ISBN:404481001X 文庫 日日日 角川書店 2005/05/29 ¥580
限りなく遠い隣の異世界アンダカから怪生物を召喚する《怪造学》が一般的となった時代。怪造生物と共存できる世界を夢見る少女、空井伊依と愛すべき怪造生物たちが織りなすミラクル・モンスター・ストーリー、開幕
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200502000285
各社のエンタメ系新人賞で五冠を達成したと言う日日日の既刊二冊に続く第二段刊行はファミ通文庫と同時に二冊が店頭に並び、余程プロデュースに気合を入れているのが解ります。
とは言え前回読んだ『ちーちゃんは悠久の向こう』は正直空振りに終わり、さてどんなもんだろかと選んだのはエナミカツミのイラストが目をひいたこのアンダカとなりました。
異世界からのモンスター召還が話の軸になっているのですが、イマイチ怪造学自体の法則と言うか仕組みが良くわからないまま、勢いでストーリーは進んで行き、勢いを減ぜぬまま突っ走って終わった、という感じ。十分読めるお話なんですが細部の詰めとか甘いですよね。正直ちーちゃんとはかなり趣を異にしているので色々引き出しがあるのかなと。少なくともちーちゃんよりは楽しめました。
でもまあ飛びぬけているのかというと…。
どうも大層な肩書きが障害になって過大な期待をしてしまうようですね、この作者さんに関しては。
まあ『くるさだんちゅら』が意味も無く気に入ったので理屈抜きでしっかり読めたということで。
今日の昼食は渋谷のすずらん。

意外とマイナーな店だと思っていたら最近お客も多くなり、なにやらテレビにも出たとか出ないとか。

ここのお奨めは何といっても平打つけそば。
わんたんの皮と見違える平たい物体をもふもふ食べるのが吉。
味噌野菜を頼むと辛目の味噌スープに炒めた香ばしい野菜がたっぷり入って旨みを増幅させてくれてgood。

で、美味しそうな写真入りの紹介文を書いてらっしゃるblogさんを見つけたのでとらっくばっく。
http://abuyasu.blog2.fc2.com/blog-entry-862.html

渋谷にお出かけの際は是非どうぞ。
ISBN:4047124079 コミック 赤衣 丸歩郎 角川書店 2005/06/01 ¥609
究極の漢(おとこ)メイド・遂に降臨!!!
月刊ドラゴンエイジにて過度なご奉仕で嵐を呼ぶ『仮面のメイドガイ』が遂にコミック化!  両親が突如行方不明となったことにより、18歳から圧倒的な権力を持つ大富士原財閥の財産継承権を得る運びとなった娘・なえか(17歳)。両親の消息は不明なものの、弟・幸助と共にたくましく生活を送るなえかだったが……そんなある日、姉弟の住まう家に突如として謎のマスクとメイド服に身をまとった筋骨隆々の変質者……もとい、富士原家に代々仕えるメイドガイが現れたのだ! 見るからにアヤシイ彼の目的は一体なんなのか!? 女子高生なえかの壮絶な高校生ライフが今、はじまる…!!
http://www.kadokawa.co.jp/fujimi/comic/
表紙も煽りの帯もあまりにも狙い過ぎている為に地雷だろうと思いつつ、つい買ってしまったこの漫画。読んでみると何気にツボというか狙っている所が見事にキマっていて狙い通りの笑いを運んでくれていて面白い。普通にこういうネタをやると普通何処かでスベってて冷めるんだけどねぇ。一本取られたと言う感じでオススメです。

スキャパ14年

2005年6月4日 趣味
何時もの週末。東急沿線のBar。

ダニエル・ステュアート12y→グレンモーレンジバーガンディフィニッシュ→マッカランカスクストレングス→余市12y(ハーフ)

スタンダードなメニューをこなしたのだが、ちょいと違っていたのはこの日、先日地元で飲んで感動したダンカンテイラーのオールドブレンデッドのボトルを手に入れたのでちょっと自慢しに行ったのだ。丁度居合わせたウィスキー好きのお客さんにも振舞って好評だったのでちょいと良い感じ。まあ振舞っておいて不味いとは云われないだろうけれど(苦笑

で、程よく酔った勢いで横浜のBarにはしご。
タケノコのパスタとビールで腹ごしらえをして、新しいスキャパ14年OBを戴く。
口開けなのに程よく香るリンゴ系のフルーティな香りとゆったりと楽しめる爽やかな味わい。麦芽にピートを炊かないこの蒸留所らしいスムースな良いウィスキーになっている。問題はOBなにちとお値段高めと言う事かな。4k台なら絶対ボトル買いなのになぁ。

体調も良かったのか少々酒量オーバーにも関わらず二日酔いもなし。良い夜でした。
地元で久々に飲みたくなって夜半に新店開発に出かけた。

駅から歩いた住宅街のあるマンションの一階にひそやかに営業しているそのお店。
土曜日で他にお客は無し。こんばんわーと入っていくと人の良さそうな年配のマスターにきょとんとされる。
今、大丈夫ですか?と聞くと慌てた様にどうぞと席についておしぼりを出される。
初めての方ですか、良くご存知でしたねなどと珍しげに聞かれるのに笑ってしまう。13年目のこのあたりでは結構な老舗のこのBarはやはり常連さんが圧倒的に多いらしい。そりゃあそうだろう。こんな解り難い場所では見つけるのも一苦労だ。まあ地元で少し名が通っているからとわざわざ出向く自分も自分だ。
お店の雰囲気は悪くない。落ち着いたネイバーフッドバーだ。
マスターは脱サラでお店を始められたそうで肩の力を抜いたフレンドリーな接客をされる。
バックバーにはバーボンやスコッチ、モルトのスタンダードボトルがそれでもかなりの種類揃えてある。

ジンフィズ→インチガワー14y→グレンドロナック15y→アードベッグTEN

と戴く。カクテルは正直美味いといえる程では無かったが、目に付いたインチガワーを戴くと瓶底近かったのでサービスして戴いた。ニューカマーに優しい(笑)。飲みながら時に黙り、時に仕事の話をし、時にお店の話をし、と言う具合で一時間半が過ぎていた。構えない自然体の接客はさすがと思わせる。
程良く酔って心地良く帰ることが出来た。ご近所にあって飲みたくなった時にふと気構えずに足を伸ばすには良いBarだと思う。

これだから新店開拓はやめられませんなぁ。(まあかなり久しぶりなわけだけれども)
ISBN:4091875912 コミック 芳崎 せいむ 小学館 2005/05/30 ¥530。
山手テレビ『金曜深夜テレビキネマ館』の超問題プロデューサー・崋山と、正義感いっぱいの新入社員・マキノが、極上の映画とハッピーをお届けします! 心温まるカルチャーコミック新機軸!!
永遠の映画少年(?)崋山によって、次々と『テレキネシス』で映し出される名画たち。古い映画を見なかったマキノも、徐々に映画の力に魅了されていく…。各話ごとにコラムも収録した、本格映画再発見コミックが登場! (Amazon.com)

週刊ビッグコミックスピリッツで不定期連載中の、山手テレビキネマ室 テレキネシスの単行本。
『金魚屋古書店』シリーズでは古本・漫画がテーマでしたが今回のテーマは古き良き名作映画達。
映画オタクで有能ではありながら局内で変人扱いされて敬遠されている問題児・崋山は旧社屋の地下にあるテレビキネマ室(通称:テレキネシス)で悠々自適の映画三昧。只、問題を抱えた人達が彼に薦められた映画を見ていくと不思議とそれが問題解決の手掛かりになっていく。
そんな不思議な情景を、ドラマ制作を夢見ながら崋山の下に配属されてしまった新入社員マキノの視点で描いているこの漫画。
今回ストーリー原案は東周斎雅楽という方ですが内容的には『金魚屋古書店』と似た雰囲気ですのでそちらが面白かった人は読んでみると良いかもしれません。
正直あまり映画は見ないので今回登場する映画も殆ど知らないのですが簡単な映画紹介もつけられていて十分楽しめました。
むしろ過去の名作を見てみるきっかけになるかも。
ISBN:4840230609 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2005/06 ¥599
祭りで賑わう島に訪れた『食鬼人(イーター)』の目的は──。
 【久方ぶりだね! 親愛なる日本の紳士淑女諸君! 相も変わらず読書に精を出しているかね? 真にその書が好きならば、回読よりも購読をお勧めする!】【失敬。生臭い話はやめ、今回は諸君に島の祭りを紹介するとしよう!】【我が島が誇る芸術家、カルナルド・シュトラスブルクを讃えるカーニバルだ! 恋人達の誓いから家族の団欒、過去の精算に未来への希望など──様々な想いと共に、様々な客人が島を訪れる! 喜ぶべき来訪者から、望まれざる者までね。だから諸君も、この祭りを十二分に楽しんでくれたまえ!】【遙か西の水面に日が沈むまでは、君達人間の時間なのだから……】
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/index.php
前作もそこそこ面白かったヴぁんぷの続編。(前作レビュー04/05/16 http://diarynote.jp/d/14571/_225_110.html)
成田風吸血鬼物語の続編はいつもの成田作品らしくごちゃごちゃのキャラ達が右往左往するごった煮風味。前作からのキャラも一杯出てきますので再読推奨かな。
相変わらずで安心したと今回のメインヒーローになりそうなヴァル。新たな食鬼人達に、謎の組織の実情。悪役も何か憎めない所もな成田風。さてどうやって収めるのかとおもったら…前後編かよ!
と言う訳で8月の後編待ち待ち。
ISBN:4840230641 文庫 久住 四季 メディアワークス 2005/06 ¥683
現代の魔女は言った。それが必然なのだと──
 ゲームと称する、その予告は大胆にして唐突なものだった。『我は、今この会場内に集まった諸君の中から生贄を選定し、処刑することをここに宣言する』と。不可解な予告がはたして真実となったとき、舞台となる城翠大学は混乱の渦へと落下していく。
 だが、美しき女魔術師は、巧妙なる欺計(トリック)を鮮やかにそして皮肉げに解き明かす。そしてゲームは誰もが予期せぬ結末へ。
 これは推理小説(ミステリ)を模(かたど)った現代の魔術師の物語──トリックスターズ登場!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/index.php
新人さんですかね。電撃文庫では珍しいミステリ風の物語。
読者への挑戦とかがあったりシャーロックホームズ関連の名前がちりばめられたり作中でしっかり密室殺人が起こったりしていまして成る程と思わせます。
メフィスト系のミステリを読む人なら慣れている、ミステリ+ライトノベルの風味が良く出ています。
魔術の設定等、世界観はかなり甘い気もしますが登場人物はそれなりに個性を持たせてあるし、ラストはうわ、これかよと苦笑しつつもやられた感じになるし、中々楽しめました。
結構厚い本ですがテンポ良く読めたのも○。次巻が出たら買いと思える出来でした。

6月9日の日記

2005年6月9日 日常
貯めていた日記ネタを一気に更新。
時間の取れる時に書かないとどうにも。

現在読んでいる本は西尾維新の『ネコソギラジカル 中』

近日中に購入予定は
富士見ミステリ文庫
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん 新井輝
タクティカル・ジャッジメント (7) 思いこみのリベンジ! 師走トオル
平井骸惚此中ニ有リ (4) 田代裕彦

電撃文庫
わたしたちの田村くん 竹宮ゆゆこ
座敷童にできるコト 七飯宏隆

の予定。

ちなみにライトノベル系の新刊情報を知るのに非常に便利だったFANTASY Bookmarkさんが更新を停止してはや三ヶ月近く。
新たに『ライトノベル新刊案内』さんが始まってくれて大変感謝しております。管理人さんご苦労様です。
http://www.geocities.jp/matsu__23/

自由が丘で。

2005年6月10日 趣味
久しぶりのスペイサイドウェイで。

ジンバック→グレンアラヒー1976-1995 18y→ティーニニック1973-2000 27y(DL OMC)→グレンスコシア1966ヴィンテージ(シグナトリー)→ラフロイグ1980-1996 17y(ムーンインポート) →SMWS 1.81 グレンファークラス1970-1998 27y

ティーニニック以降はハーフで6,200 二時間くらい。

グレンアラヒーからスコシアまでは熟成と共に香りがおちつき余韻がだんだん長くなる。
スコシアのブリニーさと余韻の長さが素晴らしい。
フルーティさを感じさせる変わったラフロイグの後に爽やかなシェリー熟成と言う面白い
ファークラス。流れが素晴らしく満足。

内藤裁判

2005年6月11日 ゲーム
まだ途中なんだがFFオンラインを知らないのに笑い転げました。
http://nekokosaga.s56.xrea.com/flash/tlofh/

マジお奨め。
ISBN:4829163097 文庫 田代 裕彦 富士見書房 2005/06/10 ¥588
未曾有の大災害が東京を襲う! 大正浪漫ミステリー第四弾!
骸惚先生は澄婦人をともなって実家に帰省していた。大正12年9月1日、強烈な地震が東京を襲った。涼と撥子を連れ、命からがら避難した河上君は避難先で二人の他殺体を発見する。生き延びるため、河上君は謎に挑む!
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200503000626


傑作キタ━━━( ゜∀゜ )━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(゜  )━(∀゜ )━( ゜∀゜ )━━━!!!!

大震災の避難先と言う閉じた空間の中、涼のツンデレと撥子ちゃんのデレデレがスパーク!
本筋のミステリもきっちりと作り込み、河上太一大活躍。しかも最後に今回は完全脇役の骸惚がきっちり締めるこの構成。
第四作にしてついにこのシリーズがライトノベルとミステリの融合、富士見ミステリ文庫の存在価値の真骨頂を見せてくれました。
何と言うか一巻から読み続けてきて良かった、と言うか。
これからもついていきますと言うか。
読み終えて久しぶりにふつふつと嬉しくなった一冊。

キリサキでは少しコけた感もあった作者『田代裕彦此中ニ有リ』
ISBN:4840230668 文庫 竹宮 ゆゆこ メディアワークス 2005/06 ¥641
おかしくて切ない、あなたのツボにくるラブコメディー
 中学三年の進路調査、第一志望は「故郷の星へ帰る」という不思議系、松澤小巻。
 投石して窓を粉砕しバレンタインチョコを誤爆する学年随一の美少女、相馬広香。
 いずれも変わり者の二人の女の子と、彼女たちを相手に空回りしながら奮闘する田村くんの、おかしくてちょっと切ないラブコメディー。
「電撃hp」で好評を博した『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』が書き下ろし番外編を加えて電撃文庫でいよいよ登場!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/index.php
何処の批評サイトを見てもこの作品に関しては似たような批評がされているので今更書くのもなんですが、とにかくストーリーはごく定番。でも主人公やヒロインの台詞回しやストーリーのノリ、その他、とにかく良く料理された良質のラブコメディと言う事です。
主人公の勢いやヒロインとの絡み方などは、私的には橋本紡さんの「半分の月がのぼる空」を思い出しました。
不思議系彼女と心を通わせたと思った途端に遠距離恋愛、その直後にツンドラ系(誤字にあらず)の呼ばれる彼女に惚れられて・・・と言う怒涛の展開や、学業優秀な兄とスポーツ万能の弟に挟まれた平凡な、しかしそれなりに素直に育った次男坊と言う主人公の設定が上手く織り込まれ、感情移入もしっかりと出来、次巻を待ち遠しくさせるまでの完成度。新人さんとしては素晴らしい作品だと思います。
ラブコメ好きには是非手に取って戴きたい一冊。
閑さんより

勇者ドクオ
http://www.timekiller.jp/archives/2005/06/13/235439.html
僧侶ドクオ
http://www.timekiller.jp/archives/2005/06/13/234900.html

懐かしさと切なさと。
ISBN:4829163070 文庫 新井 輝 富士見書房 2005/06/10 ¥588
1301の住人、綾が頭を打ったショックで記憶喪失になってしまう。そんな状態のまま健一は考える。いまの綾はそれこそ綾の望んだ姿なのか。母親を困らせることのないよい子――。美しい思い出が詰まった短編集。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200503000625
ROOM NO.1301の短篇集。と言う事で、特に蛍編にかなりの期待を寄せたのですが、どうもイマイチだったと言うか・・・。綾さんの記憶喪失の話等はあまりにもベタでしたし、期待の蛍編はもう少し波風が立つと思いきや意外と淡々と進みましたし。鈴璃編はさすがに刻也の日常含めて新鮮味があって良かったのですが全体的にドラマに欠けたなぁと言う印象です。
まあ蛍リベンジの気配も見えてきましたし本編に期待と言う事で!
煙いブログさんの『間違えて覚えていたこと』
http://blog.livedoor.jp/kemui/archives/25516459.html

を読む。
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/06/17(金) 13:02:19 ID:AhUhRXd20
「フリーマーケット」は「free market」だと思ってた。

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/06/17(金) 13:03:20 ID:qg3mPv4E0
>>204
ちょwwww違うの?

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/06/17(金) 13:05:05 ID:lff8p1/60
>>207
ヒント:蚤の市

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/06/17(金) 13:10:10 ID:qg3mPv4E0
フリー‐マーケット【flea market】
蚤(のみ)の市。がらくた市

マジで目から鱗wwwwwwwwwwwwwwww


マジデ!?
ISBN:4829163089 文庫 師走 トオル 富士見書房 2005/06/10 ¥567
叔父の殺害容疑で逮捕された男の弁護を引き受けた山鹿。しかし今回は容疑者本人が殺人を犯したと主張している! 崩せぬ証拠、隙のない理論、しして本人による自供。今度こそ山鹿の無敗記録は破られてしまうのか!?
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200503000624
最初からオチは読めますが相変わらずの山鹿のダーティな裁判ぶりが楽しくて、安定して面白い定番シリーズとしてすっかり確立したなと感慨深いものがあります。
このシリーズ基本的にハズれがないってのが良いですね。
ライトノベルとして致命的な萌え要素が全くないと言う欠点はありますが(笑)そんな事を気にしない私としてはいつでもお奨めのシリーズです。

6月23日の日記

2005年6月23日 日常
かーずSPさん経由で2ちゃんねる観測衛星さんから

お前ら。誉てやるから来い。
http://blog.livedoor.jp/kuroemon21/archives/25989924.html

こう言う丁寧な職人の居るネタスレ、最近あまり見なくなりましたね。
ISBN:4757514441 コミック 大高 忍 スクウェア・エニックス 2005/05/25 ¥530
暴力恐怖症の高校生『犬塚孝士(いぬづかこうし)』の元に地上最強のヨメ『九頭竜(くずりゅう)もも子』がやって来た! その拳は地を割り、その脚は天を駆ける!! 連載開始直後から各方面で話題を呼び大人気となった史上最強熱血ラブコメ第?巻!!
うーん、如何にもバカバカしいラブコメなのだけれど結構突き抜けていて面白い所はこの前のメイドガイ程ではないけれども買って良かったと思わせる作品。
最近だと『CYNTHIA THE MISSION 1』に匹敵する自己評価。
一旦ネタが一巡したこれからが勝負なんだろうなぁ。
でも応援してます。
ISBN:4088768191 コミック 鈴木 央 集英社 2005/06/17 ¥530
大きな波の様な奇岩が群れる『サウザンドタワー』に不時着してしまったホーク達。だがそこは男を犯すといわれる女戦士『アマゾネス』の住処だった。アマゾネスの不思議な歌声に誘われて、またしても囚われの身となってしまったホーク! 絶体絶命のホークの貞操(!?)を守る為、救出に向かうダリアだったが…。(Amazon)
昨年九月の一巻発売より9カ月ぶりの第二巻。21世紀以降のオーバーテクノロジー崩壊後の世界を舞台に出会った技術系ショタ少年とめっぽう強いお姉さんがサバイバルするファンタジー冒険漫画。
前半はアマゾネスの街に迷い込んだホークを助けに行くダリアの話。中々えろえろ。後半はダリアの正体に直結するいよいよ話の核に近づきつつある話。何にしてもこの凸凹コンビの珍道中は読んでいて微笑ましく、良い構成の漫画だなと思います。さすが鈴木央と言う所でしょうか。

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鴉

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