足の交代。

2001年6月30日
雨が降って暑さも一休み。
先週末から駅までの通勤に使っていた原付バイクのエンジンがかからなくなった。バッテリーなのかプラグなのか…。だがまだバッテリーをは取り替えてから時間がたってないのでプラグなのだろう。それ以外にも後ブレーキやメーターは壊れてるし、シートもボロボロって事で買い替えを決意。
従ってこの一週間は駅までバス通勤。おかげでいつもより30分早く起きなければならない。これがまた辛い。
そして耐えて今日、バイクを買いに近くのバイク屋へ。バイク屋の親父さんとおばさん相手に10分話して即決。もはや乗れればなんでも良いとゆー感じである。
月曜日の夜にお届けだそう。
やれやれ。これでようやく30分の睡眠時間がまた確保出来るよ…。
…と思って何か間違っているような気がしてならない鴉でした。
買って来ました。

・士郎正宗 『攻殻機動隊2』 ヤングマガジンKCDX

1991年10月の1巻発刊より10年(笑)。
まさか続きが出るとは思いませんでしたが(と言うか士郎正宗自体の新刊が出るとも思わなかった(爆))出ましたね…。
10年を経た新刊は全編の約6割近くがデジタルカラーで、電脳空間をこれでもかとばかりの密度で描写しています。作画が並みで無ければストーリーの密度と小難しさも並みではありません(笑)。
ストーリーをしっかり追おうとしたら相当の読み込みが必要かと(笑)。それでもやはり大したモノ!大満足の作品でした!

これと同時に

・佐藤大輔 『レッドサンブラッククロス2 迫撃の鉄十字』 中公新社C☆NOVELS

も購入。これは言わずと知れた徳間文庫からの移籍再発刊ですがおまけに書き下ろし短編が二編入っています。仮想戦記と呼ばれるジャンルの金字塔です。表紙は『比叡』かな?

そしてつい買ってしまったのが『三国志?』。
結局発売日に買ってしまいました。また猿のようにやり込んでしまうのに違いありません。あー時間が勿体無い。でもやめられない。麻薬みたなゲームですね(笑)

ちなみに今日NHKでは宮部みゆき原作の『本所深川ふしぎ草紙』を原作にした『茂七の事件簿ふしぎ草子』リンクが始まります。茂七が高橋英樹ってのは少し泥臭さが無くて…という感じですが見ごたえはありそう。注目してます。

それでは。


相変わらず暑いです。
昨日は本社に四月から営業研修に来ていた地方採用の新人君が地元に戻るのでその送別会。
二次会に雪崩れ込みへろへろになって帰宅。直ぐ寝ました(笑)

さて、本日読了は『夜のフロスト』。先日も書いた通りフロストシリーズでは三作目にあたります。
流感のせいで人数半減のデントン警察署に次々と飛び込んでくる事件。フロスト警部は休みなく新任部長刑事のギルモアと共に行き当たりばったりの勘と推理で右往左往します。
老いぼれで泥くさく大雑把で行き当たりばったり、シモネタジョークが大好きで身嗜みは最低。面倒くさがりで事務仕事が大嫌いでそれから逃れる為に外勤の仕事には熱心。くたびれているがまだ警察官として犯罪者への怒りは忘れていない我等がフロスト警部。
上に諂い下に厳しい典型的なエリート警察官僚で自らの体面しか考えていないマレット署長。
上昇思考のこれまたエリート新任部長刑事ギルモア。いつまで立っても交代要員が来ずに帰れないウェルズ巡査部長に、有能な巡査バートン、新米巡査コリアー、酔いどれ医師で検死に強力するモルトビーに神経質な検屍官ドライズデール。
それぞれのキャラがしっかり立っていて、なにやらER(深夜にNHKで放送されているアメリカの有名ドラマシリーズ)を見ているようです。
フロストが七転八倒しながらそれでも少しずつ犯人に近づいて行くのを思わず応援してしまいます。
結構読み応えがありました。

さて、昨日購入した漫画を

・矢上裕 『エルフを狩るモノたち?』 電撃コミックス
・大塚英志+衣谷遊 『リヴァイアサン?』 電撃コミックス

それと今日知ったのですが攻殻機動隊2が今日発売との事…。見かけなかったやん。明日探しに行かねば。

笹本祐一『ARIEL?』

2001年6月26日
枝豆にビールの季節到来。鴉です。

そろそろ屋内屋外の気温差に途惑ったりスーツの上着が着ていられなくなり、ほんとに夏を感じるこの頃。電車の中で移動時間に本を読むのが一時の幸せ…。…もしかして幸薄いですか?

ま、それは良いとして本日購入は

・笹本祐一 『ARIEL?』 朝日ソノラマ文庫
・福井晴敏 『Terlve Y.O.』 講談社文庫
・秋田みやび/グループSNE 『新ソードワールドRPGリプレイ集?』 富士見文庫

出ましたね、ARIEL最新刊。知る人ぞ知るSFギャグコメディ(最近はシリアスですが)も早17巻。初出は1986年ですからもう15年越しです。今回はあまり話が進まなかったですが、もうそろそろこのシリーズも終わりの気配がちらほら。なんとなく寂しくなってくる頃ですね。

三年越しと帯に銘打つソードワールドリプレイ集。なんとなく読んじゃうんですよね、これ(笑)。
自分のプレイの参考になーとか思うのですが参考にならない事は請け負います(笑)。絶対脚色してますしね。

Twelve Y.O.は第44回江戸川乱歩賞受賞作。この後の『亡国のイージス』は1999年のこのミステリーが凄いで3位。日本推理作家協会賞、大藪春彦賞、日本冒険小説協会大賞を受賞している。私が読んだのも『亡国のイージス』から。
どちらも軍事テロのサスペンスもの。『亡国のイージス』は2チャンネルの軍事板では考証が甘いと散々叩かれていたが読み物としては面白かった。
二匹目の泥鰌と行きたい。

それとここリンクで情報を仕入れてさっそく買って来たのが『ガンダムエース』安彦良和がファーストガンダムを描くと聞いたら買わずにはおれまい。
さすがに作画が圧倒的。郷愁がつきませんなぁ。うんうん。しかし、季刊では何時終わる事やら(笑)。

さて、プロジェクトXを見て寝ましょう。おやすみなさい。
くわぁぁぁ。暑い。
すでに夏バテ気味です。
都議選は自民圧勝だしF1はまたもやM・シューマッハが勝ちと、つまらない事この上なし。

さて、本日読了は浅田次郎の『プリズンホテル』
極道小説家の主人公がヤクザの大親分の叔父の始めた任侠団体専門のホテルを訪れ、そこで繰り広げられる人間模様と一騒動と言ったストーリー。
浅田次郎らしくコメディタッチでテンポの良いストーリーながらそこここにほろりとする泣かせ所があります。主人公の小説家は浅田次郎本人の経歴が重なっており、そのあたりもにやりとさせます。
四冊のシリーズものなので続刊を楽しみにしつつ読み始めるには丁度良い本だと思います。お薦め。

それではまた。

東京都議選。

2001年6月24日
まあ今日も一日寝てましたので…。

東京都議選の投票率は19時半で43%の事。さて、小泉効果は何処まで影響するのでしょう。少し楽しみではあります。

F1ヨーロッパグランプリは今日決勝。スターティンググリッドはシューマッハ兄弟がフロントロウ。ウィリアムズ躍進、マクラーレン低迷の図式は変わらず。やれやれ。

ま、どちらの結果も今夜遅くには判明する事ですし、ゆっくり待つ事にしましょうかね。

家でする携帯ゲーム

2001年6月23日
今週末も二日続けてチャットセッション。何をやってるんでしょうか。いや、だからセッションですよね。鴉です。

とゆーわけで昼間殆ど寝ているとゆーしょうもない週末を過ごしているわけです。
昨日、一昨日と会社の展示会で二日ぶっ続けでデモをしまくったので声が枯れているのに、カラオケ行きたいなぁなどと思っていても、私の地元の友人どもは何故か揃いも揃ってカラオケ嫌いなのです。とほほ。

んなわけでヒマつぶしにタクティクスオウガ外伝をせこせこと。
でも携帯ゲーム機のゲームを家でプレイするのって何か妙な感じですね…。何か間違っているような気がして落ち着きません。とかなんとか言っているうちにはっと気付けば3時間くらいすぎてましたけど(笑)。

さて、今日も夜からセッションなので少し寝ておきましょう。おやすみなさい。


今週は日が立つのが早かったような気がします。
表題通り、佐藤大輔と言う作家を知る一部のマニアの方が待って待って待ち望んだ新作がようやく出ました。
今回に関しては佐藤節と言われる鼻につくまでの軍事的ロマンチシズムに溢れた文章は少なく狭隘地での限定状況下の攻防。その駆け引きを骨の髄まで堪能できます。
いやー待ってて良かった。これからネットの関連HPをチェックしまくりますので本日は購入本の確認のみ。日課っぽいですな。

・京極夏彦 『ル=ガルー』 徳間書店
・浅田次郎 『プリズンホテル1夏』 集英社文庫
・安田均編、清松みゆき他 『ソードワールド短編集 許されし偽り』 富士見ファンタジア文庫

佐藤大輔に京極夏彦の新刊もけっとばされ気味(笑) 

むしむしむしむし。

2001年6月19日
何時の間にかカウンターが2000回ってました。
読んで戴いてる方はありがとう、読んでない方、読んで下さい(って読んでないがな)。

こんばんわ。鴉です。
梅雨本番です。暑いです。むしむしします。イライラしますね?ええ、そりゃもう。
オチはありません。
強いて言えば「一度でいいから見てみたい、女房がへそくり隠すとこ、歌丸です。」ってな感じで。

はい。本題。
昨日からの購入本は
・若竹七海 『船上にて』 講談社文庫
・藤原伊織 『雪が降る』 講談社文庫
・森護 『英国王室史話』 大修館書店

最後のだけ古本屋で購入です。

上の2冊は短編集。若竹七海さんは私が贔屓にしている作家さんの一人。北村薫さんに続いて日常の謎派と呼ばれた作家さんですね。
藤原伊織さんは乱歩賞と直木賞を『テロリストのパラソル』でダブル受賞した実力者。ただなかなか続編が出ない方でもあります。『雪が降る』は三冊目の文庫。さて、どうでしょうか。
英国王室史話は古本屋で安かったので購入。英国の歴代の国王のエピソードが詰っています。こう言うのってヒマつぶしに読むのに重宝するんですよね(笑)。

さて、プロジェクトXを見ましょう。

梅雨眠暁を・・・。

2001年6月17日
ってわけでセッション終了後ほぼ一日中寝てました。ダメ人間ですか?鴉です。こんばんわ。

こんなとこを見てるとほんと日本って言われたい放題なんだな、と思いました。
真偽はともかくね。
リンク
リンク

タイトルに困る。

2001年6月16日
二日連続チャットセッションが三週続くと言う、年の割にかなり結構無茶な事をしているような気がする鴉です。こんばんわ。

久々に某PBWのキャラプロフィール用のカラーイラスト(と言える程大したものではない)を描いたり、クレイジータクシー2でSクラスランキングを次々出せるくらい小慣れてみたり。
来週タクティクスオウガ外伝の発売日が楽しみだったり。そして夏のボーナスが出たり。

焼き肉食いに行きます(・・)v


追加:この秋注目の映画『陰陽師』公式HPが大幅リニューアルされています。リンク
特報もムービーで見られます。しかし、キャストが良いよね、ほんと。少なくとも某N○Kの某ドラマのキャストとは雲泥の差です。

地雷。

2001年6月15日
どかーんと踏んでしまったのが秋田禎信『閉鎖のシステム』…なんなんですねん。わけがわかりません。久しぶりに失敗したな、とゆー一作でした。

昨日あたりから興趣に乗って『王様のレストラン』と言うドラマを見直してます。
やっぱり良いねぇ…松本幸四郎。やっぱり良いねぇ…山口智子。このドラマのエンディングを歌っていたのが今をときめく平井堅だと今では何人が知っているのやら。ケイゾクと並び何度見ても飽きないドラマだなぁと一人悦に入っています(笑)。

今日の購入本。

・大暮維人 『魔人(DEVIL)?』 マガジンKCDX

陰陽師新刊です。

2001年6月14日
ようやくでました。

・岡野玲子/原作:夢枕獏 『陰陽師?』 JETS COMICS

ざっと一読。いつもながらネタが濃すぎます。一読しただけでは話の流れを追うのが精一杯。

ちりばめられたネタの幾つかでも知りたい人にオススメなのがここ。リンク

陰陽師のページもオススメですが紹介されている都都逸が秀逸です。

さて、再読再読。それでは。
ネットの伏魔殿2ちゃんねるリンク
ここで自分の会社のスレッドがあるのを初めて知った。就職板や転職板に名前がある。そして中を覗いてみると…。うーん、世の中知らなくても良い事って一杯あるよね。

こんばんわ。鴉です。
ちょっと引いてしまいました。

ええと、今日の読了は篠田真由美さんの『センティメンタル・ブルー』です。篠田さんのシリーズ物、建築探偵桜井京介シリーズのメインキャラの一人、蒼が主人公の番外編的短中編集。某女史からホモくさいと一刀両断された篠田作品。まあ確かに言えてるんですが(笑)、表題通りセンティメンタルな思い出を重ねて行く本作品はけっこうほろりとさせる良作と思います。青春アンソロジーって感じですね。

『死んだらどこに行くのかやっと答えが見つかった』『死んだら人の心のなかへに行く』

作中に引用されているこの言葉が本作のテーマになっているようです。読んで見れ。ホモくさいけど(笑)。

本日購入

・『めちゃイケ大百科辞典』 フジテレビ出版

もう古本屋にならんでました。パラ読みして行くと結構笑えます。

・R.D.ウィングフィールド 『夜のフロスト』 創元推理文庫

97年このミスの一位になったフロストシリーズの三作目。シモネタジョーク好きの天然警部フロストがまた活躍する・・・みたいですね。まだ読んでないし(笑)

以上!
客とのとらぶる続行中で現実逃避モードの鴉です。
こんばんわ。

昨日のF1カナダグランプリの決勝はかなり意外な結果。まさかラルフ・シューマッハが一位とは想像もしなかった。ま、クルサードがダメだったけどミカ・ハッキネンが3位、そしてイチオシのキミ・ライコネンが4位。そしてジャン・アレジがなんと久々の入賞で5位。それなりに満足行く結果だったかな、と。しかし、ウィリアムズもミシュランも面目躍如の一勝だったねぃ…。

さて、先日からの読了を。
まずは『月長石の魔犬』。第20回メフィスト賞作です。出来は平均点でしょうか。出てくるキャラが多いわりには少し類型的ではありますがしっかり特徴をもって書き分けられてます。(天然ボケの入った女性警視ってケイゾクを思わせました(笑))ま、謎の方は想像出来ちゃいましたね。伏線がかなりばればれなので。ま、それでもテンポが良いので最後までトントンと読んで行けます。メフィスト賞モノはさすがにハズレは少ないですね。

それと『紫骸城事件』なんか久々に上遠野浩平を見たって感じです(笑)。あ、ブギーポップシリーズ書いている人ですよ?。講談社ノベルスのミステリーは『殺竜事件』に続いて2作目。前作はオチがかなりイマイチでがっかりした覚えがあるのですが、今回はオチはともかくストーリー的にはテンポ良く読めました。場面を城の中に限定したので話があまり飛ばないで緊張感を持たせる事が出来たのと主人公が私好みだったのが幸いしたのでしょう(笑)。
期待していなかった割には面白かったのでお徳気分です。イラストも前作では違和感があったのですが今作ではフィットしているとゆー感じ。贔屓目でしょうか。

明日からは『センチメンタル・ブルー』に取りかかります。

それにしても『ヒカルの碁』って面白い所が解らないのに面白いですよね…。なんでだろう。(余談)
こんばんわ。お決まりですがコンフェデレーションズカップ、残念でしたねぇ。
ま、実力差と言っちゃえばそこまでですが、そこそこ見られる試合だったので良いですかね。

F1カナダグランプリはアンチシューマッハなのにシューマッハ兄弟フロントロウ独占でやる気なし。
クルサード君、ま、一矢報いてやってくれや。
しかし、それにしても早い、キミ・ライコネン!なんでプレスは新人ってとモントーヤの事ばっかりなんでしょうね?キミの方がずっと早いじゃん。ま、フェラーリエンジンの素性の良さもあるんだろうけど。

今NHKスペシャルで宇宙 未知への大紀行・第3集 火星へのはるかな旅」を見ています。火星に水はあったのか、ひいては生命体は居たのか。とゆーテーマは色々なSF小説でも語られてますがやはり魅力的な話題ではあります。それにしても探査機からの映像やCGの威力ってやっぱり凄いですよね…。こう言う科学番組こそ、この技術を生かして魅力的な番組を作って子供達の興味を喚起して欲しいものです。

明日は仕事ですね…休みは時間の流れが速いなぁ…。
夕方から凄い夕立でしたね。
サッカー、コンフェデレーションズカップ。準決勝も勝ったそうで…いや素直に驚きました。ちなみに私は中田はローマに帰った方が良い派です。もう義理は果たしたんじゃないって感じ。

本日読了は
・浅田次郎 『地下鉄(メトロ)に乗って』

成金で独善的で横暴な独裁者だった父。それに反発してそのくびきから逃れて漫然とした生活を送る小沼真次はつい出てしまったクラス会でかつての恩師と不思議な会話をし、そして忽然と過去の世界に紛れ込んでしまいます。そこで出会う父の過去の姿。
そして…。

内容的には普通の小説だと思うんですが、やはり読み始めると止まらない、このするっと入っていく感じが巨匠の味と言うモノでしょう。
泣ける程ではありませんがふと郷愁を感じさせるような佳作です。

本日購入
・上遠野浩平 『紫骸城事件』 講談社ノベルス
・秋月涼介 『月長石の魔犬』 講談社ノベルス
・篠田真由美 『センティメンタル・ブルー』
講談社ノベルス
・あずまきよひこ 『あずまんがリサイクル』 電撃コミックス

講談社の手先ではありません。いや…そうかも。

一言言いたい。

2001年6月3日


渡部篤郎はあのドラマには勿体無い!


昨日はチャットセッションまで時間がなくて日記を書けなかった鴉です。こんにちわ。

ぶっ壊れていたスキャナを必要にかられてダメ元でもう一度試して見たら上手く動きました。なんなんでしょう(笑)。でも良かった…。

31日購入のタイトル三冊を読了しております。
『島津奔る』はちょっと島津贔屓過ぎなんじゃない?と思う程島津義弘が格好良く書かれています。まあ確かに戦国後期には義弘の政軍両略に優る者無く、武略で言えば伊達正宗に真田昌幸、武勇で言えば立花宗茂、島左近くらいが次善で上げられるでしょうか(異論反論は多くありそうですが(笑))。
話が朝鮮出兵の終わりからで、それ以前の活躍についてはあまり述べていないのは焦点をかの有名な関ヶ原の退き口にあてているからです。
ま、戦国物の常である男の浪漫に浸れる小説でございますよ(笑)。

『パトローネ』はヴェネツィアかローマ風のオリジナル世界でヒロインの護民官(今で言えばFBIみたいなもんですね)ルフィと元大泥棒の護民官助手ワイリーが殺人事件に巻き込まれ方々ラブコメを繰り広げるとゆー小説。本の後の紹介に捕物帳とありますが、護民官ルフィは姓がヘイズォトでクルクス(十手(笑))の達人なのです(笑)。
ま、そんなパロディも入りつつストーリーはさくさく進みます。謎も上手く伏線を張りながら終盤までしっぱり引っ張っています。少し語り口が粗い気もしますが、きちんと読ませるだけの力量はあるでしょう。おすすめします。

明日は横浜へ遊びに行って来ますので多分更新は夜ですね。それでは。

むつかしかこつ。

2001年5月31日
お疲れさまでした。と自分を労う鴉です。
こんばんわ。

そゆわけで今日もシンプルに行きましょう。

モーニングにプラネテス(5月25日の日記を参照の事)の最新作が中折りカラーで掲載されました。不覚にもほろりと来ました。あのハチマキの涙ぐむ顔がね…描写力とはああいう事を言うのでしょうか。幸村誠…あなどれません。

読了は『クルスク大戦車戦』ですがこれはイマイチ。そろそろ買った本に読む時間が追いつかなくなっていますが、今日買った本は…。

・池宮彰一郎 『島津奔る(上・下)』 新潮文庫
・伊豆平成 『パトローネ〜仮面の少女〜』 角川スニーカー文庫

島津…男の浪漫です(笑)。ハードカバーの時欲しかったんですけど文庫になるの、早いですよね。
パトローネ…シリーズ二作目です。一作目がなかなか面白かったので購入。護民官と大泥棒のコンビが事件に巻き込まれると言うなんとなくありがちな設定ですがそこをありがちで終わらせない工夫が一作目にはありました。果たして今回は?

それとドリームキャストのソフト『クレイジータクシー2』も買いました。やる時間ないクセに…(笑)。でもお手軽に遊べて熱くなれるゲームですよ、うん(笑)。

それではまた明日。

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鴉

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