久しぶりに暖かな陽気。仕事も早く終え、地元のBarにふらりと足を伸ばす。

バーボンのオールドボトルをまた仕入れたらしいマスターに奨められて飲んだのが
1991年ボトリングのブラントン
1980年代のブッカーズ
の二種。
お手ごろ価格と言うことあり飲んでみるとどちらもバランスがとれた心地良い抑え目の甘さのバーボン。
特にブラントンの飲み口が柔らかでストレートで何杯もいけそうでやばかった。スモールバッチバーボンの代表格であるブッカーズもこの時代のものだからなのだろうか、とても63度とは思えない飲み口の滑らかさ。そして鼻を抜ける濃厚な飲み返しと程よく続く余韻。うむ、美味い。
で明日もある事とラストに飲んだのが70周年記念の余市12年。ピーティでパワフル。まったく負けてないのには思わずニヤつきます。なかなか楽しませていただきました。

続巷説百物語

2005年4月13日 読書
ISBN:4043620039 文庫 京極 夏彦 角川書店 2005/02/24 ¥900
無類の不思議話好きの山岡百介は、殺しても殺しても生き返るという極悪人の を聞く。その男は、斬首される度に蘇り、今、三度目のお仕置きを受けたというのだ。ふとした好奇心から、男の生首が晒されている刑場へ出かけた百介は、山猫 しのおぎんと出会う。おぎんは、生首を見つめ、「まだ生きるつもりかえ」とつぶやくのだが……。狐者異、野鉄砲、飛縁魔――闇にびっしり蔓延る愚かで哀しい人間の悪業は、奴らの妖怪からくりで裁くほかない――。小悪党・御行の又市一味の仕掛けがますます冴え渡る、奇想と哀切のあやかし絵巻、第二弾。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200312000245
先日読んだ巷説百物語の続編。構成としては巷説の各話と前後して続巷説の話が挿入されると言う感じで進んでいきます。続の方はほぼ山岡百介の視点で事件が書かれていて、巷説では淡々と物語が綴られると言う印象でしたが、続では百介の体験としてよりドラマチックに書かれていると言う風に見えました。理不尽な非道・悪行を妖怪の仕業として闇のうちに葬ると言う仕事人的な構造が巧みかつ爽快であり、今回はおぎんや又市の過去なども披瀝され、まさに巷説の補完、グレードアップとしての相乗効果となっています。
セットで一気に読めて良かったなと思います。
久しぶりにどっぷり読書に浸かった充実感がありました。

4月12日の日記

2005年4月12日 日常
昨日からのあまりの寒さにしまっていたコートを取り出す。
雨は明日まで残るよう。桜も寒風と雨に散る。土日満開で早くも散り行くとはなんとも儚い。
そんな天気でも仕事で外に出ざるを得ない。
自らのミスで相手を怒らせてしまいへこむ。参った。天気もこうだし今日はネガティヴだ。早く寝よう。
てんやで食べたはまぐりのかき揚げ丼ももたれた。てんやは油が新しい時と古い時で天と地くらい味が違う。いつ変えているのか教えろといいたい。
ISBN:404429206X 文庫 いとう のいぢ 角川書店 2005/03/31 ¥540
文化祭でしでかしたあの出来事が原因で唯我独尊直情径行な涼宮ハルヒが動揺するというのは、まあひとことで言えば感慨深い。まだまだコイツには俺でも知らない一面があるということか――。大人気シリーズ第6弾!
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200408000069
何故こんなに売れているのかイマイチわからない涼宮ハルヒシリーズ6巻目。いや面白くないというわけではないですが・・・特別売れるような何があるんでしょうか。
やっぱり長門有希でしょうか。長門かわいいよ、長門。
短編としては「ライブアライブ」と「ヒトメボレLOVER」が秀逸。ライブアライブではひさしぶりにハルヒの可愛い所が見られるし、ヒトメボレ〜では長門が最後に信じられない一言を。どんどん丸くなっていってしまうのが嬉しいような寂しいような。
そんな中、今回は目立たないみくるの存在。まあ次の長編の伏線が最後にあるので次巻はみくるメインになるのでしょうか。
まあ正直な所を言うと長門メインだけで良いです。

4月10日の日記

2005年4月10日 日常
いやぁ巨人は終わってますな。
それで移籍した河原が西武で先発1失点勝利とか笑えすぎ。

ごーさんのところhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~go-as/main.htmでカムナガラの話が。
アワーズは雑誌読んでるのでずっと見ている訳ですが、絵は好きなんですがストーリーが暗い割りに進展せずに最近読んでません。
今度古本屋でみたら立ち読みしてみようかなぁ・・・。

最近ニュースを見ていると中韓のキチガイっぷりが目を覆わんばかりでイヤになります。
ガキと大人の争いじゃ泣き喚くガキには適いませんな。
それでやる事は強請りタカリとヤクザ並ですのでタチが悪すぎです。暫く触らないでいてあげると泣き止むんじゃないでしょうか。まあ政府マスコミがこぞって扇動しているので無理かも知れませんが。民度の低い国は国内が逼迫すると外敵作りに必死で大変ですね。

未だにやっているROはハンタがやっと96に。発光は遠い。
Gvでは久しぶりのガチ対戦と砦確保で満足。
Gv後にまったりと話していると名古屋の方から「矢場とん」と言うみそかつの美味しい店を教えて貰いました。ちょいと検索してみると昨年東銀座に支店を出したらしく早速行ってみようかと。
http://g.pia.co.jp/newopen/20040422_6.htm
1000円オーバーなのはちと痛いですが楽しみです。

明日からまた頑張りましょう。

巷説百物語

2005年4月10日 読書
ISBN:4043620020 文庫 京極 夏彦 角川書店 2003/06 ¥660
怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧―。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが…。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。小豆洗い、舞首、柳女―彼らが操るあやかしの姿は、人間の深き業への裁きか、弔いか―。世の理と、人の情がやるせない、物語の奇術師が放つ、妖怪時代小説、シリーズ第一弾。(「BOOK」データベース書評)
実は読んでいなかった京極夏彦のこのシリーズ。嗤う伊右衛門がイマイチで、この人の書く妖怪モノはどうもなぁと思って敬遠していたのですが立ち読みしてみるとただの妖怪ものでは無い様子。読んでみるとしっかりミステリしていて面白いじゃぁないですか。シリーズキャラも居るし。ただ気になるのは結末でからくりの種明かしがない作品があるのはデフォルトなんでしょうか。ちと不親切かも?
まあそんな事はあまりきにならない気合を入れて読める時代小説です。直ぐに続刊を買いました。

今週末は。

2005年4月8日 趣味
久しぶりに仕事が早くひけて反町です。

ジョンコリンズ→アベラワー15y→ロングモーン12y(GM)&11y(ケイデン)→カリラ12y(ハーフ)

先週から比べるとスタンダードな夜。アベラワー15yはベタな甘さだが嫌味は無いまったりと飲みやすい女性的なスペイサイド。意外とドライでロングモーンらしく楽しいGMの12yに比べて平行で試したケイデンヘッドの11yはシェリーのダブルマチュアド。内容はモロにシェリー。時間を置くと少しエステリーな香味が出てくるがロングモーンらしくない面白さ。最後にアイラをと久しぶりにオフィシャルのカリラを飲んでみるとこれがまた美味いね!
原点回帰の夜という感じでした。

帰りに同じく反町の八龍でタンメンを食べる。
ここはかなりマイナーな店なのだが地元では有名で夜になると客が途絶えない。850円と少々高めなのだが美味い。化学調味料もきっちり使っていて普通の中華料理屋さんなんだけど安心出来る味というか。塩好きには神奈川でも結構名前の通っている店だ。オススメかも。
ここ2日程、日中に20度を越す陽気となり、コートを持ち歩かなくなりました。今日は風も強く春一番の模様。
仕事で目黒に行ったのですが目黒川の櫻並木も綺麗に咲いてました。ぽかぽか陽気の中、目黒のかづ屋であっさりとした美味しい支那そばを戴き、その後眠気と戦いながら客先回りの歩も軽やかで良い日でした。

英國戀物語エマの第一話を見ました。
全体的に良く出来ているなと言う印象。特に声に違和感が無く、すっと入っていけるのは凄いなと思いました。作画も凄いと云うほどではありませんが及第点には十分。ただ、ストーリーの流れが早いのはしょうがないのでしょうか。この進み方でワンクール持つのかなぁとちょっと心配になりました。
原作ファンとしてはエマの眼鏡への思い入れの部分等はもう少し細かく扱ってほしかったです。特に眼鏡越しに初めて世界が綺麗なのだと気づくシーンは映像化出来るがゆえにもうちょっとドラマチックな演出が欲しかったですね。原作を知らない人から見ると余計な部分なのかも知れませんから良し悪しですが。もうちょっとゆったり余韻を残すような感じを生かせればいいなぁとは思うのですがどうでしょうか。
昨年2004年から本屋大賞と言うものが開催されているようですが今年2005年は恩田陸さんの『夜のピクニック』が大賞を受賞したとの事。
この本屋大賞は書店員だけに投票権があり、2003年12月1日〜2004年11月30日の間で【書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票】するらしいです。
http://www.hontai.jp/index.html

『夜のピクニック』はハードカバーなので未読なのですが、ページ上のノミネート作品の所のあらすじと推薦コメントを読むと面白そうだなぁと。
いつも文庫落ちしたら買っているのでじっくり待つ事にします。
それにしても恩田さんの作品はミステリとも一般文学ともファンタジーとも言える独特の魅力があり、この受賞はおめでたいの一言。
書店員の方の投票と言うのも中々面白いものですね。
楽天より弱い予感。
中国成都のイトーヨーカドーが反日市民の打ち壊しに遭い、休業。
(4/2)台湾 中央通信社
http://www.cna.com.tw/perl/cipread_mp.cgi?id=200504030084
現場写真
http://rubyurl.com/EyUXG

その僅か3日前。
「外務省スポークスマン、中国には日本国民に反発する感情は存在しないと表明」
http://jp.chinabroadcast.cn/1/2005/03/31/1@38030.htm

そして今日。
中国から「来れ日本企業」 地方政府、誘致に熱。
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200504030156.html

ナニソレ(゜Д゜)y─┛~~
初めて高名な自由が丘のBarに伺いました。
5000円の予算で何か〜とお願いした所、ハーフで色々とセレクションしてくれました。丁度、というか珍しく金曜日なのにお店が空いていた事もあってゆっくりと最近のものからレアなものまで楽しむ事が出来ました。

クライネリシュ1972-2002 Dundiel→カリラ1991 13y→ラフロイグ16y DL OMC→キャパドニック16y ケイデンヘッド→トーモア1966 サマローリ→ストラスアイラ1965 ジェイムスマッカーサー(キングスバリーの1967を少々サービスで平行)

カリラとラフロイグはドイツのウィスキーフェアの記念ボトルですね。素性の良さで気軽に飲めるカリラとリフィルバット熟成でピートが聞いたちょっと毛色の違うラフロイグでした。でもボトル単価としては高すぎだよなぁと思ったのは一番最初に飲んだクライネリッシュが凄かったから。クリーミーでコクがあるクライネリシュは注いだ瞬間からあまやかな香りが立ち余韻と飲み返しが抜群。素晴らしいモルトでした。これのせいで後が霞んでしまった感があります(笑)。キャパドニックもトーモアもまったりと濃いダークシェリーのモルトでしたがやはり一番はクライネリッシュだったかなぁ等と思いながら、色々なボトルを並べて貰いました。
グレンモーレンジのアーティザンはあるとして、三回樽を変えたと言うフィニッシュ物を見せて貰いましたが名前を失念してしまった。60年代はやはり美味しいですねと言う話で先週飲んだキングスバリーのストラスアイラ37yの話をするとそれでは是非今度はこれを。と言って出されたのがストラスアイラ1965(JM)。
ハーフで戴きましたが、うは、馬鹿ウマ・・・。
37yが派手で陽気で隣にいるとついつい微笑んでしまう楽しげな貴婦人とするとこちらは落ち着いた美貌の微笑みに飲み込まれそうになる貴婦人と言った風。香りもさながらその余韻。何時までも余韻が消えないんですよ、これが。うは。
いや、良いモノを飲ませていただきました。また行きたいですねぇ。まあお値段もハーフ6杯で\6,500ですのでなかなかの出費にはなりましたが(;´Д`)
ISBN:4086005689 文庫 ひびき 玲音 集英社 2005/04/01 ¥460
行け行け、GO! GO!で妹(スール)オーディション開催!?
江利子が決めた妹選びの期限が迫り、焦る由乃が妹を公開オーディションで決めると言い出した。さすがに祐巳もそれには反対、かわりに祐巳も含め、二年生と一年生で茶話会をすることになるが…。

そう言う訳でマリみての最新刊です。
結局祐巳の妹争奪戦は可南子脱落までと言う事で決まらず、相変わらずひっぱるなぁと言う感じ。まあ由乃の方がなんとか纏まりそうなのでひさしぶりに進展があったと言う事では良かったのでしょうし、逆に蔦子、真美のサブキャラ連に春が来たりしてますます祐巳の孤立感が深まるんですがどうなんですか。
次巻はさすがに引っ張らないだろうなと思いつつ、嫌な予感がぬぐい切れないこの週末でした。
ISBN:4044708029 文庫 シギサワカヤ 角川書店 2005/03/31 ¥560
未来から流刑としてやってきた朝槻憐にとって、この時代は監獄だった。その運命に囚われた絶望的な状況に反発を続けていた憐だったが、玲人の協力を得て少しずつこの時代になじんでいった。だが今を楽しむほどに憐は死んだ仲間を思い出す「私だけ、幸せでいいのか―」思い悩む憐の前に、さらなる絶望が訪れる! 憐を利用して未来を変えるべく“彼”が現れたのだ。はたして“彼”の正体とは。運命のピュア・ストーリー第2弾登場!
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200408000062
良い。前巻も良かったが今回はもっと良い。何が良いってやはり憐が可愛い(笑)。
巻頭のコミックで掴んで中盤まで続く穏やかな学園生活とそれに戸惑いつつも受け入れていく憐。良くある学園物の黄金パターン的なストーリーなのだがその中で葛藤しつつも幸せを噛締めて行く過程は見事なものだ。悩みすぎる主人公には時に鬱陶しさを感じるものだが、憐の心情描写が丁寧なのでそこも気にならずに読み進めて行ける。そして玲人とのつかづ離れずの絶妙な距離。この距離もこの作品を面白くしている部分だと思う。正直後半の物語の設定の核心部分が要らなく思える程、もっと普通の憐を見ていたいと思わせる。憐かわいいよ憐。
いやただの萌え小説では断じてないのだがもう書く事がそれしか(笑)。また続きが気になるシリーズが出来てしまったなぁ。
あーやっちゃった。結局生き返っちゃったのね・・・。

とまあ皆さん思ったでしょうがまあしょうがない展開ですかねぇ。

終わり方が性急すぎてさーっぱり解らなかったんですがまあハッピーエンドと言う事で・・・。
それにしても全員生き返らなくてもなぁ。
ある意味かなり期待してたので残念ではありますが。
でも過程でここまで鬱展開にも関わらず楽しめたアニメは久しぶりでした。

今期では一番の出来と言うべきなんでしょうかね。
何気に巌窟王も評価が高いらしいですが見てなかったし。
ISBN:4757721684 コミック 森 薫 エンターブレイン 2005/03/31 ¥651
相変わらず無批判に素晴らしいの一言。
リチャードとオーレリアのエピソードはもう少し濃くてもと思わなくもないがインターミッションとしてはそうも行かないだろう。
父、リチャードも、いや彼こそが英国の階級差を、社交界の恐ろしさを十二分に実感していたのだと言うエピソードがウィリアムとエマの恋の危うさをいやがおうにも実感させてくれるのだ。
しかし、それにしても仕事仲間と会話する活き活きとしたエマ、そして期せずして現れたウィリアムに抱きつくエマ。そしてベッドで恥じるエマ。いやもう魅力的だったら。
何気にファンタスティック!と叫ぶ奥様も良いですね(笑)
まあなんにしろ、続きを!もっと続きを!と言う所です。
ISBN:4758051305 コミック 高遠 るい スタジオディーエヌエー 2005/02/25 ¥580
http://www.jbook.co.jp/product.asp?jan=9784758051309
最近Blog界隈を賑わしているこの漫画。気になって購入してみる。
いやー、探しましたわ。ゼロサムコミックスとか普通に売ってないですし。で、内容みてみたらこれが中々面白かった。
各話それぞれに女の子が暗殺とか格闘とかしたりする。しかもギャグ漫画かと思いきや結構シリアスな展開だったりして、意外性もあり最後まできっちりと読めました。
各話の主人公がきっちりと後の話に絡んでくるのも中々面白い趣向。まあ今後はさすがにそうぽこぽこ増やさないでしょうが(笑)
絵も上手いし、力の抜きどころも心得ているし、人気が高いのも解るような気がしました。
しかしコミックビームのエマと言い・・・どんな漫画雑誌にもやはり売りの一つはあると言うことですね。(問題発言)
最近あちこちでよく聞くNANAKA†CRASH!!をやってみましたが。
http://www.geocities.jp/lledoece/nanaca-crash.html

現在記録7199.53。冬子スペシャル2回の後、里見スペシャルで達成。
でもここの管理人さんの37395.58とか・・・。
http://dosaki.hp.infoseek.co.jp/2005.3.html(3/9日記)
暇人が多いですねヽ(゜∀゜)ノ

いやだって、ROのキャラセレがヘンになってて繋げないんだもの。
ISBN:4088767624 コミック 伊藤 悠 集英社 2005/03/18 ¥620
長らく太平を謳歌していた島国<皇国>、その最北端・北領に突如、超大国<帝国>の艦隊が押し寄せる。<帝国>が誇る戦姫・ユーリアの指揮する精鋭部隊の前に、為す術なく潰走する<皇国>軍。剣牙虎の千早とともに、圧倒的軍勢に立ち向かう兵站将校・新城直衛中尉は、蹂躙されゆく祖国を救えるのか…!?
原作の雰囲気を損ねずに極寒の北嶺を潰走する皇国軍と追撃する帝国軍の緊迫感をじっくりと伝える良作。
特に主人公新城直衛の複雑で歪んだ性格を上手く表現出来ており、原作ファンからの評判も高い。劇画風の粗い絵も非常に雰囲気に合っており幸せな漫画化になったと言えるだろう。
原作も素晴らしいのだが、いきなり読むにはこちらの漫画で肩慣らしをしてからの方が入りやすいかもしれない。
文句無くお奨め。
ISBN:406314366X コミック 田中 ユキ 講談社 2004/12 ¥550
突然、神社で働く事になった主人公・里見。そこには、外からでは分からない「神社」という職場の厳しい現実と、巫女たちに囲まれた楽しい生活が……。今までにない新本格巫女漫画のスタートです!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406314366X/249-0888889-2989900

帯や煽りにあるようにただの巫女萌え漫画なら読む気はなかったんですが、立ち読みでなんとなく絵が気に入ったので単行本を買ってみました。
で、読んでみると意外と真面目に神社の裏側を紹介していて面白い。もっと裏側はロコツなんだろうが宗教とビジネスとのジレンマとかは非常に興味深いものがある。
失踪した兄とか含めてまだまだ色々ありそうで主人公里見の成長と人の心がある程度?読み取れる15歳巫女真鍋さんとの絡みがメインのようだがそれより何より新田さん良いよ、新田さん。←なんだかんだ言って結局そこか。

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鴉

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