鳴瀬玲人は久しぶりに行った学校で正体不明の少女、浅槻憐と出会う。彼女はなぜか玲人に対して「自分に近づくな」と言う。果たしてその真意は……。孤独に生きようとした少女とフツーの少年のピュア・ストーリー!
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200408000061
純粋にボーイ・ミーツ・ガール式の小説が好きと言うのもあります。
読み終えてみるとキャラクターは自分的にツボ。玲人君は如何にも普通っぽいし、憐も微笑ましいキャラだし、良いじゃないですか。
キャラの絡み方も描き方も悪くなくそれなりのボーイ・ミーツ・ガールものとしてはそこそこと言えるかと。
但し憐の秘密がネタバレしてくると同時に本の残りの薄さが心配になってきます。本当にこれ、解決するの?と言う感じで。
で、最後。な、なんか納得いかねー・・・。問題放置じゃないの、これ?投げっぱなしジャーマンのような雰囲気が・・・。
続編に遇えて課題を残したのか、それともたたみ切れなくなったのか、これはこの終わり方で良いのか。そのあたりがイマイチ読めませんでした。
まあそんな最後ではありますが、一応作品としては楽しんで読めたので及第点。新人さんらしい初々しい処女作と言う事で結びたいと思います。
地元某Bar。
ギネス&drop of Irish→ロングロウ10y 1992→SMWS 19.31(HALF)
ギネスをチェイサーにアイリッシュと言うのが最近のブーム。酔いは早いけど。ソサイエティの19.31はグレンギリー16年。石鹸ポイ化学的華やかさはどうにもだけれどもネタとしては良いかも。前に飲んだフィデックの30年モノを思い出す。あれは凄かった。
ギネス&drop of Irish→ロングロウ10y 1992→SMWS 19.31(HALF)
ギネスをチェイサーにアイリッシュと言うのが最近のブーム。酔いは早いけど。ソサイエティの19.31はグレンギリー16年。石鹸ポイ化学的華やかさはどうにもだけれどもネタとしては良いかも。前に飲んだフィデックの30年モノを思い出す。あれは凄かった。
GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で
2004年11月8日 読書
ISBN:4829162732 文庫 桜庭 一樹 富士見書房 2004/10 ¥588
そしてその中でもまがりなりともミステリ、を名乗れる作品がこちら『GOSICK』シリーズ。
一冊一冊がきちんと出来ているだけでなく、自然に敷かれるヴィクトリカの謎の伏線。そしてヒロイン、ヴィクトリカ自身がなんというか、巻を追うごとに可愛くなっていくんですな、これが。
今回も謎解きは単純なものでそれ自体では面白くもなんとも無いところをうまーくキャラクターを使って料理している。これが上手いですね。風邪引きヴィクトリカが妙に可愛かったり、ヴィクトリカの兄のブロワ警部の意外な一面が明かされたりして本筋以外の所でも飽きません。
頑張っているなと応援したいシリーズです。
険しい山々に囲まれた聖マルグリット学園。その広大な敷地の奥の奥に、迷路庭園をくぐりぬけた者だけがたどりつく小さな家がある。その童話の世界のような場所で囚われの妖精―少女・ヴィクトリカは寂しく、想いをめぐらしていた。まだ見ぬ書物について。世界の混沌について。そして、とある少年のことについて。日本からの留学生・九城一弥は、風邪をひいたヴィクトリカをおいて、ソヴュール王国の首都ソヴレムを訪れる。姉、アヴリル、セシルのお使い―という宝石を手にいれるために。巨大な高級デパートで買い物をする彼は、闇の奥に光る人形の瞳を目撃する。動き出すマネキン。消える人々。そして、闇の中に蠢く謎。ヴィクトリカの知恵の泉の手助けなしに独り一弥は謎に挑むが…。絶好調ゴシック・ミステリー第三弾!書店でもかなり取り扱いが減り、入手自体が困難になりつつある富士見ミステリ文庫ですが、その分、最近の作品は結構粒ぞろいになっているような気がします。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200407000284
そしてその中でもまがりなりともミステリ、を名乗れる作品がこちら『GOSICK』シリーズ。
一冊一冊がきちんと出来ているだけでなく、自然に敷かれるヴィクトリカの謎の伏線。そしてヒロイン、ヴィクトリカ自身がなんというか、巻を追うごとに可愛くなっていくんですな、これが。
今回も謎解きは単純なものでそれ自体では面白くもなんとも無いところをうまーくキャラクターを使って料理している。これが上手いですね。風邪引きヴィクトリカが妙に可愛かったり、ヴィクトリカの兄のブロワ警部の意外な一面が明かされたりして本筋以外の所でも飽きません。
頑張っているなと応援したいシリーズです。
平井骸惚此中ニ有リ〈其3〉
2004年11月8日 読書
ISBN:4829162740 文庫 田代 裕彦 富士見書房 2004/10 ¥588
舞台の大正時代の雰囲気を上手く取り込んで、ミステリラブコメ風味と言う如何にも富士見ミステリに相応しい方向性を持っていると思われる良作シリーズ。朴念仁の主人公と、かなり素直でないヒロインと言う黄金パターンは前述のGOSICKとも共通する所ですが、好きなので良し。
謎自体は大したカラクリでもなく途中で透けて見えるのも、それをキャラクターでカバーしているのもこれまたGOSICKと同じ。
今回は平井家の次女の潑子ちゃんが奮闘。健気な一面を見せてくれてこれがまた可愛らしいですね!って感想まで似ている・・・。
何か時代設定は違えども『GOSICK』と似た雰囲気があるんですよね・・・。
まあそれはともかく毎度早とちりの朴念仁で頼りにならないけど使命感だけはある河上君が右往左往し、最後は重鎮骸惚先生が締めると言う『京極堂』パターンもはまっていて安心して楽しめる平井骸惚第三巻。ラストのちょっとしたエピソードも良いアクセントとなって、満足、の出来でした。
残暑厳しい帝都。探偵作家・平井骸惚宅を訪れた妙齢の美女。「太一ちゃん、忘れちゃったの?私のことお嫁さんにしてくれるって、約束したじゃない」それが、この度の事件の幕開けでした―。大正十二年。骸惚先生の弟子である河上くんのもとにやってきた、郷里の幼なじみである翠子。子供の頃した結婚の約束を果たしてもらいにきた、と骸惚先生宅に居座る翠子。慌てふためきつつも幼なじみとの久々の再会に喜ぶ河上くんでしたが、突然現れた翠子に不審なものを感じた涼嬢は、河上くんに忠告。二人は対立してしまうのです。そんな中、貿易商・新井家の養女が何者かにさらわれ、屋敷を窺っていた翠子が犯人として捕らわれの身に―。涼嬢の協力も見込めない、骸惚先生も頼れない、たった一人で幼なじみの濡れ衣をはらすために立ち上がる河上くんでありましたが―。本格推理譚第三弾!『GOSICK』に続いてこちらも富士見ミステリで応援しているミステリシリーズ第三段。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200407000286
舞台の大正時代の雰囲気を上手く取り込んで、ミステリラブコメ風味と言う如何にも富士見ミステリに相応しい方向性を持っていると思われる良作シリーズ。朴念仁の主人公と、かなり素直でないヒロインと言う黄金パターンは前述のGOSICKとも共通する所ですが、好きなので良し。
謎自体は大したカラクリでもなく途中で透けて見えるのも、それをキャラクターでカバーしているのもこれまたGOSICKと同じ。
今回は平井家の次女の潑子ちゃんが奮闘。健気な一面を見せてくれてこれがまた可愛らしいですね!って感想まで似ている・・・。
何か時代設定は違えども『GOSICK』と似た雰囲気があるんですよね・・・。
まあそれはともかく毎度早とちりの朴念仁で頼りにならないけど使命感だけはある河上君が右往左往し、最後は重鎮骸惚先生が締めると言う『京極堂』パターンもはまっていて安心して楽しめる平井骸惚第三巻。ラストのちょっとしたエピソードも良いアクセントとなって、満足、の出来でした。
PCは土曜日を持って完全復旧しました。
一時本気で買い替えを考えましたがP3/1.9GHz 768MB 60GB+120GB GeForce FX 5900XTのスペックで大抵のMMOはすんなり動くので、無理して買い替える必要も無いかなと思い直して延期しました。
G氏、ご相談に乗って頂き感謝。
本日は電撃文庫の早売りが山になっておりました。
購入したのは
天槍の下のバシレイス2 まれびとの棺〈下〉
バッカーノ!1933〈下〉 THE SLASH〜チノアメハ、ハレ〜
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で5
DADDYFACE(6)メデゥーサ III
の四冊。後はヒトクイを評価待ちです。
未だ入荷していなかった富士見ミステリは桜庭と水城を購入予定。後は評価待ち。
読む時間が・・・。
一時本気で買い替えを考えましたがP3/1.9GHz 768MB 60GB+120GB GeForce FX 5900XTのスペックで大抵のMMOはすんなり動くので、無理して買い替える必要も無いかなと思い直して延期しました。
G氏、ご相談に乗って頂き感謝。
本日は電撃文庫の早売りが山になっておりました。
購入したのは
天槍の下のバシレイス2 まれびとの棺〈下〉
バッカーノ!1933〈下〉 THE SLASH〜チノアメハ、ハレ〜
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で5
DADDYFACE(6)メデゥーサ III
の四冊。後はヒトクイを評価待ちです。
未だ入荷していなかった富士見ミステリは桜庭と水城を購入予定。後は評価待ち。
読む時間が・・・。
DADDYFACEメドゥーサ (3)
2004年11月10日 読書
ISBN:484022840X 文庫 伊達 将範 メディアワークス 2004/11 ¥704
4巻構成と言う事で起承転結で行けば転にあたる今回は様々な謎が次第に解かれていき、アトランティス創生の歴史、クレイトスの野望、愛すべき変態デーモンの正体等が明らかになっていきます。
さて一気に広がった大風呂敷。一方地上世界ではメデューサウィルスが猛威を奮い核の問題も未解決。果たして大円団は訪れるのか。
以下次号を待てッッッッ!!
ってそれしか言えないでしょう(笑)
とにかく読んでない方で菊池秀行のエイリアンシリーズとか好きな方、インディジョーンズとかトレジャーハンター物が好きな方、とにかくロリっ子に萌えたい方はシリーズ1巻から読むべし。
読んでる方は次巻を待つべし。
興味の無い方は放置しても良いけど面白いですよ、コレ?
以上。
シェピロに敗れ崩壊する都市と共に激流に飲み込まれてしまった草刈鷲士。鷲士を追って遺跡の深層部に向かった美沙。二人はそこでアトランティス大陸の本当の姿を目撃する……。昨年9月の前巻での大ピンチから1年2ヶ月。漸く待望の続刊かと思いきや、えーまだ終わらないの〜と言う感じのDADDYFACEメデューサはついに三巻目。最終巻の第四巻は来年1月発売予定です。
次々に明かされる大陸の謎。また、ジョアを捕らえようとする騎士クレイトスの真の狙いとは? そして人類を襲う奇病メドゥーサの抗体は見つかるのか?
年の差9歳の親子が繰り広げる大人気アクション・ラブコメ、シリーズ最大のスケールで贈るメドゥーサ編もついにクライマックス直前!!(電撃文庫新刊紹介)
http://www.jbook.co.jp/product.asp?product=2516836
4巻構成と言う事で起承転結で行けば転にあたる今回は様々な謎が次第に解かれていき、アトランティス創生の歴史、クレイトスの野望、愛すべき変態デーモンの正体等が明らかになっていきます。
さて一気に広がった大風呂敷。一方地上世界ではメデューサウィルスが猛威を奮い核の問題も未解決。果たして大円団は訪れるのか。
以下次号を待てッッッッ!!
ってそれしか言えないでしょう(笑)
とにかく読んでない方で菊池秀行のエイリアンシリーズとか好きな方、インディジョーンズとかトレジャーハンター物が好きな方、とにかくロリっ子に萌えたい方はシリーズ1巻から読むべし。
読んでる方は次巻を待つべし。
興味の無い方は放置しても良いけど面白いですよ、コレ?
以上。
バッカーノ!1933 (下) THE SLASH〜チノアメハ、ハレ〜
2004年11月10日 読書
ISBN:4840228507 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2004/11 ¥725
今回のバッカーノのメインの見所はラヴ。
チック&マリア、ヴィーノ&シャーネ、フィーロ&エニス、ダラス&イブ、ティム&アデル、あと別格のアイザック&ミリアと様々なカップル?がストーリーを動かしていきます。
そして通底に流れるのはやはり生き残った錬金術師達。ロニーと言う存在も絡めて、作者の後書きにもある通り30年代モノはずっとこの流れを継承しつつ進むようです。
しかしまあ難しい事は考えず、今回も成田良悟の送るバカ騒ぎを心行くまで楽しんで下さい。
ティムは過去を捨てた男だが、兄を忘れた事はなかった。バッカーノ1933の後半。一度は鉢合わせをしたものの再び別れ別れになったそれぞれにさらに新メンバーを加え、二度目の会合へと話は収束して行きます。
ダラスはどうしようもないチンピラだが、妹だけは護りたかった。
クリストファーはとてつもない変人だが、なぜか自然を敬っていた。
『葡萄酒(ヴィーノ)』は最強最悪の殺し屋だが、マジで婚約者を愛していた。
刃物使いたちの死闘(バッカーノ!)に呼び寄せられたキレた奴ら。血の雨が止む時、雲間から覗く陽光を浴びるのは誰だ――?
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=31419017
今回のバッカーノのメインの見所はラヴ。
チック&マリア、ヴィーノ&シャーネ、フィーロ&エニス、ダラス&イブ、ティム&アデル、あと別格のアイザック&ミリアと様々なカップル?がストーリーを動かしていきます。
そして通底に流れるのはやはり生き残った錬金術師達。ロニーと言う存在も絡めて、作者の後書きにもある通り30年代モノはずっとこの流れを継承しつつ進むようです。
しかしまあ難しい事は考えず、今回も成田良悟の送るバカ騒ぎを心行くまで楽しんで下さい。
天槍の下のバシレイス (2)
2004年11月11日 読書
ISBN:4840228477 文庫 伊都 工平 メディアワークス 2004/11 ¥641
緊張はありつつもけして悲壮にはならないそれぞれのメンバーの芯の強さがそれぞれの章で仄見えて、微笑ましくも力付けられます。
またインターミッションの一章も秀逸。閑話休題的に挿話されたこの話のおかげで、再び第二巻もすっと読み下していける構成になっていていやいや、誉めてばっかりですが良くかけているなぁと。
改めて謎が謎として残りましたし、各キャラ達も問題を未だに抱えつつも再び集結しました。売上も悪く無い様でこのままならきっと続編が出るのでしょうが、是非買って行きたいシリーズだな、と思いました。
でも敦樹×佐理のカップルってどうなのよ。いや、良いんですけど。
巨大生物群「剛粧」を自在に操る謎の存在が、ついに敦樹の前へ姿を現した。かつての仇敵を思い出させる『幽霊剛粧』に、樋ノ口防災団のメンバーは、その正体を見極めるため戦闘を開始する。第一巻で姿をあらわにした幽霊剛粧に立ち向かうべく桶ノ口防災団が今立ち上がる!と言う様なストーリーになるのかと思いきや、ストーリーは面白い転び方をして、一巻の伏線が次々と解かれつつ取合えずのエンドに落ち着く事になりました。後書きを読んで四章で防災団の四人のそれぞれのエピソードを、と言う構成なのだと知りましたが成るほどと唸りました。
そして、『幽霊剛粧』の正体が明らかとなったとき、敦樹は全てを秘密裏に葬り去るべく、対決を挑む――。
「電撃hp」誌上に掲載された2編に、書き下ろし2編を加え、「天槍のバシレイス」第一部完結!
http://www.jbook.co.jp/product.asp?product=2516840
緊張はありつつもけして悲壮にはならないそれぞれのメンバーの芯の強さがそれぞれの章で仄見えて、微笑ましくも力付けられます。
またインターミッションの一章も秀逸。閑話休題的に挿話されたこの話のおかげで、再び第二巻もすっと読み下していける構成になっていていやいや、誉めてばっかりですが良くかけているなぁと。
改めて謎が謎として残りましたし、各キャラ達も問題を未だに抱えつつも再び集結しました。売上も悪く無い様でこのままならきっと続編が出るのでしょうが、是非買って行きたいシリーズだな、と思いました。
でも敦樹×佐理のカップルってどうなのよ。いや、良いんですけど。
今年のボジョレーヌーヴォ
2004年11月18日 趣味
会社を10時過ぎに出て地元のBarに到着する頃には11時半になっている。0時を過ぎればヌーヴォ解禁と言う事で、まあお祭りに参加する感覚で寄ってみる。
サントリーオールド特級表示→ローズバンク1989 9y(シグナトリー)→BEAUJOLAIS VILLAJES PRIMEUR 2004 / LEROY
ワインを飲む前に強いウィスキーを飲んでもなんだろうとチョイスしたのはマスターお勧めの1970年大阪万博を記念して発売されたと言うサントリーのウィスキー。かなり枯れていてオールド感は高い。まあ余韻はお察し下さいだが香りはそこそこ立つ。静かに飲むには良い酒。そして次にローランド。ローズバンクのアイリッシュとはまた違ったちょっと気取った甘さを楽しむ。シグナトリーのボトルは美味いね(偏見)。
そして漸く空いたヌーヴォをデキャンティングして貰い戴く。
香りは十分。味は甘さがほとんど無いがそこそこ。酸化が早く少し置くと渋味が出てくる。んー、あちこちで酷評を聞くけどこれが普通なんじゃないの?
2003年のヌーヴォは確かに甘さがあって美味かったかなーとは思うけどもはや記憶にないし。
まあこんなものはお祭りですので。それ程こだわらずに飲むのが一番かなと。
忙しい時には酒を飲むしかないね。やっぱり。
サントリーオールド特級表示→ローズバンク1989 9y(シグナトリー)→BEAUJOLAIS VILLAJES PRIMEUR 2004 / LEROY
ワインを飲む前に強いウィスキーを飲んでもなんだろうとチョイスしたのはマスターお勧めの1970年大阪万博を記念して発売されたと言うサントリーのウィスキー。かなり枯れていてオールド感は高い。まあ余韻はお察し下さいだが香りはそこそこ立つ。静かに飲むには良い酒。そして次にローランド。ローズバンクのアイリッシュとはまた違ったちょっと気取った甘さを楽しむ。シグナトリーのボトルは美味いね(偏見)。
そして漸く空いたヌーヴォをデキャンティングして貰い戴く。
香りは十分。味は甘さがほとんど無いがそこそこ。酸化が早く少し置くと渋味が出てくる。んー、あちこちで酷評を聞くけどこれが普通なんじゃないの?
2003年のヌーヴォは確かに甘さがあって美味かったかなーとは思うけどもはや記憶にないし。
まあこんなものはお祭りですので。それ程こだわらずに飲むのが一番かなと。
忙しい時には酒を飲むしかないね。やっぱり。
週末いつもの・・・。
2004年11月19日 趣味
週末。あまりにも忙しすぎる今週は帰りも10時以降。
この日も10時過ぎに会社を出てぐったりしながら反町のBarに寄った。
グレンモーレンジバーガンディフィニッシュ→余市15年原酒(ハーフ)→ヘネシーナジェーナ→ベーシル・ヘイデン8年(ハーフ)
→キール
モレンジのバーガンディからナジェーナへの流れが秀逸。
シェリー樽熟成飲むなら余市15年はやはり絶品。
ナジェーナはアイリッシュの優しさの上に長い余韻を楽しめる、おとなーな感じの酒。飲んでいると自然に微笑みが出てはたから見ると気持ち悪かろう。まあ気にしないけど。
ベーシル・ヘイデンはバーボンにしては癖が無く普通にくいくい飲める酒。で、となりでボジョレーが開いてる側で一人天邪鬼にキールを飲んで締めたり。水曜日に飲んだので一度で十分だしね。
癖の無い白ワインにカシスの甘さが映えてすっきりと終えて満足したものの、終電ぎりぎりになってしまいかなり焦った。
まあ忙しかった今週の締めとしては良い夜だった。
この日も10時過ぎに会社を出てぐったりしながら反町のBarに寄った。
グレンモーレンジバーガンディフィニッシュ→余市15年原酒(ハーフ)→ヘネシーナジェーナ→ベーシル・ヘイデン8年(ハーフ)
→キール
モレンジのバーガンディからナジェーナへの流れが秀逸。
シェリー樽熟成飲むなら余市15年はやはり絶品。
ナジェーナはアイリッシュの優しさの上に長い余韻を楽しめる、おとなーな感じの酒。飲んでいると自然に微笑みが出てはたから見ると気持ち悪かろう。まあ気にしないけど。
ベーシル・ヘイデンはバーボンにしては癖が無く普通にくいくい飲める酒。で、となりでボジョレーが開いてる側で一人天邪鬼にキールを飲んで締めたり。水曜日に飲んだので一度で十分だしね。
癖の無い白ワインにカシスの甘さが映えてすっきりと終えて満足したものの、終電ぎりぎりになってしまいかなり焦った。
まあ忙しかった今週の締めとしては良い夜だった。
ISBN:4063211649 コミック 木尾 士目 講談社 2004/11/22 ¥530
面白かった。ぬるいオタクのツボを良くつくなーと。斑目の洋服のとことかね。荻上が中々良い後輩ポイントに収まって咲も大野さんも一皮向けたって感じですね。
あー、いいな学生って。(本音)
面白かった。ぬるいオタクのツボを良くつくなーと。斑目の洋服のとことかね。荻上が中々良い後輩ポイントに収まって咲も大野さんも一皮向けたって感じですね。
あー、いいな学生って。(本音)
ハーフダラーを探して
2004年11月24日 読書
ISBN:4829162775 文庫 水城 正太郎 富士見書房 2004/11 ¥630
ライトノベルでは珍しいジャンルでしたが最近は赤城毅の『紳士遊戯』シリーズとかが面白かったかな。(レビューもしてますが)
で、地雷の宝庫富士見ミステリが放つコンゲーム小説がこれ。
作者は東京タブロイドシリーズで一応好評を得ています。
読んでみると、まず出だしが入りづらい。この医者の出てくる意味が最後まで良く解りませんでした。内容も気の強い少女が詐術師家業に慣れて行く過程や、相棒との信頼関係をまとめるエピソードがどうも唐突な気がしてならず。
内容は悪くないのにどうも駆け足過ぎるような気がします。
ラストの爽快さはあるので、もうちょっと内容を取捨選択して上手く構成出来なかったかなぁと言うのが感想。
あと、イラストもちょっとね・・・。
まあ好きなジャンルですので贔屓目で見て値段分楽しめましたと言う所でしょうか。続きに期待。
騙し、騙されるスリル!疾走するコンゲーム・ミステリー!!好きなんですよ、コンゲーム小説。
ごく普通の高校生だった魔夜美が足を踏み入れたのは、シレ〜っとした顔して人を騙す「嘘つき」ばかりの世界。そんな世界で、魔夜美は【詐術師】煉四郎の元、修行を始めた。煉四郎は《稀代の詐欺師》として名を馳せた魔夜美の父の一番弟子だった――。だがこの男、とんでもないいかさま師で!? やがて新都心を巻き込む大博打を仕掛ける魔夜美と煉四郎たち。嘘つきな奴らの華麗なる嘘の世界が始まる……。騙し騙され息もつかせぬコンゲームノベル!
http://www.kadokawa.co.jp/fujimi/mystery/search.php?pcd=200408000151
ライトノベルでは珍しいジャンルでしたが最近は赤城毅の『紳士遊戯』シリーズとかが面白かったかな。(レビューもしてますが)
で、地雷の宝庫富士見ミステリが放つコンゲーム小説がこれ。
作者は東京タブロイドシリーズで一応好評を得ています。
読んでみると、まず出だしが入りづらい。この医者の出てくる意味が最後まで良く解りませんでした。内容も気の強い少女が詐術師家業に慣れて行く過程や、相棒との信頼関係をまとめるエピソードがどうも唐突な気がしてならず。
内容は悪くないのにどうも駆け足過ぎるような気がします。
ラストの爽快さはあるので、もうちょっと内容を取捨選択して上手く構成出来なかったかなぁと言うのが感想。
あと、イラストもちょっとね・・・。
まあ好きなジャンルですので贔屓目で見て値段分楽しめましたと言う所でしょうか。続きに期待。
昨日から咽喉が痛くなってきた。
どうやら風邪らしい。週末はおとなしくしていよう。
そんな状態で珍しく帰りに新しいBarを開拓。
飲んだのは
ベリーヤングアードベッグ(ハイボール)→ブラッドノック1980-2004(キングスバリーケルティック)
モルトはボトラーズ中心の品揃えだが数はそこそこ。
ベリーヤングのハイボールも中々いけたし、キングスバリーのブラッドノックもローランドの甘さ優しさは感じさせながらもしっかりとした味わいで美味い。ただ余韻がもう少しあれば、と言う所。30分では起きなかったのだろうか。
お店自体は何度か通ってみてだろうなぁと。
どうやら風邪らしい。週末はおとなしくしていよう。
そんな状態で珍しく帰りに新しいBarを開拓。
飲んだのは
ベリーヤングアードベッグ(ハイボール)→ブラッドノック1980-2004(キングスバリーケルティック)
モルトはボトラーズ中心の品揃えだが数はそこそこ。
ベリーヤングのハイボールも中々いけたし、キングスバリーのブラッドノックもローランドの甘さ優しさは感じさせながらもしっかりとした味わいで美味い。ただ余韻がもう少しあれば、と言う所。30分では起きなかったのだろうか。
お店自体は何度か通ってみてだろうなぁと。
咽喉の痛みと鼻水、痰がメインです。
土日は静養・・・しながら未だにやっているRagnarok。
一年前位から自分がギルドマスターを引継いだギルドが少し人数多く(と言っても実働5、6人)なってきて、日曜日定期的に行われるギルド攻城戦に初の組織的参戦となりました。
参加人数4人の小勢ながら、同じような小勢力が奪い合いを行う通称レース砦を三度落とす事に成功。さすがに確保はなりませんでしたが初戦としては上々の出来となりました。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~zingroup/cgi-bin/ro-joyful/img/47.jpg
普段は80名くらいの大所帯に参加して戦っていますがたまにはこんな攻城戦も良いですね。また定期的にはやりたいと思ってます。
ドラゴンクエストは欲しいのですが、買ってしまうと病状が悪化しそうなのでしばらく指を咥えて見ている事にします。年末に時間が出来たときに買おうかなと。
土日は静養・・・しながら未だにやっているRagnarok。
一年前位から自分がギルドマスターを引継いだギルドが少し人数多く(と言っても実働5、6人)なってきて、日曜日定期的に行われるギルド攻城戦に初の組織的参戦となりました。
参加人数4人の小勢ながら、同じような小勢力が奪い合いを行う通称レース砦を三度落とす事に成功。さすがに確保はなりませんでしたが初戦としては上々の出来となりました。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~zingroup/cgi-bin/ro-joyful/img/47.jpg
普段は80名くらいの大所帯に参加して戦っていますがたまにはこんな攻城戦も良いですね。また定期的にはやりたいと思ってます。
ドラゴンクエストは欲しいのですが、買ってしまうと病状が悪化しそうなのでしばらく指を咥えて見ている事にします。年末に時間が出来たときに買おうかなと。
ISBN:4840228957 コミック あずま きよひこ メディアワークス 2004/11/27 ¥630
あずまきよひこのなごみ系漫画三巻。
いやーなんか全編楽しくて言葉にならないです。
この人にしかない味を存分に出してますよね。
自己プロデュースが上手いと言うか?
なんとなくさざえさんの域です。
1日で3度読み直せる漫画ってなかなかないですよ。はい。
あずまきよひこのなごみ系漫画三巻。
いやーなんか全編楽しくて言葉にならないです。
この人にしかない味を存分に出してますよね。
自己プロデュースが上手いと言うか?
なんとなくさざえさんの域です。
1日で3度読み直せる漫画ってなかなかないですよ。はい。
まず1人目は原 寮。
はっきり言って知らない人が多いでしょうがそれもその筈。
デビューは1988年。デビュー作『そして夜は甦る』が第2回山本周五郎賞の候補となり、2作目の『私が殺した少女』で第102回直木賞受賞。それ以来1995年までにシリーズ四冊、その他一冊を出してからぱったりと消息が途絶えていたという御仁。
但し唯一のシリーズ作品である沢崎シリーズは日本ミステリ界でも屈指のハードボイルド小説として未だに根強いファンを持っています。
とは言え、その続編は絶望と見られていたのですが11月25日に新作『愚か者死すべし』が無事出版されました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086068/ref=pd_sim_dp_2/249-6113987-9421113
帯の伝説の男が帰ってきた。は伝説の作者が帰ってきたと言う意味でしょう。間違いない。
まあこの9年ぶりの邂逅を素直に喜びつつ買ってくることにします。
二人目。
国産SFの旗手として颯爽と登場し、銀河英雄伝説に比されるスペースオペラとしてアニメ化までされた森岡 浩之の星界シリーズ。
シリーズ6巻目の星界の戦旗3が2001年3月に発行されてから三年半。ようやく続編が12月中旬に発売されます。
http://www.hayakawa-online.co.jp/newsbody.asp?newsid=000714
まあ前述の9年には及びませんしその合間に別の作品も出してますけどそれにしてもこちらもシリーズ続行が危ぶまれていただけに嬉しいニュース。楽しみですねー。
つーかどっちもハヤカワじゃん。
もう少し作家にやる気ださせてよ・・・。
はっきり言って知らない人が多いでしょうがそれもその筈。
デビューは1988年。デビュー作『そして夜は甦る』が第2回山本周五郎賞の候補となり、2作目の『私が殺した少女』で第102回直木賞受賞。それ以来1995年までにシリーズ四冊、その他一冊を出してからぱったりと消息が途絶えていたという御仁。
但し唯一のシリーズ作品である沢崎シリーズは日本ミステリ界でも屈指のハードボイルド小説として未だに根強いファンを持っています。
とは言え、その続編は絶望と見られていたのですが11月25日に新作『愚か者死すべし』が無事出版されました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086068/ref=pd_sim_dp_2/249-6113987-9421113
帯の伝説の男が帰ってきた。は伝説の作者が帰ってきたと言う意味でしょう。間違いない。
まあこの9年ぶりの邂逅を素直に喜びつつ買ってくることにします。
二人目。
国産SFの旗手として颯爽と登場し、銀河英雄伝説に比されるスペースオペラとしてアニメ化までされた森岡 浩之の星界シリーズ。
シリーズ6巻目の星界の戦旗3が2001年3月に発行されてから三年半。ようやく続編が12月中旬に発売されます。
http://www.hayakawa-online.co.jp/newsbody.asp?newsid=000714
まあ前述の9年には及びませんしその合間に別の作品も出してますけどそれにしてもこちらもシリーズ続行が危ぶまれていただけに嬉しいニュース。楽しみですねー。
つーかどっちもハヤカワじゃん。
もう少し作家にやる気ださせてよ・・・。