ダンカン・テイラー オールド・ブレンデッド35年
2005年5月29日 趣味
週末、地元のBarにて。
ローズバンク1989 15y(キングスバリー)→カスクオブヤマザキ1993&カスクオブハクシュウ1989(ハーフ)→ダンカンテイラー オールドブレンデッド 35y→スコッチシングルモルトサークル アイル・オブ・アイラ(ブナハーブン)1997(ハーフ)
ローズバンクは口開け。香りはかなりたったが味はドライ。ローズバンクのまったりとしたフルーティな丸味を期待するにはもう少し待つ必要がありそう。
サントリーのカスクシリーズ。山崎の方は飲んで驚いた。ピーティでスモーキー。アイラと間違えるくらいだが暫くすると山崎のキャラクターの解り易い甘さも奥から見えてくる。しかし前面に出ることは無い。CPは置くとしてこれは飲める酒だ。中々飽きない。
白州はどぎついシェリー色のコテコテモルト。ウィスキーマガジンライブで飲んだ時は味・香り共にゴム系の嫌味がきつ過ぎてうわ、と思ったのだがこちらで飲み返してみると葡萄そのものを感じさせる甘さとフルーティさ、そしてまったりとしたシェリー香ときちんとバランスの取れた良い酒になっていた。うーん、カスクの違い?
本日メーンイベントはマスターお奨めのオールドブレンデッド。
グラスに鼻を近づけた途端にまいったと思った。熟成され、精錬された馥郁としたシェリーモルトの香りにしばし陶然とする。そして一口。美味い!ブレンドされた後、20年をかけて樽熟成されたというその重みを十分感じられる落ち着き、それだけではない華やかさ。久しぶりの感動出来るウィスキーです。
翌日即一本購入してしまいました。大枚はたいて。それくらい美味かった。
締め。ドイツのシングルモルト愛好会であるSSMCボトリングのブナハーブンはヘビーピーティでアードベックのような味わい。香りはピーティなアイラそのものなのだが味はアードベッグの甘みにプラスして麦そのもののモルティな甘みが混ざって面白い味わい。
締めに丁度良かったかもしれない。
良い酒飲ませていただきました。
ローズバンク1989 15y(キングスバリー)→カスクオブヤマザキ1993&カスクオブハクシュウ1989(ハーフ)→ダンカンテイラー オールドブレンデッド 35y→スコッチシングルモルトサークル アイル・オブ・アイラ(ブナハーブン)1997(ハーフ)
ローズバンクは口開け。香りはかなりたったが味はドライ。ローズバンクのまったりとしたフルーティな丸味を期待するにはもう少し待つ必要がありそう。
サントリーのカスクシリーズ。山崎の方は飲んで驚いた。ピーティでスモーキー。アイラと間違えるくらいだが暫くすると山崎のキャラクターの解り易い甘さも奥から見えてくる。しかし前面に出ることは無い。CPは置くとしてこれは飲める酒だ。中々飽きない。
白州はどぎついシェリー色のコテコテモルト。ウィスキーマガジンライブで飲んだ時は味・香り共にゴム系の嫌味がきつ過ぎてうわ、と思ったのだがこちらで飲み返してみると葡萄そのものを感じさせる甘さとフルーティさ、そしてまったりとしたシェリー香ときちんとバランスの取れた良い酒になっていた。うーん、カスクの違い?
本日メーンイベントはマスターお奨めのオールドブレンデッド。
グラスに鼻を近づけた途端にまいったと思った。熟成され、精錬された馥郁としたシェリーモルトの香りにしばし陶然とする。そして一口。美味い!ブレンドされた後、20年をかけて樽熟成されたというその重みを十分感じられる落ち着き、それだけではない華やかさ。久しぶりの感動出来るウィスキーです。
翌日即一本購入してしまいました。大枚はたいて。それくらい美味かった。
締め。ドイツのシングルモルト愛好会であるSSMCボトリングのブナハーブンはヘビーピーティでアードベックのような味わい。香りはピーティなアイラそのものなのだが味はアードベッグの甘みにプラスして麦そのもののモルティな甘みが混ざって面白い味わい。
締めに丁度良かったかもしれない。
良い酒飲ませていただきました。
もう少しくやしく。のガイドライン
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1116737267/
やばい。笑いすぎ。
元ネタ。
くやしく
http://www.timekiller.jp/archives/2005/05/17/021507.html
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1116737267/
やばい。笑いすぎ。
元ネタ。
くやしく
http://www.timekiller.jp/archives/2005/05/17/021507.html
ISBN:4101250227 文庫 伊坂 幸太郎 新潮社 2005/04 ¥660
多方面から語られた話が伏線と共に絡み合いつつ最後に集結すると言うテクニックは宮部みゆきさんとか若竹七海さんとか京極夏彦さんとか西澤保彦さんとか、ライトノベルだと成田良悟さんとか何人もの作品が思い浮かべられるわけで、そんなに珍しいものでもありませんが。ただ小奇麗にまとめてあるにも関わらず一方では投げっぱなしの所もあると言うアンバランス感や情緒不安定な登場人物達が現代の不安定な社会を上手く書き出せていたりする所が最近の人にはウケているのではないかとか勝手に言ってみたりする。
読めたけど普通のミステリかなぁ。
歩き出したバラバラ死体、解体された神様、鉢合わせの泥棒-。無関係に思えた五つの物語が、最後の最後で一つの騙し絵に収録する。これぞミステリー!巷で最近評価の高いミステリ作家、伊坂幸太郎氏の作品に初挑戦。
多方面から語られた話が伏線と共に絡み合いつつ最後に集結すると言うテクニックは宮部みゆきさんとか若竹七海さんとか京極夏彦さんとか西澤保彦さんとか、ライトノベルだと成田良悟さんとか何人もの作品が思い浮かべられるわけで、そんなに珍しいものでもありませんが。ただ小奇麗にまとめてあるにも関わらず一方では投げっぱなしの所もあると言うアンバランス感や情緒不安定な登場人物達が現代の不安定な社会を上手く書き出せていたりする所が最近の人にはウケているのではないかとか勝手に言ってみたりする。
読めたけど普通のミステリかなぁ。
ここまでの流れ。
韓国の盧武鉉大統領『韓国はアジアのバランサー』発言。米と明らかに距離を取る発言を連発。→谷内正太郎事務次官、『非公式会議』で韓国・国会国防委員会の与野党議員団に腹を割って米が韓国に不信感をもってますよ、と忠告。(米韓関係が冷え込んでいるのはニュースを読んでいれば誰でも知っている。)→逆ギレした韓国議員がマスコミにリーク。→当初は穏便に済ませようと思っていた韓国政府、マスコミが報道した後で突然キレて抗議。(谷内発言は5/11。韓国がキレたのは半月以上経ってから。ちなみに盧武鉉大統領の支持率は一ヶ月で47.9%→31.6%に急速下降中。)→谷内を処分しないと日韓首脳会談もキャンセルだ。とのたまい始める。
結論。来なくて良いよ。
韓国の盧武鉉大統領『韓国はアジアのバランサー』発言。米と明らかに距離を取る発言を連発。→谷内正太郎事務次官、『非公式会議』で韓国・国会国防委員会の与野党議員団に腹を割って米が韓国に不信感をもってますよ、と忠告。(米韓関係が冷え込んでいるのはニュースを読んでいれば誰でも知っている。)→逆ギレした韓国議員がマスコミにリーク。→当初は穏便に済ませようと思っていた韓国政府、マスコミが報道した後で突然キレて抗議。(谷内発言は5/11。韓国がキレたのは半月以上経ってから。ちなみに盧武鉉大統領の支持率は一ヶ月で47.9%→31.6%に急速下降中。)→谷内を処分しないと日韓首脳会談もキャンセルだ。とのたまい始める。
結論。来なくて良いよ。
日「米国が韓国信じないため情報共有できず」
「米国が韓国を信頼していないため、日本は韓国との情報共有にためらいがある」。
東亜(トンア)日報が24日報じたところによると、外務省・谷内正太郎事務次官は今月11日に訪日した韓国・国会国防委員会の与野党議員団に対し「北朝鮮の核問題について米国と日本が情報を共有しているが、米国が韓国を信頼しないため、日本が入手する北核関連情報を韓国と共有するのは非常にむずかしい」と話した。同紙によると、谷内事務次官は、国防委員会・柳在乾(ユ・ジェゴン)委員長、与党「開かれたウリ党」(ウリ党=「わが党」との意)の金明子(キム・ミョンジャ)、野党ハンナラ党・朴振(パック・ジン)議員らに会った際、このように話した。
当時、谷内事務次官は私見であると前置きにし「(6カ国協議で)米国・日本は右側にあり、中国・北朝鮮は左側にあるが、韓国は今、中間から左へ進んでいるようだ」とし「北核問題を解決するためには、韓米日3国の団結が肝要だが、最近、韓国が韓米同盟から抜け出しつつある」と述べたもようだ。
一方、外交通商部(外交部)の李揆亨(イ・キュヒョン)スポークスマンは、こうした報告の直後、日本側に、韓米関係・韓国政府の対北朝鮮政策について不必要な誤解を招きうる、との点を指摘し、韓米間には緊密な情報交流・協力が行われている、と釈明したものとされる。 韓国中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63938&;;;;servcode=200§code=200
外務省首脳は26日、谷内正太郎同省事務次官が韓国の国会議員団との会談で「米国が韓国を信頼していない」との趣旨の発言をしたことに韓国側が批判を強めていることについて、非公式の会談の話を公にしてどうこうしようというのなら、非公式な率直な会談は一切成り立たなくなる」と述べ、非公式な会談での発言内容を公表した韓国側の対応に不快感を示した。 毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050527k0000m010103000c.html
【社説】「韓国とは北核情報を共有できない」
(前略)しかし日本外務次官の発言から、韓国政府のこうした説明がどれほど現実を糊塗したものかが表れた。外交官は慎重な言葉遣いを生命とする。しかも隣国の外交現実を評価するというのは非常に稀なことだ。にもかかわらず日本の外務次官が「米国が韓国を信頼しないようだ」という直説的な表現を使ったことは、韓米関係がすでに深刻な水準にあることを知らせている。韓国を信じることができないという言葉は、われわれが情報を北朝鮮や他国に流すという言葉でもありうる。特に、谷内次官が述べた「韓国はいま中国と北朝鮮の方向へ進んでいるようだ」という言葉は、深刻に受け止めなければならない。外交通商部スポークスマンは、谷内次官の発言が「韓米関係および韓国の対北朝鮮政策に対し、不必要な誤解を招きうる」と遺憾を表明した。しかし「不必要な誤解」を心配する時期はすでに過ぎているようだ。 「誤解」が問題ではなく「現実」がどうかだ。 反米、民族協調を叫びながら同盟を捨てて、韓国だけが次第に北東アジア地域で孤立していく局面ではないだろうか。
北核情報を米日両国に決定的に依存しているわれわれとしては、すでに安保に致命的な弱点を自ら作っている。こういう政府を信じて安保を任せることができるだろうか。本当に心配だ。 韓国中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63888&;;;;servcode=100§code=110
6月の韓日首脳会談、予定通り開催できるか
ここしばらく落ちついていた韓日関係が荒れはじめている。
日本の谷内正太郎外務省事務次官の発言が導火線になった。外交部周辺では「ともすれば3月のときより深刻な局面を迎えるかもしれない」という憂慮さえ出ている。
さらに発言の主題が韓米関係という点が問題だ。政府の立場から見て、最も敏感な主題に触れたようでもあるからだ。政府高位当局者は26日「最近相次いで飛び出した韓米対立の論議をようやく落ち着かせたころ、友邦だという日本の外交実務最高責任者が、火種を大きくするということがあっていいものか」と不満を隠さなかった。
政府の強硬対応には「日本内の強硬論に釘を刺す必要がある」という判断も作用した。特に北朝鮮核問題と関連し、日本の政治家とマスコミが▽核実験徴候説▽国連安保理付託▽北朝鮮を除外した5者会談開催など−−をむしろ米国より強硬に主張することに対し、政府当局が非常に不満に感じていた。
ある当局者は「日本側から飛び出す説は99%が全く根拠のないことだ」とし「日本の強行論で交渉に集中できない」と非難した。
日本の無反応も対立を増幅させた主な要因だった。政府は谷内発言が出た当日をはじめ、各種外交経路を通じて日本側に釈明を要求したが、公式、非公式ともに答弁がなかった。この日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と外交部スポークスマンが「分不相応だ」「黙過できない」「非常に不適切な発言」など外交慣例上、あまり使わないような用語を動員したことも、政府内の強硬な気流をうかがわせるという説明だ。
今後の関心の焦点は、韓日首脳会談が予定通りに開かれるかである。政府高位関係者は「首脳会談開催の可能性は半々」とし「日本側の誠意ある措置がなければ、開催は難しい状況」と話している。 すべては日本政府にかかっており、開催については日本の態度によるとしている。 韓国中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63938&;;;servcode=200§code=200
ISBN:4063143783 コミック かとり まさる 講談社 2005/05/23 ¥560
ショートカット美少女中学生が主人公。年上のお嬢様と女装美少年が脇を固めると言う、こう言う書き方だとかなり誤解がおきそうな、青春将棋漫画の第二巻。
囲碁でヒカルの碁があたったから将棋でも、と言う安易なコンセプトで始まったかどうかは知りませんが昨今出た将棋漫画の中ではピカ一の出来なのはやはり画力。主人公紫音の可愛らしさも然ることながら対局中の緊張感のあるシーンはヒカルの碁と同じく内容が理解できなくても息を飲ませるだけのものがあります。
両親の殺害現場に立ち会って言葉を失ったと言うヒロインの悲劇性。其の中でも周囲の暖かい助力と絶好の好敵手を得て強く強く天性の才能を発揮し磨き続けるサクセスストーリーの王道をこれでもかとばかりに描くこの漫画。
両親を殺した犯人の謎など伏線もあり、この先伸びていくに違いない作品だと思います。是非チェキ。
ショートカット美少女中学生が主人公。年上のお嬢様と女装美少年が脇を固めると言う、こう言う書き方だとかなり誤解がおきそうな、青春将棋漫画の第二巻。
囲碁でヒカルの碁があたったから将棋でも、と言う安易なコンセプトで始まったかどうかは知りませんが昨今出た将棋漫画の中ではピカ一の出来なのはやはり画力。主人公紫音の可愛らしさも然ることながら対局中の緊張感のあるシーンはヒカルの碁と同じく内容が理解できなくても息を飲ませるだけのものがあります。
両親の殺害現場に立ち会って言葉を失ったと言うヒロインの悲劇性。其の中でも周囲の暖かい助力と絶好の好敵手を得て強く強く天性の才能を発揮し磨き続けるサクセスストーリーの王道をこれでもかとばかりに描くこの漫画。
両親を殺した犯人の謎など伏線もあり、この先伸びていくに違いない作品だと思います。是非チェキ。
黄昏の刻2 七色の刺客 ○
2005年5月25日 読書
ISBN:4829117176 文庫 吉村 夜 富士見書房 2005/05/20 ¥609
内容は超能力学園アクション。うわ、何十年前のシチュエーション?とか思ってしまいますが。ストーリーもほぼ学園アクションの王道を突っ走ってますし。でも何故か退屈しないで読めてしまうのは何でだろう・・・。上級生との対立に学園内に跳梁するスパイと、真面目にどっかの漫画で絶対見たことあるストーリーなのにねぇ。不思議だ。
でも安心して楽しめますのでお暇な人は1巻、2巻を揃えて買ってみては如何。損はしないと思いますよ。
(過大な期待は禁物だけれど。)
"銀嶺が転入後すぐに起きた、『連盟』による妹・夕姫誘拐事件。なんとか解決をしたものの、学園上層部は、校内に手引きをしたスパイがいたことを重視し、内通者の洗い出しにかかるのだが!? しかし−−。"私イチオシの『ハーモナイザーエリオン』シリーズの作者の新シリーズ第二巻。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200501000196
内容は超能力学園アクション。うわ、何十年前のシチュエーション?とか思ってしまいますが。ストーリーもほぼ学園アクションの王道を突っ走ってますし。でも何故か退屈しないで読めてしまうのは何でだろう・・・。上級生との対立に学園内に跳梁するスパイと、真面目にどっかの漫画で絶対見たことあるストーリーなのにねぇ。不思議だ。
でも安心して楽しめますのでお暇な人は1巻、2巻を揃えて買ってみては如何。損はしないと思いますよ。
(過大な期待は禁物だけれど。)
煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY △
2005年5月23日 読書
ISBN:4829117168 文庫 貴子 潤一郎 富士見書房 2005/05/20 ¥651
結論。主人公存在感無さ杉。後半は盛り上がったものの中盤までがかり厳しい。主人公のお株を奪うレイニーやアルフェイムのキャラの立ち方に比べてヒロインの筈のレディキィとか主人公とかなんか居なくてもよいし!なんで居るのって感じだし。
結局最後には色々伏線が解かれて、成る程、さすが貴子さんと頷けるのだけれど、途中で何度かもう読むのやめようと思いましたが。
しかもこの人、ストーリー作りの人でアクション書くのあまり上手くない気がするのでこーいうアクション系小説はキッツいのではないでしょうか。個人的には眠り姫の時の探偵さんの続編とか希望なんですが。
まあ次巻に期待を持たすかな。
"両親を亡くし教会にひきとられ育った少年・薫。ある日彼が学校から帰ると、神父に義兄の真澄とともにある老人のもとへ連れて行かれる。そして長剣を渡され、告げられた。「今日からお前はエスクードとなるのだ」と。"『12月のベロニカ』『眠り姫』と落ち着いた文体で泣きポイントをくすぐる作品を送り出す貴子潤一郎の三冊目。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200502000250
結論。主人公存在感無さ杉。後半は盛り上がったものの中盤までがかり厳しい。主人公のお株を奪うレイニーやアルフェイムのキャラの立ち方に比べてヒロインの筈のレディキィとか主人公とかなんか居なくてもよいし!なんで居るのって感じだし。
結局最後には色々伏線が解かれて、成る程、さすが貴子さんと頷けるのだけれど、途中で何度かもう読むのやめようと思いましたが。
しかもこの人、ストーリー作りの人でアクション書くのあまり上手くない気がするのでこーいうアクション系小説はキッツいのではないでしょうか。個人的には眠り姫の時の探偵さんの続編とか希望なんですが。
まあ次巻に期待を持たすかな。
ピティバイック1974・26年・55.8度
2005年5月21日 趣味
週末は東急沿線のBar。
スプリングバンク10y→ダニエル・スチュアート12y→ピティヴァイク1974(キングスバリー)→マッカランカスク→ショートカクテル(カリラ12y+アモンティリャードシェリー)
華やかで優しい香りが迎えてくれるスプリングバンクはスタンダードにしてはちょい高いので普段は頼まないがサービス価格だったので。一番初めに飲むには良いモルトだ。香りだけで癒されるような気がする。良いモルトなんだよな、スプリングバンク。でも値段はジャパニーズ並みに高い。飲むのに悩む酒だ。飲んでしまうと幸せなのだけれど。
バーボンをつまんでみたくて奨めてもらったのがブルーのラベルのダニエル・ステュアート。甘すぎるバーボンが苦手なのはマスターもご存知なので適度にドライでコクのあるCP優れたこのバーボン。スプリングバンクの後で飲むと違いも引き立つ。良い流れだ。
三杯目は新顔のキングスバリーのピティヴァイク1974。お高いものなのでハーフで。シェリー樽熟成。香りはべたっとした甘さではなく適度にフルーティ。りんご系。味はスペイサイドシェリー風味まんまなのだが嫌味なゴム臭や味は無く微妙なバランスで纏まっている。突出した個性は無いがシェリー樽熟成の特徴は十分に味わえるまあまあの出来かなと。余韻もそこそこ。もう少し欲しいかな。
いつもならこのあたりなのだが流れが良いのでもう一杯。シェリーのスタンダードでマッカラン赤ラベル。ファインオーク以来久方のマッカランは美味かった。本当にシェリー樽モルトのスタンダードと太鼓判を押したくなるような気取らず落ち着いて楽しめるオフィシャルの良さが存分に出ている。まだカスクがあったじゃん。という感じだ。再認識。
気分が良いので締めに〜とさっぱり系のカクテルを頼んだらここからの流れに従ってカリラ多めアモンティリャードシェリー少なめのカクテル登場。飲み口はさっぱりしたカリラと言う印象しかなかったが徐々にシェリーのフルーティさが隠し味として感じられるようになってきた。うん、良い締めだ。
ちと酔ってご帰宅。楽しんだ。
スプリングバンク10y→ダニエル・スチュアート12y→ピティヴァイク1974(キングスバリー)→マッカランカスク→ショートカクテル(カリラ12y+アモンティリャードシェリー)
華やかで優しい香りが迎えてくれるスプリングバンクはスタンダードにしてはちょい高いので普段は頼まないがサービス価格だったので。一番初めに飲むには良いモルトだ。香りだけで癒されるような気がする。良いモルトなんだよな、スプリングバンク。でも値段はジャパニーズ並みに高い。飲むのに悩む酒だ。飲んでしまうと幸せなのだけれど。
バーボンをつまんでみたくて奨めてもらったのがブルーのラベルのダニエル・ステュアート。甘すぎるバーボンが苦手なのはマスターもご存知なので適度にドライでコクのあるCP優れたこのバーボン。スプリングバンクの後で飲むと違いも引き立つ。良い流れだ。
三杯目は新顔のキングスバリーのピティヴァイク1974。お高いものなのでハーフで。シェリー樽熟成。香りはべたっとした甘さではなく適度にフルーティ。りんご系。味はスペイサイドシェリー風味まんまなのだが嫌味なゴム臭や味は無く微妙なバランスで纏まっている。突出した個性は無いがシェリー樽熟成の特徴は十分に味わえるまあまあの出来かなと。余韻もそこそこ。もう少し欲しいかな。
いつもならこのあたりなのだが流れが良いのでもう一杯。シェリーのスタンダードでマッカラン赤ラベル。ファインオーク以来久方のマッカランは美味かった。本当にシェリー樽モルトのスタンダードと太鼓判を押したくなるような気取らず落ち着いて楽しめるオフィシャルの良さが存分に出ている。まだカスクがあったじゃん。という感じだ。再認識。
気分が良いので締めに〜とさっぱり系のカクテルを頼んだらここからの流れに従ってカリラ多めアモンティリャードシェリー少なめのカクテル登場。飲み口はさっぱりしたカリラと言う印象しかなかったが徐々にシェリーのフルーティさが隠し味として感じられるようになってきた。うん、良い締めだ。
ちと酔ってご帰宅。楽しんだ。
ネタ自体は数日前に流布したネタなのですが。
コメント欄が素晴らしい。
ジョジョの後に痛々しくが来て大笑いした。
http://www.timekiller.jp/archives/2005/05/17/021507.html
コメント欄が素晴らしい。
ジョジョの後に痛々しくが来て大笑いした。
http://www.timekiller.jp/archives/2005/05/17/021507.html
荒野の恋 (第1部) ◎
2005年5月20日 読書
ISBN:4757722893 文庫 桜庭 一樹 エンターブレイン 2005/05 ¥672
女性に自堕落な恋愛作家を父に持つ、接触恐怖症の多感な12歳の少女、荒野。その成長と恋を描く三部作の第一部。
富士見ミステリの『GOSICK』シリーズで評価を得、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』で鬱展開のGOSICKとは全く雰囲気の異なる作品でさらに評価を高めた女流ライトノベル作家桜庭一樹の新作は、淡々とした叙情的な展開の中にも男と女を強く意識させる淡くそして濃い恋の物語。
良い出来でした。少女小説のような恋愛小説のようなライトノベルのような。不思議な作品ですが読む価値は絶対あると思います。
上期の大賞候補に久々に推したい小説かも。
女性に自堕落な恋愛作家を父に持つ、接触恐怖症の多感な12歳の少女、荒野。その成長と恋を描く三部作の第一部。
富士見ミステリの『GOSICK』シリーズで評価を得、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』で鬱展開のGOSICKとは全く雰囲気の異なる作品でさらに評価を高めた女流ライトノベル作家桜庭一樹の新作は、淡々とした叙情的な展開の中にも男と女を強く意識させる淡くそして濃い恋の物語。
良い出来でした。少女小説のような恋愛小説のようなライトノベルのような。不思議な作品ですが読む価値は絶対あると思います。
上期の大賞候補に久々に推したい小説かも。
サントリー 響 17年
2005年5月18日 趣味
昨晩0時過ぎに帰宅してから4時半起きで出張に出た帰りにふと夜のBarスタイルのプロントに立ち寄る。
ニッカ派の私はサントリーのウィスキーはあまり評価していないけれど響17年は別。スタンダードの17年も良いけれど50.5は華やかかつバランスがとれた素晴らしいブレンデッドウィスキーだ。
響17年は本当にサントリーらしい。香りも味も派手で鮮やか、自己主張の塊だ。竹鶴の地味で穏やかなキャラクターとは明らかに好対照なのだがそれが面白い。
プロントは一人で飲むには騒がしいきらいはあるが響17年が680円で飲めるという一点で価値がある。逆に響17年を1000円オーバーで飲むのにも抵抗がある。
結論、プロントで680円という価格で飲めるからこそ響17年はCPに優れた美味い酒である、と言える。
疲れてるな。
ニッカ派の私はサントリーのウィスキーはあまり評価していないけれど響17年は別。スタンダードの17年も良いけれど50.5は華やかかつバランスがとれた素晴らしいブレンデッドウィスキーだ。
響17年は本当にサントリーらしい。香りも味も派手で鮮やか、自己主張の塊だ。竹鶴の地味で穏やかなキャラクターとは明らかに好対照なのだがそれが面白い。
プロントは一人で飲むには騒がしいきらいはあるが響17年が680円で飲めるという一点で価値がある。逆に響17年を1000円オーバーで飲むのにも抵抗がある。
結論、プロントで680円という価格で飲めるからこそ響17年はCPに優れた美味い酒である、と言える。
疲れてるな。
ISBN:4088594541 コミック 城アラキ/長友 健篩 集英社 2004/12/03 ¥530
『神のグラス』を供じる天才バーテンダー佐々倉溜が一応主人公なのですが、ストーリーはどちらかと言うとバーにやってくる様々な人達と酒とのエピソードが主であり、バーに通ったことがない人もある人も十二分に楽しめる内容になっています。私自体はウィスキーがメインでカクテルは殆ど飲まないし知っているのも代表的なカクテルだけなのですがこういう作品を読むともっと洒脱にいろいろなお酒を楽しんでも良いんだよなぁと経験の浅さを痛感します。
とにかく読んだだけでバーの雰囲気に酔える作品ですので是非読んでみて貰いたいですね。
調べてみたらこの原作の城アラキさん、ドラマ化もされた『ソムリエ』の原作の人なんですね。さすがと言いましょうか納得しました。
新しくオープンするBARのため、バーテンダーを探していたホテル社員・美和。かつて世界的なコンクールで優勝したこともある天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、半信半疑で採用面接の場に送り込むが…!?本屋で最新刊の二巻が平積みになっているのを見て初めて知ったこの『バーテンダー』。経験浅いとはいえバーに通う人間としては放って置けず購入するとこれが面白かった。
『神のグラス』を供じる天才バーテンダー佐々倉溜が一応主人公なのですが、ストーリーはどちらかと言うとバーにやってくる様々な人達と酒とのエピソードが主であり、バーに通ったことがない人もある人も十二分に楽しめる内容になっています。私自体はウィスキーがメインでカクテルは殆ど飲まないし知っているのも代表的なカクテルだけなのですがこういう作品を読むともっと洒脱にいろいろなお酒を楽しんでも良いんだよなぁと経験の浅さを痛感します。
とにかく読んだだけでバーの雰囲気に酔える作品ですので是非読んでみて貰いたいですね。
調べてみたらこの原作の城アラキさん、ドラマ化もされた『ソムリエ』の原作の人なんですね。さすがと言いましょうか納得しました。
ISBN:4101182310 文庫 古処 誠二 新潮社 2005/04 ¥580
とは言っても古処誠二さんは既知の作家さんでありましてこの方もメフィスト賞でデビューした方です。自衛隊を舞台にしたデビュー作『UNKNOWN』とその続編『未完成』は既読なのですが第二作目として講談社ノベルスから発刊された旧題『少年達の密室』こと、このフラグメントは未読でした。
地味ですが心情描写が丁寧で読み応えのあるミステリを書いている方です。
偶発的な密室での殺人。テーマはイジメと学校問題。こう聞くとずーんと重くて読みづらく感じます。自分でも多分この説明だと買わないと思います。
が、冒頭を少し立ち読みしてもらえればわかると思いますが、極めて読みやすくすっと物語に入っていけます。テーマは重いですが青春小説の態も取っており、構成を変えればライトノベルにも出来るのかも知れません。
最後はしっかりと予想外の結末と問題提起も用意されており非常に纏まった読み応えのある一冊になっていると思います。中盤からは怒涛のように読んでしまいました。
最近メフィスト賞世代の作家さんの作品がどんどん文庫化されているので懐かしいと共にこんな読み逃していた作品にも出会えて嬉しいですね。
あれは事故死なんかじゃない。親友の死に同級生・相良優は不審を抱く。城戸ら不良グループが関与しているはずだ、と。葬儀当日―担任教師の車で、相良・城戸を含む同級生6名が式場へ向う途中、大地震が発生!一行は崩落した地下駐車場に閉じこめられてしまう。密室化した暗闇、やがて見つかる城戸の死体…。極限状況下の高校生たちに何が起きたのか。丁度同じような傾向のライトノベルが続いていたので本屋でふと手にしたミステリ。
とは言っても古処誠二さんは既知の作家さんでありましてこの方もメフィスト賞でデビューした方です。自衛隊を舞台にしたデビュー作『UNKNOWN』とその続編『未完成』は既読なのですが第二作目として講談社ノベルスから発刊された旧題『少年達の密室』こと、このフラグメントは未読でした。
地味ですが心情描写が丁寧で読み応えのあるミステリを書いている方です。
偶発的な密室での殺人。テーマはイジメと学校問題。こう聞くとずーんと重くて読みづらく感じます。自分でも多分この説明だと買わないと思います。
が、冒頭を少し立ち読みしてもらえればわかると思いますが、極めて読みやすくすっと物語に入っていけます。テーマは重いですが青春小説の態も取っており、構成を変えればライトノベルにも出来るのかも知れません。
最後はしっかりと予想外の結末と問題提起も用意されており非常に纏まった読み応えのある一冊になっていると思います。中盤からは怒涛のように読んでしまいました。
最近メフィスト賞世代の作家さんの作品がどんどん文庫化されているので懐かしいと共にこんな読み逃していた作品にも出会えて嬉しいですね。
サンクスのクリームを包んだメロンパンが美味い件について
2005年5月16日 グルメメロンパンと言う食品にある種の憧れや幻想を抱いていてもいざ食べるとあのモサモサ感や飽きる甘さに辟易する。そんな人は居ないだろうか。
私だ。
しかし、表題の製品はこの二つの点を見事に克服している!
1.中が中空になっており比較的平べったいのでもさもさ感が軽減。
2.中に入っているバニラビーンズクリームが異なった甘みを演出しており一個食べ終わるまで飽きない。
(゜Д゜)ウマー
私だ。
しかし、表題の製品はこの二つの点を見事に克服している!
1.中が中空になっており比較的平べったいのでもさもさ感が軽減。
2.中に入っているバニラビーンズクリームが異なった甘みを演出しており一個食べ終わるまで飽きない。
(゜Д゜)ウマー
今回は横浜のBarです。
まったり飲みたかったのでブレンデットを所望すると、マスターが奥から三本引き出してきてくれました。
デュワーズホワイトラベル→ティチャーズハイランドクリーム→
アボットチョイス
一見普通のブレンデッドですが全部イタリア向けにボトリングされた80年代のボトル。
デュワーズは落ち着いたスペイサイド風濃厚。ティーチャーズは最初は甘く、暫くするとスムースでちとドライになってくる面白さが。アボットチョイスは紹興酒みたいな香りが面白い。キーモルトはリンクウッドなんでしょうか?なんとなくしょっぱい感じがありましたが気のせい?。
まったり一時間ほど。どれも結構個性的でブレンデッドを飲んでいるという気があまりしませんでしたが(笑)
まったり飲みたかったのでブレンデットを所望すると、マスターが奥から三本引き出してきてくれました。
デュワーズホワイトラベル→ティチャーズハイランドクリーム→
アボットチョイス
一見普通のブレンデッドですが全部イタリア向けにボトリングされた80年代のボトル。
デュワーズは落ち着いたスペイサイド風濃厚。ティーチャーズは最初は甘く、暫くするとスムースでちとドライになってくる面白さが。アボットチョイスは紹興酒みたいな香りが面白い。キーモルトはリンクウッドなんでしょうか?なんとなくしょっぱい感じがありましたが気のせい?。
まったり一時間ほど。どれも結構個性的でブレンデッドを飲んでいるという気があまりしませんでしたが(笑)
最近のその他のヲタ話。
2005年5月13日 アニメ・マンガのだめカンタービレ12巻購入。
ついにカップル化したのにほぼスルー気味で話が進む点、確かに千秋には同情の余地あり。
深夜アニメとか最近は時間の早いハチミツとクローバーhttp://www.fujitv.co.jp/b_hp/hachikuro/だけマメに見ているわけですが、なんか同じ少女漫画出身だからだろうか、カレカノとか思い出しますね。丁寧なつくりで非常によろしい。まあ原作読んでないのでストーリーは原作に忠実なんだか解りませんが。キャラがみな良い味を出してくれていてとても気に入っています。このままのクオリティで行ってほしいものですが。
極上生徒会http://www.gokujo.konami.jp/pc/index.htmlを今週久しぶりに見たらなにか面白かったというか。最初見たときはなんだそりゃと思った謎人形にようやくツッコミが入ったからかも知れず。nyで拾ってみるかな。などと言いつつ一応取り貯めているフタコイオルタナティブとか見る余裕も気力もないし。
ずっと見続けていたケロロ軍曹は第二期に入って急につまらなくなったのはお子様が見る時間帯に移動になったからでしょうか。そもそもあの最低なOPだけで見る気がなくなると言う話しも。近来まれに見る酷いOPだと思いますが如何。うーむ。
ROのハンタが97歳に。発光までコンスタントにいくと八週間らしいのですが。ソロ疲れたorz
ついにカップル化したのにほぼスルー気味で話が進む点、確かに千秋には同情の余地あり。
深夜アニメとか最近は時間の早いハチミツとクローバーhttp://www.fujitv.co.jp/b_hp/hachikuro/だけマメに見ているわけですが、なんか同じ少女漫画出身だからだろうか、カレカノとか思い出しますね。丁寧なつくりで非常によろしい。まあ原作読んでないのでストーリーは原作に忠実なんだか解りませんが。キャラがみな良い味を出してくれていてとても気に入っています。このままのクオリティで行ってほしいものですが。
極上生徒会http://www.gokujo.konami.jp/pc/index.htmlを今週久しぶりに見たらなにか面白かったというか。最初見たときはなんだそりゃと思った謎人形にようやくツッコミが入ったからかも知れず。nyで拾ってみるかな。などと言いつつ一応取り貯めているフタコイオルタナティブとか見る余裕も気力もないし。
ずっと見続けていたケロロ軍曹は第二期に入って急につまらなくなったのはお子様が見る時間帯に移動になったからでしょうか。そもそもあの最低なOPだけで見る気がなくなると言う話しも。近来まれに見る酷いOPだと思いますが如何。うーむ。
ROのハンタが97歳に。発光までコンスタントにいくと八週間らしいのですが。ソロ疲れたorz
僕らはどこにも開かない ○
2005年5月13日 読書
ISBN:4840230404 文庫 御影 瑛路 メディアワークス 2005/05 ¥578
入りの突飛さで引き付けて最後は穏便に終わったので構成も悪くない。解りやすい悪役も居るし、ありがちな思春期の不安定さなんてのもありがちに書けてるしちょいミステリ風味の解りやすい青春小説(電波風味)って感じですね。
某所ではファウスト系とか言われたりもしてます。確かに西尾維新・佐藤友哉・舞城王太郎あたりと比すと新しくもなんともないわけで。ライトノベル系だと電波的彼女http://dash.shueisha.co.jp/-denpa/なんかの系統だと思います。
変な煽り文さえなければそこそこ有望な新人として普通に評価されてると思うんですがね。
まあマーケティング的には役に立ってる予感がしますので、ただ単に看板に偽りあり、でも買って損はしないって事で。
鎖の音がする。高校受験やら恋愛だかで辛苦を味わっている奴らを縛る、鎖の音。世界という濁流の中に流れる様々な情報で、張りぼてでしかない見てくれを形成し、それを正解だと信じ切っている奴らを縛る、鎖の音。新人さんですね。某2ch電撃文庫スレではさんざん感想が書き込まれ殆ど同意なので書くことがないのですが敢えて書くと、どこが衝撃で問題作なのかさっぱり解らないけれど、普通に面白い。と言う事。
──がちゃがちゃ、がちゃがちゃ。
その音から逃げ出したくて、俺は──。
電撃が贈る衝撃の問題作、登場。
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#11
入りの突飛さで引き付けて最後は穏便に終わったので構成も悪くない。解りやすい悪役も居るし、ありがちな思春期の不安定さなんてのもありがちに書けてるしちょいミステリ風味の解りやすい青春小説(電波風味)って感じですね。
某所ではファウスト系とか言われたりもしてます。確かに西尾維新・佐藤友哉・舞城王太郎あたりと比すと新しくもなんともないわけで。ライトノベル系だと電波的彼女http://dash.shueisha.co.jp/-denpa/なんかの系統だと思います。
変な煽り文さえなければそこそこ有望な新人として普通に評価されてると思うんですがね。
まあマーケティング的には役に立ってる予感がしますので、ただ単に看板に偽りあり、でも買って損はしないって事で。
タクティカル・ジャッジメントSS 2 はじめてのさいばん りろーでっど ○
2005年5月12日 読書
ISBN:4829163011 文庫 師走 トオル 富士見書房 2005/05 ¥567
疲れたときに読むと癒されるバカミスと言えるかも知れません。
まあこれについてはもうなんやかんや言うよりは読んで脱力してくださいと言う事でネタがそろそろ厳しいんだろうけど本編もお待ちしております。
ハッタリとこじつけで、黒いモノでも白くしちゃうどこぞの無謀弁護士より、実はもっとあぶない女子中学生・皐月ちゃんが再び大活躍! 今回の短編集には、山鹿善行法律事務所のやる気あふれるルーキー、司法修習生の一尺八寸東鬼(メガネ仕様)が参戦。山鹿&皐月の不条理コンビを相手に、情熱と常識でぶつかります!! 玉砕します!? 皐月&一尺八寸が、学級裁判で、法廷で、はたまた事務所で、「はじめてのさいばん」体験しちゃいます(ハートマーク)やさぐれ逆転裁判ことタクティカルジャッジメントの番外編第二弾。新キャラのメガネドジっ子新人も登場してなーにも考えずに楽しめるバカ裁判短編集となっています。
http://www.kadokawa.co.jp/fujimi/mystery/search.php?new=1&;pcd=200502000004
疲れたときに読むと癒されるバカミスと言えるかも知れません。
まあこれについてはもうなんやかんや言うよりは読んで脱力してくださいと言う事でネタがそろそろ厳しいんだろうけど本編もお待ちしております。
リリアとトレイズ ? そして二人は旅行に行った<下> ○
2005年5月11日 読書
ISBN:4840230374 文庫 時雨沢 恵一 メディアワークス 2005/05 ¥536
そんな中で巻末の二つの短編が荒んだ気持ちを暖めなおしてくれると言うか。
それにしてもどうしてもキャラとしてはアリソンやトラヴィスが目立ちすぎていてリリアとトレイズは主人公としては影が薄いような気がします。次巻では主人公としてもっと頑張ってほしいものです。特にトレイズ、もっと頑張れ、あまり良いトコないぞ(笑)
リリアは、幼なじみであるトレイズと夏休みを利用して旅に出る。たまたま乗った遊覧水上飛行で、二人は湖に不時着している飛行機を発見し、助けるために近づく。しかし、相手のパイロットから発砲されてリリア達が乗っている飛行機のパイロットが死んでしまう。理由もわからないまま、数機の飛行機に追われるリリアとトレイズ。彼らが知らずに巻き込まれた事件とは――!?アリソンの続編であるリリアとトレイズの第一エピソード完結編。あくまでも明るいリリアやカルロといったキャラとは逆にストーリーの背後にはこれまた時雨沢氏らしく暗く厳しい現実が横たわっている訳で。あのヴィルがこんな事に関わるようになってしまったのだな・・・と思うとやりきれなさまで感じてしまいます。
時雨沢恵一&黒星紅白コンビによる新シリーズ! “そして二人は旅行に行った”完結編、早くも登場!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#9
そんな中で巻末の二つの短編が荒んだ気持ちを暖めなおしてくれると言うか。
それにしてもどうしてもキャラとしてはアリソンやトラヴィスが目立ちすぎていてリリアとトレイズは主人公としては影が薄いような気がします。次巻では主人公としてもっと頑張ってほしいものです。特にトレイズ、もっと頑張れ、あまり良いトコないぞ(笑)
七姫物語 第三章 姫影交差 ◎
2005年5月11日 読書
ISBN:4840230455 文庫 高野 和 メディアワークス 2005/05 ¥620
淡い色合いのイラストと可憐な筆致がまた見事に融和しています。
今回は作者が後書きでも書いている通り、今までの七宮空澄姫単独の視点ではなく、その他の姫達にまで視野を広げて書かれています。ストーリーも七宮カセンの快進撃が一段落と言う所でインターミッションとも言える巻になっています。
七宮空澄姫に対する三宮常磐姫も丁寧に書き込まれ、これからの二姫の共闘なるかと思うとこれも楽しみになってきます。
読んで感心、続きも気になるまさに良作と言えるシリーズでしょう。
草萌える春、二人の姫は向き合う。一人は七宮カセンの空澄姫、一人は三宮ナツメの常磐姫。望もうと望むまいと、かつて琥珀色の姫が舞った桜の下を目指し、歩み始める二人の姫。幼き姫は世界のかたちを探って、武門の姫は祖国を護るために。相変わらず独特の和風ファンタジー世界を繊細かつ優美に描くその情景描写の巧みさに唸らされる七姫物語の第三巻。
それは、櫻帰る春。風に舞う花弁のように、それぞれの姫装束が揺れ動く、新たなる日々。空姫の物語が、七姫の物語へと紡ぎ合わされる道のり。
第9回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作、待望の第3弾!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#9
淡い色合いのイラストと可憐な筆致がまた見事に融和しています。
今回は作者が後書きでも書いている通り、今までの七宮空澄姫単独の視点ではなく、その他の姫達にまで視野を広げて書かれています。ストーリーも七宮カセンの快進撃が一段落と言う所でインターミッションとも言える巻になっています。
七宮空澄姫に対する三宮常磐姫も丁寧に書き込まれ、これからの二姫の共闘なるかと思うとこれも楽しみになってきます。
読んで感心、続きも気になるまさに良作と言えるシリーズでしょう。