ISBN:4757514794 コミック 塩野 干支郎次 スクウェア・エニックス 2005/07/25 ￥530

黒い剣が唸る時、立ちはだかるものは全て粉砕される…！ 超絶なる剣技を持つ、少年ケインツェルの目的とは？ 七英雄に討たれたはずの“裏切りの槍”との戦い──。その果てに明かされる驚愕の真実。
増刊『ガンガンYG』掲載の黒翼剣軍編収録！ 壮大なるスケールで描く、ファンタジー巨編！
http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/comics/index.html

久しぶりに本屋で表紙買いしてしまったこの作品。やったよ、当たりだったよ。
よくあるファンタジー漫画なのですが中々展開が熱い。うらぎーりもののーなをーうーけてーと思わず歌ってしまいそうな感じ。中々面白いわー。
1巻とその前日譚である0巻との同時発刊も良かったと思います。
0巻から読み進めた方がすんなり入れました。
これからの本編の進み具合がキーですね。
期待してます〜。

作者さんblog
http://es01.cool.ne.jp/blog/

ISBN:4063375773 コミック 小池田 マヤ 講談社 2005/07/22 ￥560

大好きな漫画でした。かなり再読を重ねてええな〜と一緒にメルヘンしてました。
そのバーバーハーバーもついに完結。いろいろありましたがついにマスターと東子さんもゴールイン。ついでに弟の方もまとまって…。
最後のカクテルパーティのエピソードとか、研人の結婚報告とお父さんの一喝のエピソードとか、ジヨーさんのお店来訪で最後に少しいらつくマスターのエピソードとか、とにかく好きだ、この作品。
癒されるわ〜。
巻末には書き下ろしの後日談のエピソードも掲載。
とにかくマスター、東子さんおめでとう。
そして作者さん完結おつかれさまでした。
良い漫画を読ませていただいてどうもありがとうございました。

月曜日に再度病院へ。
どうやら通風の線はないらしい。ひざの具合もだいぶ良くなり、階段の上り下りに少し痛みが出る程度。良かったわ。
とにかく待つのが長くていろいろ小説やら漫画やらを読みつくしてしまいました。

色々新規レビュー追加。それと日記に書いていた魔術師ベルガラスもレビューを追加しました。
レビューしてませんが漫画でワイルダネス4巻、蒼天航路34巻、おおきく振りかぶって4巻を買っています。
おおきく振りかぶっての感想はReiさんの所とかでどうぞ。
http://diarynote.jp/d/59319/20050722.html

小説では
サマー／タイム／トラベラー (2) 新城カズマ
疾走！千マイル急行 (上) 小川一水
を新規購入。これはレビュー書きます。
電波的彼女の新刊のレビューはアマゾンで画像が出るようになってから。

ごーさんが日記で面白いといっていたすずめすずなりを買おうかな。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~go-as/main.htm

脈絡も無く張りたくなった木村屋安子さんラヴ
from ハルノウレイ
http://www.ops.dti.ne.jp/~nagare/

地元Barで。

ボウモア1990 12y（ダンカンテイラーウィスキーガロア）
↓
ブローラ1982-2003 20y（UDVレアモルト）
↓
ボウモア1969-2005 35y（ダンカンテイラーピアレスコレクション）

ガロアのボウモアは素直な90年代のボウモア。特筆すべき点は無いが普通に楽しめる。
レアモルトのブローラは海風のような塩気も感じられるが、よりモルティで甘さのあるボトル。残念なのは余韻が殆ど無い点で20年熟成とは言ってももう少しゆとりが欲しい。
最近話題になったピアレスの1969ボウモア。他の60年代のボウモアと比べると確かに南国フルーツの香りや味は残っているのだがよりスモーキーでクセがある。余韻も他のよりは少なめかな。
ブローラとピアレスのボウモアは値段のわりに少しがっかりな感じでした。残念。

朝日ソノラマ文庫　著／小川一水 イラスト／長澤　真 A6判
580円

贅を尽くした内装、磨き抜かれた漆黒簿のボディ。東に向かう国際寝台列車「千マイル急行」に乗り合わせた若者たちの心は躍る。だがしかし、その目的地は明らかではなく、豪華列車にはおよそ不似合いな車両が連結されていた・・・。
http://www.asahisonorama.co.jp/hp/whatsnew/7gatushinkanjyouhou.htm

dairynoteのAmazonへのリンクが文字化けする現象がおきているので自前で書き込み。
著者曰くジュヴナイル鉄道冒険小説。故郷の都市エイヴァリーが侵略に晒される中、目的を知らされぬまま乗り込んだ少年少女達は遥か東の都市国家に援軍を求めるために装甲列車に守られた豪華特急『千マイル急行』で、敵の追跡を避けながらひたすらに旅を続ける事になる。
立ち寄る都市国家はさまざまで、追っ手を避けながら次の路線と行く先を決め進んでいく特急列車と言う独特のギミックと共に話を盛り上げてくれます。相変わらずと言うかギミックに比べて主人公である少年少女達のキャラが弱い気もしますが瑕疵となる程でもなく。子供たちとエイヴァリーの運命は如何にとはらはらしながら下巻を待たせてくれます。いつ出るのか楽しみですね。

横浜の某Barに久しぶりに向かう。
運良く空いていた。
この店特有のドライなジンバックを一杯飲んだ後、スキャパ14yを頼む。残り少なかったのでサービスで戴いてしまう。スイートでスムースな常飲に向くバランスの良いOB。OBのスタンダードの癖に値段が高めなのが玉に瑕だ。
そしてハイランドパーク25年OB。最近ラベルが変わったがこれは旧ラベルの方。久しぶりに飲んだがこのボトルは本当に素晴らしい。シェリー薫る豊かな甘さとフルボディの味わい。そして長い余韻。良い酒だ。ハイランドパークの良さが全て詰まっている。美味い。
ラストにはダン・ビーガンのブローラ1981 23年。素直な本来のブローラの塩気の前にシェリー由来の上品な甘さが覆いかぶさりバランス良く纏まっている。そしてハイランドパークには適わないまでも長めの余韻。
先日のブローラやボウモアが満足行くものでは無かったために、今回は全てに満足。まったりできました。

見てきましたよ、亡国のイージス。
http://aegis.goo.ne.jp/index.html
やはり映画である以上、ストーリーはかなりコンパクトになっており、特にグソーの取り扱いは船内に持ち込まれたのが本物と言う事で原作ラストのどんでん返しは完全にカットされている。
また、宮津の息子の死の理由が書ききれて居ない為にどうしても事件の発端の動機が薄っぺらい事、ジョンファの出番が殆ど無いに等しく喋れない等の背景も説明されない為に何故物語に出てくるのかさえ良くわからない事、ラストをカットする為に変更されているので全体の事件自体が薄っぺらと言うかしょぼく感じられる事。等々、色々突っ込みはあります。

しかし、切る所は切り、描く所はしっかりと描いて全体としては納得行く出来だったと言うべきでしょう。あれ以上は難しかったのじゃないかな。映像自体は迫力もあり、人の死を結構リアルに表現していて出来は良かったと思います。
真田広之も勝地涼も好演でした。真田はもう少しロートルな雰囲気があっても良かったのですが、あの短い中で先任伍長の人間臭い台詞に何とか説得力を与えるまでに至ってましたし、勝地涼の未だ少年ぽさを残す、如月の演技はとても良かったと思います。

総じて十分に楽しめる映画でした。
原作を読んで無くても解る人ならなんとかストーリーを追えそうですしね。見に行って良かったです。