魔法鍵師カルナの冒険 (3) ○
2006年1月10日 読書
ISBN:4840114722 文庫 著者:月見草平 イラスト:銀八 メディアファクトリ- 2005/12/22 ¥609
エクセラとミラとの関係、そしてミラと後輩ヴェルナとの関係。ラストの展開もある程度読めてしまいますが王道のパターンでそれはそれで良し。欲を言えば手堅く纏めすぎの感はあります。
それも含めてこのシリーズのカラーなのでしょうが。
法の鍵も扱える特殊職業、魔法鍵師。鍵師試験をパスしたカルナは、師匠のミラの店で本格的に仕事の手伝いを始めていた。一方ミラは、旧友ブレイトンが残したランキンの「究極のマスターキー」に関する資料に没頭する毎日。ランキンの魂を受け入れた親友・エクセラの魂を救い出すためだ。そんなある日、店にひとりの女性がやってくる。ミラを見るなり「お姉様!」と飛びついた女性にカルナは驚くが、彼女はミラの後輩・ヴェルナだった。ヴェルナはミラに、「鍵開けの技術を教えてください」と頼みこむ。どうしても返してもらえないものがあるので、取り返したいというのだが……それって泥棒!? 鍵開けファンタジー、第3弾!魔法鍵師カルナシリーズも早くも三巻。派手さは無いのですが地味に面白いこのシリーズ。今回は鍵師から一転泥棒にと言うイベントで目先を変えてくれます。
http://www.mediafactory.co.jp/cgi-bin/bunkoj_detail.cgi?id=6380
エクセラとミラとの関係、そしてミラと後輩ヴェルナとの関係。ラストの展開もある程度読めてしまいますが王道のパターンでそれはそれで良し。欲を言えば手堅く纏めすぎの感はあります。
それも含めてこのシリーズのカラーなのでしょうが。